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更新日:2019.06.12 / 掲載日:2017.11.28
マツダロードスターの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
マツダのロードスターは1989年に発売以来、コンパクトで操作性に優れるスタイリッシュなボディデザイン、全域にわたり気持ちの良い爽快な走行フィールなど、人馬一体の楽しさを追求したオープン2シーターライトウエイトスポーツカーとして、国内外で高い人気を誇るモデルです。
ここでは2005年発売の3代目から現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
3代目 ロードスター NC系(2005年~2015年)

グーネット編集チーム
3代目 ロードスターは、マツダのロードスターに対する爽快な走りを象徴する「人馬一体」の開発コンセプトを基に、2.0L直列エンジンを搭載して2005年8月に発売されました。
安全性を高めるために、わずかに1700mmを超える3ナンバーサイズの全幅となったものの、全長4000mmに満たないライトウエイトスポーツカーの美点は引き継がれ、発売から1ヶ月で月間販売目標台数360台の5倍を超える約1,900台を受注するなど、高い人気を誇ったモデルです。
【エクステリア】
3代目では、スッキリとしたフロントグリルを持ち、やや平面的でシンプルな造形ながら、前後フェンダーの力強い張り出しにより、安定感のあるどっしりとしたモダンで個性的なエクステリアデザインが採用されました。
また、大幅なトランクスペースの拡大により利便性が大幅に向上しました。
【インテリア】
素材感や質感にこだわり、シンプルながら機能美を取り込んだスポーツカーらしい、心地よいタイトさを演出した入念に作り込まれたインテリアが特徴です。
積極的にオープンエアドライブを満喫するために、オープン時の風の流れをコントロールし、風の巻き込みを大幅に減少させるメッシュ状のエアロボードが装着されました。
人間工学に基づいた理想的なドライビングポジションを提供し、操作感の良い疲労感の少ない快適なキャビンを実現しています。
また、ややタイトな2シーターモデルでありながら、利便性を考慮し10の収納スペースを用意しています。
【パワートレイン・足回り・シャシー】
ボディ幅がわずかに大きくなり、ボディ剛性・安全性の向上をはかったにも関わらず、徹底した軽量化とボディの前後重量配分を理想的な50:50にするなど、コントローラブルで質の高いスポーティドライブを提供しています。
新開発のパワフルでトップエンドまでキレの良い2.0L直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、ロードホールディング性能に優れたしなやかな足回りと相まって、安心感の高い走行性能を実現しています。
エンジンはエキゾースト音にもこだわり、心地よいサウンドが運転する歓びを高めてくれるでしょう。
【安全・安心・快適性能】
新開発のSRSサイドエアバッグ(頭部保護機能付)、高い剛性を持つ全方向衝撃吸収ボディ「MAGMA」、の採用など、オープンカーでありながら、優れた安全性能を備えています。
また、オープンカーで心配な車両の盗難を防止する最新のイモビライザーシステムを全車に標準装備しています。
ほかにも、音場を最適にチューニングし、オープン時でも上質な臨場感あふれる音楽を奏でるBOSEサウンドシステムが設定されています。
ロードスター(ROADSTER)VS(2006年12月モデル)
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル
乗車定員:2名
駆動方式:FR
ボディサイズ:3995×1720×1245mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:875×1415×1045mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/50R16 87V(後)205/50R16 87V
エンジンタイプ:LF-VE型 2.0L 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:170ps(125kW)/6700rpm
最大トルク:19.3kg・m(189N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.0km/リットル
車両重量:1090kg
価格:2,500,000円
自動車税:年間39,500円 ※
VSは、スタイリッシュでクラシカルな雰囲気が漂うサドルタンインテリアをはじめ、ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)、フルオートエアコン、クロス内装のタンカラーのソフトトップ、本革巻ステアリングホイール(オーディオリモートコントロール付)、本革巻パーキングブレーキレバー&シフトノブなど、豪華で快適な装備を持つ上位モデルとして人気の高いグレードです。
