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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06
第二世代へ進化したルノー メガーヌの激ハッチをサーキットで試す!
新型メガーヌ日本上陸

ヘッドランプ、リアランプとグリルを新形状とし、インテリアも内装の色使いと素材を明るいものへと変更。また2LモデルのATは高速域でのクルージング重視するギア比に変更されている
【本記事は2006年11月にベストカーに掲載された記事となります。】昨年、ヨーロッパで60万台以上を販売した実績を誇るメガーヌシリーズのマイナーチェンジ、日本に上陸! このメガーヌシリーズ最強のホットモデル、新型メガーヌルノースポールを富士スピードウェイで試乗した。
ダイナミックな新デザイン

エクステリアは新形状のフロント/リアライト、V字型グリル、ラジエターグリル、18インチのアロイホイールとなった。
新型メガーヌルノースポールの主なマイナーチェンジポイントは外観ではフロントおよびリアライトとV字型グリル、ラジエターグリルがよりダイナミックな新デザインに変更されている。最大のトピックは’05年にサーキット走行用に特別にチューニングした“シャシースポール”をもつメガーヌトロフィと同じシャシーを採用した点。このシャシースポールはスプリングレートをフロントが25%、リアが77%、ダンピングレートをフロントが27%、リアが87%アップし足回りを強化。またESPがすべての速度域で解除が可能となり、1本あたり1.8kg軽量化した18インチアロイホイール、ブレンボ製ドリルド製ディスクローターなどサーキット走行重視のシャシーになっている。
情熱伝わる1台

さっそく試乗開始。サーキットでは、チューニングされたスポーツカーらしいキビキビとしたフットワークとコーナリングを披露。224psを発揮する2L直4ターボエンジンに変更はないが、低回転域からスムーズに加速。高回転域の伸びもあり常時NAに近いシャープなアクセルレスポンスを得ることができる。1400kgのボディ(5ドア)を緊張するはずの高速コーナーでもノーズの向きを安易にコントロールできるので安心感があった。また、横滑り防止装置(ESP)を常時解除できるので、ドライバーがクルマの動きを100%コントロールできる楽しさもいい。ルノーF1チームの情熱が伝わってくる1台だった。
限定車も用意

F1チームリミテッドエディション 専用サス、専用ブラック&ブルーのファブリックシート、ルノーF1チームのシリアルナンバープレートやステッカー、18インチのブラックホイールを装備したF1チームリミテッドエディション。379万円で30台限定
価格は5ドアが379万円、3ドア(受注生産)が369万円。またリアサスペンションストロークを12mm増やし、コーナリングでアクセルを戻した時にリアのスライドをコントロールしやすくし、アンダーステアを抑えた専用チューニングサスペンション、シリアルナンバープレートなどがついたF1チームリミテッドエディションを30台限定(379万円)で用意。