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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
14年ぶりのフルモデルチェンジその走りは進化しているか? ルノートゥインゴ
にじみ出ているトゥインゴらしさ

1.2 16VエンジンにはMTベースのマニュアルモード付きシーケンシャル5速MTを採用。メーター類のデザインがオシャレだ
【本記事は2008年11月にベストカーに掲載された記事となります。】丸っこいユニークなスタイルとファニーフェイスがウケ、全世界で240万台が販売された初代トゥインゴから14年、2代目となったトゥインゴ。「デザインがちょっと普通になったなあ」と思いつつ、いざ新型トゥインゴに試乗してみると、トゥインゴらしさがにじみ出ていた。
トゥインゴの魅力のひとつは居住空間の広さ

室内は予想以上に開放感いっぱい。運転席に乗り込むと実感するはずだ。リアシートは175cm以上の人が乗っても膝スペースは余裕がある。リアシートは4人乗りでシートは左右独立式。5段階のリクライニング機構がつき220mmロングスライドする。居住空間の広さがこのトゥインゴの魅力のひとつ
実際に見るとフツウだけど、ヘッドライトは女の子のつぶらな瞳のようでカワイイ。(ちょっと言い過ぎ?)。室内に乗り込むと、センターにはデジタル式のスピーメーター、ステアリング前方にはアナログ式のタコメーター。色使いに洒落気はないが、デザインはフランス車らしい。新型トゥインゴのウリのひとつはリアシートの居住性。4人乗りで左右独立式となるシートは、別々に10mm刻みで220mmロングスライドできるし、バックレストも25度から35度の角度で5段階の調整が可能だ。リアシートを一番後ろに下げればかなりゆったりとして乗れる。
ソフトで快適な乗り心地

主要諸元
試乗したのは75psの1.2L直4DOHC16バルブエンジンでこれにMTベースのシーケンシャルトランスミッション、クイックシフト5を組み合せる。いざ走り出してみるとシフトショックが意外に少ない。このテの2ペダルMTは1速、2速の切り替えでギクシャクするものだけれど、ほとんど気にならないレベル。乗り心地は柔らかいシートのせいもあってかソフトで快適だった。価格は1.2(75ps)が198万円、100psの2L直4ターボエンジンを搭載したGTが240万円。