とりわけスポーツカーらしく、ダイレクトな操作感とパワーバンドに乗せたスポーティドライブに定評のある6MT仕様の比率がやや高い傾向があります。
ボディカラーは人気のギャラクシーグレーマイカを含め、全8色が設定されています。
※自動車税は2017年8月時点で参照したものとなります。
参考:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/ROADSTER/10044567/index.htmlhttp://www.mlit.go.jp/jidosha/topbar/zei/jizei/jizei.htm
■主な装備
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機能付)
・ガラス製リヤウインドウ付Z型ソフトトップ(タン/クロス)
・内装色:サドルタン
・本革巻ステアリングホイール(オーディオリモートコントロール付)
・本革巻パーキングブレーキレバー&シフトノブ
・リヤストレージボックス(リッド付)
・センタートンネルメッシュポケット
・シートバックバーガーニッシュ(アルミ製)
・ドアアシストグリップキャップ(アルミ調)
・スピーカーベゼル(アルミ調)
・シートヒーター付本革製バケットシート(サドルタン)
・フルオートエアコン
・AM/FMラジオ+CDプレーヤー+4スピーカー
・主なオプション
フロントエアダムスカート、サイドエアダムスカート、18 インチアルミホイール(18×7JJ)、フォグランプ(ブルーorクリア) 、フォグランプベゼル(シルバーorブラック)、サイドマーカーリング(アルミ調)、アウターハンドルカバー(アルミ調)、SRSサイドエアバッグシステム、BOSEサウンドシステム(AUDIOPILOT+Centerpointサラウンド+6連奏CDチェンジャー+7スピーカー)、フューエルリッド(アルミ調)ルームミラーカバー、アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム、フロアマットなど。
・カラーバリエーション
ブリリアントブラック、マーブルホワイト、ハイランドグリーンマイカ、カッパーレッドマイカ、ギャラクシーグレーマイカ、サンライトシルバーメタリック、トゥルーレッド、ストーミーブルーマイカ。
マツダ ロードスター NC系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-MAZDA/car-ROADSTER/model-2-10251020/index.html
4代目 ロードスター ND系(2015年~)

グーネット編集チーム
4代目ロードスターは、誰もが手軽にオープンエアを楽しめるクルマを目指し、「人生を楽しもう-Joy of the Moment, Joy of Life-」を開発コンセプトに2015年5月に発売されました。
マツダが全車に共通する独自のクルマ作りのコアとなる最新技術である「SKYACTIV」、最新デザイン「魂動(こどう)- Soul of Motion」を採用し、ロードスターのアイデンティティとも言える、クルマと一体になって操る楽しさ「人馬一体」をブラッシュアップすることで、発売から約1ヶ月間で月間販売目標台数500台に対し、10倍超の約5,000台を受注するなど、発売当初から高い人気を誇るモデルです。
オープンモデルでありながら、帆を閉じたクローズ状態のスタイルにもこだわり、流麗ながらワイド&ローの力強い躍動感あふれる「魂動」を具現化したボディシルエットが特徴です。
全幅が1700mmを超える3ナンバーサイズになったものの、初期型からほとんど変わらない、操作性に優れるコンパクトで低重心・軽量なボディは、前後重量バランスにも優れ、ライトウエイトスポーツカーの精神を脈々と受け継いでいます。
ボディは徹底的な軽量化を行い、アルミや軽量で剛性の高い鋼板を積極的に使用することで先代モデルと比較して100kgのシェイプアップを実現しています。
また、ウレタンパッドとネットを組み合わせた特殊構造のホールド性・掛け心地に優れる「S-fit」シートに採用や軽量で剛性の高い路面の追従性に優れた足回りと相まって、機敏で快適な乗り心地を実現しています。
インテリアデザインは見晴らしの良い開放感あふれるモダンなインストルメントパネルデザインや評判の良いエアロボードを採用し、ソフトトップをクローズにした際の静粛性を高めることで、さまざまなシチュエーションを積極的に楽しむことができる快適なキャビン性能を実現しています。
サウンドにもこだわった、新世代のダウンサイジングされた1.5L直列4気筒直噴型ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」をフロントミッドシップに搭載し、小気味よい操作感を持つ6速MT「SKYACTIV-MT」とブリッピング・ドライブセレクション機能を備える、伝達効率に優れる6速ATの組み合わせになります。
