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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.03

新型ゴルフVIどこが進化した?

6代目ゴルフの日本デビューが4月9日に決定

【本記事は2009年4月にベストカーに掲載された記事となります。】6代目ゴルフの日本デビューが4月9日に決まった。日本仕様の情報をキャッチしたのでひと足早くお伝えしよう。まずグレードと価格だが、標準グレードとなるTSIコンフォートラインが275万円、豪華仕様のTSIハイラインが312万円。さて、ゴルフVIは現行ゴルフVのプラットフォームをベースとし、パワートレーンも基本的にキャリーオーバー。いったいどこがどう進化しているのか?

エクステリアデザイン

エクステリアデザインは、GT TSIやGTIなどに採用されてきたグリルとバンパー開口部が一体化した逆台形型のワッペングリルをやめ、シンプルな水平基調のフロントマスクが最大の特徴。サイドのキャラクターラインは明確なショルダーラインが与えられ、リアランプはトゥアレグやシロッコ風の幅広タイプに変更されている。

ボディサイズ

ボディサイズは全長4199×全幅1779×全高1479mm。現行ゴルフに比べ、全長が5mm長く、全幅は20mmワイドでほぼ同じ。全幅が20mmワイドなのはドアノブの張り出しが大きくなったため。リアコンビランプは現行に比べ幅広くなったのがポイント

ボディサイズは全長4199×全幅1779×全高1479mm。現行ゴルフに比べ、全長が5mm長く、全幅は20mmワイドでほぼ同じ。全幅が20mmワイドなのはドアノブの張り出しが大きくなったため。リアコンビランプは現行に比べ幅広くなったのがポイント

ボディサイズはこれまで代を重ねるごとに大きく成長してきたが、今度のゴルフVIはほぼゴルフVと同じ。全長は4199mm、全幅は1779mm、全高は1479mmでホイールベースは2578mm。ゴルフVと比べ、全長は5mm短く、全幅は20mmワイドだが、全高とホイールベースはまったく変わっていない。全幅の20mm拡大はドアノブの張り出しが大きくなったから。

エンジン

2車種ともに7速DSGを採用。パドルシフトはハイラインのみの設定

2車種ともに7速DSGを採用。パドルシフトはハイラインのみの設定

エンジンは、TSIコンフォートラインが122ps/20.4kgmの1.4L直4TSIのシングルターボ、TSIハイラインが160ps/24.5kgmの1.4L直4ターボ+スーパーチャージャーで、現行ゴルフVからのキャリーオーバー。トランスミッションは現行ゴルフ(一部)に使われているツインクラッチ式2ペダルMTの乾式7速DSGでパドルシフトも装備。

静粛性の向上、よりしなやかになった足回り

走りにおいて、最も大きく進化したポイントといえば、静粛性の向上、よりしなやかになった足回り。静粛性の向上は大きなポイントで、各フェンダーやバルクヘッドなど各所に新開発の遮音材を入念に仕込み、またクラス初となる特殊なノイズ減衰防音フィルムを挟みこんだフロントウィンドウ、現行に比べ10%厚みを増したサイドウィンドウを採用。またタービンや吸気系、エアコンなど徹底的にノイズが軽減されている。フロントがストラット、リアがマルチリンクのサスペンションも基本的にゴルフVからの流用。残念ながらエンジンやトランスミッション、電動パワステ、ブレーキ、ESPを始め、ボディやホイールのセンサーからのデータを統合制御して瞬時にダンパーの減衰力を最適化させるアクティブシャシーコントロールは設定されないが、電動パワステの操舵フィールがよりナチュラルになり、上質感が増した。

室内のクォリティは?

ダッシュボード上面がフラットになり視認性が向上、質感も大幅アップ。コンフォートラインとハイラインの主な装備の違いだが、コンフォートラインがファブリックシート、15インチアルミが標準で、ハイラインがアルカンターラシート、16インチアルミ、パドルシフト、クルーズコントロールが標準装備。ナビ(リアカメラ付き)はコンフォートラインが33万6000円、ハイラインは29万4000円、本革シートは27万3000円、サンルーフは12万6000円

ダッシュボード上面がフラットになり視認性が向上、質感も大幅アップ。コンフォートラインとハイラインの主な装備の違いだが、コンフォートラインがファブリックシート、15インチアルミが標準で、ハイラインがアルカンターラシート、16インチアルミ、パドルシフト、クルーズコントロールが標準装備。ナビ(リアカメラ付き)はコンフォートラインが33万6000円、ハイラインは29万4000円、本革シートは27万3000円、サンルーフは12万6000円

室内のクォリティはどのくらい進化したのか? T字型のコクピットは基本造形に変わりはないが、ダッシュボードは上面がフラットになり視認性が向上、操作スイッチ類もほぼ全面的に見直された。メーターパネルもゴルフIV以来続いていたブルーの透過照明は白色化。ダッシュボードやトリムに使われているソフト樹脂は見た目も手触りも心地よく、全体の質感は1クラス上に進化した。現行ゴルフは254万3000円(TSIトレンドライン)からで装備が違うため価格は単純に比較できないが今度のゴルフは275万円と高くなったのはたしかだ。

ニューポロは年末に日本上陸

エクステリアは新型ゴルフにうりふたつ。水平基調のフロントグリルやシャープなキャラクターラインが特徴

エクステリアは新型ゴルフにうりふたつ。水平基調のフロントグリルやシャープなキャラクターラインが特徴

ゴルフVIに続いてポロも5代目とフルモデルチェンジ。3月のジュネーブショーで世界初公開され、7月から欧州で発売開始、日本発売は年末の予定。

基本性能の向上、大幅な燃費性向上

ボディサイズは全長3952×全幅1682×全高1454mmで5ナンバーサイズ。現行ポロに比べ全長が36mm長く、全幅が32mm広く、全高が13mm低い

ボディサイズは全長3952×全幅1682×全高1454mmで5ナンバーサイズ。現行ポロに比べ全長が36mm長く、全幅が32mm広く、全高が13mm低い

新型ポロは現行から走行性能や安全性能などの基本性能を大幅に向上させながら、車重を7.5%も軽量化し、大幅な燃費性能向上とCO2排出量削減も達成。エクステリアは新型ゴルフに似たVWの新しいデザインを採用。ボディサイズは現行ポロと比べ全長が36mm長く、全幅が32mmワイド、全高が13mm低い全長3952×全幅1682×全高1454mm。

新型ゴルフよりいいかも?

コクピットの質感は大幅に向上。ステアリング形状や各種スイッチ類のデザインが変更を受けた

コクピットの質感は大幅に向上。ステアリング形状や各種スイッチ類のデザインが変更を受けた

エンジンはガソリンが60psと70psの1.2L直3、85psの1.4L直4、そして新開発の105psの1.2L直4ターボ。トランスミッションは、90psの1.2L直4と1.4L直4に7速DSGを用意。インテリアは前後シートやステアリングが新デザインとなり、大幅に質感が向上している。新型ゴルフよりこっちがいいかも?

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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