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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.03
フィアットアルバルト500 伝説のリトルギャング復活!
復活アバルトの第2弾

259万円(5MTのみ)
【本記事は2009年5月にベストカーに掲載された記事となります。】アバルトグランデプントに続く復活アバルトの第2弾、フィアットアバルト500が4月18日より日本で発売開始。エンジンは直4、1.4L DOHCターボで135ps/18.4kgm。FF、5速MTで価格は295万円のワングレードだ。
ボディサイズ

ボディサイズは全長3655×全幅1625×全高1515mmで、ホイールベースは2300mm。ダッシュボード上に「スポーツスイッチ」を設置し、これをオンにするとオーバーブースト機能が働き、最大トルクが21.0kgmにアップするシステムを装備している。では、すでに試乗経験のある小沢コージ氏によるレポートをお届けします!
乗ってどうだ!?

タイトコーナーで内輪が空転した時、そこにブレーキをかけて外輪にトルクを伝えるTTC(トルクトランスファーコントロール)はLSD と同等の効果を発揮
【乗ってどうだ!?】言い方は悪いけどベースはたいしたことないのに化粧やトーク、物腰でやたら色っぽく、そそる女性っていますね? ちょうどあれですわ500アバルト。ベースはご存じ新型フィアット500。もっというと現行フィアットパンダなんでめちゃくちゃボディ剛性高いとか、コーナリング限界が高いとかありません。でも、それでいいわけですよ俺たちは。別にレースするわけじゃないし。
カラーリング最高!

専用スポーツシートはレッドとブラックを用意。全部で7つのエアバッグなど装備は充実
最高なのがまずはカラーリング! ハッキリいってそれだけで一部クルマ好きは参っちゃうわけで、ちょうど女子高生がセーラー服着ただけで一部男が参っちゃう状況にも似てます。とにかくあの白地に赤、あるいはグレーに赤のストライプの鮮烈さは凄い! たかがカラーリング、されどカラーリング。これぞまさしくイタリアンマジック。
インパネ

5速MT専用で、日本仕様は右ハンドルとなる
乗り込んでも最高で白い鮮やかなインパネと座り心地のよさそうなセミバケットタイプの本革シートが飛び込んできて、座るとこれまたタッチのよろしい本革巻き小径ステアリングと本革シフトノブが手元にあって非常にヤル気をそそられる。ホンダのタイプR系も基本同様の効果を狙ってるんだろうけど、コッチのほうが一枚上手ですわ。
エンジン

1.4Lターボは135psを発生。スポーツスイッチをオンにすると、最大トルクが向上するとともにステアリングのパワーアシスト量を減らし、ダイレクト感を増す
走りだすとこれまた上手なんだなぁ。1.4L、直4にシングルターボを付けただけだからたった135ps。最大トルクも標準状態で18.3kgmで、スポーツモードで瞬間的に21.0kgm。これまたタイプRのほうがよっぽど凄いんだけど、軽快な味つけのハンドリングと音で、こっちのほうが「熱く激しく運転してる!」気分大。つくづく味つけ上手なのよね、イタリア人って。(小沢コージ)