スポーツマインドを刺激する息の長い加速と俊敏な走行性能が特徴です。
マツダの安全に対する先進のテクノロジー「i-ACTIVSENSE」が積極的採用され、車線変更時などに側方や後方から接近する車両を知らせてくれる「ブラインド・スポット・モニタリングシステム(BSM)」、車線逸脱を予測してドライバーに警告する「車線逸脱警報システム(LDWS)」、夜間の視認性と高めてくれる「アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)」、万一の事故の際に歩行者の被害を低減してくれる「アクティブボンネット」などの安全装備が設定されています。
また、先進のアイドリングストップ機構「i-stop(アイストップ)」や減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイイーループ)」など、低燃費を可能にする機能を備えています。
「人馬一体」を推し進めた優れたパッケージングにより、「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
ロードスター(ROADSTER)Sスペシャルパッケージ(2015年5月モデル)
ボディタイプ:オープン・カブリオレ・コンバーチブル
乗車定員:2名
駆動方式:FR
ボディサイズ:3915×1735×1235mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:940×1425×1055mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/50R16 84V(後)195/50R16 84V
エンジンタイプ:P5-VP[RS]型 1.5L 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1496cc
最高出力:131ps(96kW)/7000rpm
最大トルク:15.3kg・m(150N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:17.2km/リットル
車両重量:1010kg
価格:2,700,000円
自動車税:年間34,500円 ※
Sスペシャルパッケージは、発売後1ヶ月間の受注状況において全グレードの中52%を占める、高い人気を誇るグレードです。
中でもライトウエイトスポーツカーの爽快で機敏な走りを積極的に楽しむことができる6MT仕様が全体の74%を占めています。
SRSサイドエアバッグシステム(運転席&助手席)などの安全装備、レインセンサーワイパー(感度調整式)、自動防眩ルームミラー、7インチW-VGAセンターディスプレイ&コマンダーコントロール、フルオートエアコンやBluetooth、ハンズフリーマイク機能などの充実した快適装備をはじめ、トルクセンシング式スーパーLSDやリヤスタビライザー、トンネルブレースバーなどの走りの質を高めるアイテムやアドバンストキーレスエントリーシステムを標準装備するなど充実した装備を持つモデルです。
ボディカラーは「魂動」デザインを採用した4代目ロードスターのイメージカラーでもある、人気の高いソウルレッドプレミアムメタリックを含め、全7色が設定されています。
※自動車税は2017年8月時点で参照したものとなります。
参考:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/ROADSTER/10097415/index.html
・主なオプション
ブラインド・スポット・モニタリングシステム(BSM)、車線逸脱警報システム(LDWS)、アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)、ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)、Boseサウンドシステム(AUDIOPILOT)+9スピーカー、ナビゲーション用SDカードPLUS、「i-ELOOP(アイイーループ)」、「i-stop(アイストップ)」、インダクションサウンドエンハンサーなど。
・カラーバリエーション
ソウルレッドプレミアムメタリック、セラミックメタリック、クリスタルホワイトパールマイカ、ジェットブラックマイカ、メテオグレーマイカ、ブルーリフレックスマイカ、アークティックホワイト、ブリリアントブラック。
マツダ ロードスター ND系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-MAZDA/car-ROADSTER/model-3-10251020/index.html
マツダ ロードスター 中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-MAZDA/car-ROADSTER/index.html