中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02
ポロ新グレード追加 1.2Lターボを試す!
優れた燃費性能とお手頃価格

3995×1685×1475mmという5ナンバーサイズのボディは取り回しがよく、運転が楽だ。もちろん乗り心地にも優れる
【本記事は2010年7月にベストカーに掲載された記事となります。】すでに3月25日にVWゴルフに1.2Lターボ搭載車、ゴルフTSIトレンドラインが発売されているが、これに続いて、5月24日にポロにも1.2Lが追加されることが発表された(発売は6月4日より)。 5代目となる現行のポロは、まず、1.4Lエンジン搭載車がデビュー。シンプルながらスタイリッシュなエクステリアと、ジャストサイズなパッケージング、優れた燃費性能、そして203万円というお手頃価格により好評で、半年で約6000台を販売した。
新1.2L TSIエンジンの採用

1.2Lターボエンジン ガソリンエンジンのスペシャリスト、Dr.ミッデンドルフがチーフになって開発した1.2Lの直列4気筒直噴ターボエンジンは、極限までフリクションを低減し、20.0km/Lという優れた燃費性能を実現
そして、この新1.2L TSIエンジンの採用により、TSIコンフォートライン(213万円)とTSIハイライン(242万円)の2グレードになる。1.2L TSIエンジンは、105psと従来の1.4Lより20ps向上、トルクも17.8kgmで4.3kgmの向上となる。シンプルな4気筒で、各気筒2バルブのSOHCを採用している。パーツ点数を減らすことで、フリクションを最小限に抑え、シンプルで軽量なエンジンに仕上げられているのだ。直噴によるこまやかな燃料管理と電子制御のウェストゲートの採用により、低速からレスポンスよくトルクを発生し、優れた燃費性能も発揮する。これにより、1.8Lクラスに相当する、17.8kgmというトルクを、わずか1550回転より発生するため、0~100km/h加速も9.7秒。1.4Lの11.9秒を上まわる速さをみせる。
全車エコカー減税対象車

TSIハイラインは、革巻きステアリングと、適度なフィット感のあるスポーツシート採用
1.2L TSI+7速DSGの組み合わせにより、10・15モード燃費は、20.0km/Lで、平成22年燃費基準の+25%を達成している。さらに4つ★の取得とあわせて、全車エコカー減税の75%減税と購入補助金の対象車となった。TSIハイラインなら、12万8600円の減税と、10万円あるいは25万円(13年超車廃車時)の補助金がもらえるのだ。
スポーツ走行から燃費走行まで可能

箱根の山坂道でこの1.2Lターボの試乗を行なったが、1.8L級というパワーに偽りはなかった。低速から大きなトルクを発生するため、発進がとてもスムーズで、上り坂でもぐんぐん加速する。また7速DSGもレスポンスよく作動するため、アクセル開度に合わせて、シフトアップダウンを繰り返し、スポーツ走行から燃費走行まで、きめ細かにこなすことが可能だ。(編集部)