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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01

ホンダフリードハイブリッド&フリードスパイクハイブリッド試乗 売れ線に追加されたHVのデキは?

目玉はなんといってもハイブリッドの追加設定

モデューロ(ホンダアクセス)

モデューロ(ホンダアクセス)

【本記事は2011年12月にベストカーに掲載された記事となります。】今年の9月までの’11年累計販売台数=4万8788台、月平均で約5400台以上を販売している、ホンダのなかではフィットに次ぐ人気車であるフリードシリーズがマイナーチェンジを受けた。フリードの3列目シートが全車3席から2席へ変更され、ひとりあたりの占有スペースが拡大。併せて5人乗りも廃止され、6人乗りと7人乗りのスッキリとしたラインアップになったほか、フリードスパイクも共通で全席3点式ELRシートベルトの標準装備、VSA(車両挙動安定化制御システム)&ヒルスタートアシストの全車標準装備といったところが主な改良点として挙げられるが、今回のマイチェンの一番の目玉は、やはりなんといってもハイブリッドの追加設定。

悪化しがちな居住性やユーティリティもほぼガソリン車と変わりなし

重量増に対応するため新たに開発されたHV専用エンジン。低速域での力強さが重視されている

重量増に対応するため新たに開発されたHV専用エンジン。低速域での力強さが重視されている

88ps/13.5kgmを発生する専用開発1.5Lエンジンに、14ps/8.0kgmというパワーのモーターの組み合わせは、ガソリン車比較で+5kg/L以上の21.6km/L(JC08モード)の好燃費を記録するというから、注目しないわけにはいかない。しかも通常はバッテリーの追加で悪化しがちな居住性やユーティリティもほぼガソリン車と変わりなしというから凄い。そんなフリードHV/フリードスパイクHVの走りを石川真禧照氏が細かくチェックしたゾ!

経済性に優れるツールとして使い倒したい

経済性に優れるツールとして使い倒したいフリード/フリードスパイクにハイブリッドが加わった。ハイブリッドのパワーユニットは、88ps/13.5kgmを発生する1.5LのSOHCエンジンと、14ps/8kgmのモーターの組み合わせ。このエンジンはインサイトの1.3Lモデルと同じ出力に、2.4kgm大きいトルクというスペック。多人数が乗ることを考え、ホンダがいかに低速を重視しているかがわかる。エコモードで走り出したが、出足はかなりマイルド。次にノーマルモードでも試したが、あまり印象は変わらなかった。0~100km/h加速は12~13秒台といった感じで、インサイトの1.3Lやフィットハイブリッドと比べても速くはない。やはりインサイト1.3L比で、+100kgの重量増による影響はあるようだ。いっぽうの乗り心地だが、バネ上の重量増の影響だろう。車速を高めていくと路面のウネリでの上下動が大きくなる。また、コーナーでもユラリという感じのロールを許し、もう少し踏ん張ってもいいかなと思わされた。

経済的なツールを求めている人には最高のクルマ

無限(M-TEC)

無限(M-TEC)

販売は好調で、発売後2週間で2万台以上の受注があり、早くも月間販売目標台数の2倍を達成。そしてその受注の63%がハイブリッドだという。5ナンバーミニバン初のハイブリッドであることと広い室内、そして214万9000円からという価格が人気の秘密だろう。確かに走りよりも経済的なツールを求めている人には最高のクルマといえる。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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