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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.03

クラウンマジェスタはトヨタブランドのフラッグシップなのか!?

マジェスタはトヨタブランドのフラッグシップなのか!?

本杢をふんだんに使ったインテリア

本杢をふんだんに使ったインテリア

【本記事は2009年6月にベストカーに掲載された記事となります。】セルシオなきあとのトヨタブランドのフラッグシップ(センチュリーは別格)としての期待を一身に集めるマジェスタ。3月26日にモデルチェンジした5代目は、基本的にはセルシオの後継というよりも、やっぱりクラウンの上級車、という位置づけ。セルシオの路線とは一線を画する雰囲気だ。エンジンは4.6LのV8でレクサスLSと同じだが347ps、46.9kgmに抑えられているが動力性能に不満はない。ATは8速で超スムーズ。価格は610万~790万円。

渡辺陽一郎の採点チェック

先代型はセルシオに対する遠慮があったが、新型はトヨタブランドの最高級セダン。ホイールベースを75mm拡大し、ロイヤルサルーンと比べて走行安定性/乗り心地/後席の居住性がすべて勝る。車名はトヨタ店の意向もあってクラウンを名乗るが、実質的にはセルシオの復活だ。本杢目パネルやファイングラフィックメーターの質感、若干腰の落ち込みを意識させる後席の形状に不満を残すが、上質なセダンに仕上げた。クラウンが日本向けのクルマであることを実感する。海外に目を向けたレクサスより説得力は強い。

国沢光宏の採点チェック

セルシオに代わるトヨタのフラッグシップとして大いに期待されたが、ミドルクラスのアメリカ車のようなデザインにガックリ。イキオイのあるラジエターグリルなんか付けたりして存在感を出してほしかったところ。いっそロールスロイスやディムラー・リムジンのようなイギリス製高級車的方向にすればよかった。もったいないことに、走りの質感は最後のセルシオを相手にしないほどすばらしい! トヨタ車としちゃ珍しくどんな路面条件でも乗り心地いいのだ。ハンドリングだってベンツやBMWに勝るとも劣らず。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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