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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01

スタイリングの斬新さに加えほとばしるパワーが魅力のシトロエンDS4

独創性と革新を感じさせるモデル

エクステリアは2ドアクーぺのようだがしっかりと4ドアで使い勝手は良好

エクステリアは2ドアクーぺのようだがしっかりと4ドアで使い勝手は良好

【本記事は2011年10月にベストカーに掲載された記事となります。】今シトロエンが熱い。ブランドのスローガンである『クリエイティブ テクノロジー』を推進すべくCライン(C3、C4、C5)とDSライン(DS3と今回のDS4)を次々に日本に導入している。このうちDSラインは1955年誕生のシトロエンDSのイメージを継承し、昨年日本デビューしたDS3もそうであったように独創性と革新を感じさせるモデルに仕上がっている。DS4のベースは当然C4だが、クーぺとSUVを融合したような躍動感溢れるスタイルは「かっこいい!!」のひと言。4ドアながらリアドアのハンドルをリアサイドライン内にデザインすることで2ドアクーぺのようなデザインを演出しているところなど、さすがではないか。

魅力的なインテリア

コックピットは品があってスポーティというフランス車の伝統を受け継ぐ

コックピットは品があってスポーティというフランス車の伝統を受け継ぐ

インテリアも魅力だ。スポーティでハイセンスなデザインに加え、ソフトタッチの「スラッシュ スキン」を採用したダッシュボード、バケットシートの標準装備など、実にプレミアム。コックピットに座ってみれば高めのアイポイントとフロントライトの位置がつかみやすく、街中のドライブもストレスを感じさせない。

走りはとにかく刺激的

DSシリーズ共通のハッとするようなリアデザイン。思ったほど居住性は悪くない

DSシリーズ共通のハッとするようなリアデザイン。思ったほど居住性は悪くない

リアシート、ラゲッジもたっぷりと広く実用車としても優れたDS4だが、走りはとにかく刺激的。確かに見かけはSUV的だが、そんな印象とは裏腹にスポーティで思わずにんまりしてしまう。ワイドトレッドと持ち前のしなやかなサスペンションで高いトレース能力と懐の深いハンドリングを見せる。乗り心地も17インチ、18インチ仕様ともにシトロエンの名に恥じない上質なものだった。

シックで充分スポーティさを感じる

今回の日本導入モデルは156psを発生する1.6Lターボ+パドルシフト付き6速EGSの「シック」、同じく1.6Lターボながら200psのハイパワーエンジン+6速MTの「スポーツシック」の2タイプがある。普段使いならシックで充分スポーティさを感じることができるがスポーツシックの加速感を味わうと「やっぱりこっちがいい」と思ってしまう。価格はシックが309万円、スポーツシックが345万円となっている。今年のWRCチャンピオン確実のWRCマシンのベースモデルとなるDS3、そしてこのDS4に加え、来年にはDS5もデビュー予定だ。シトロエンのDSライン、ちょっと気になる存在だ。(竹平素信)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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