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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.20

トヨタクラウンハイブリッドの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタクラウンハイブリッドの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタクラウンハイブリッドは、1955年に誕生した、日本を代表するベストセラーセダンであるクラウンのハイブリッドモデルです。

2008年2月に誕生した13代目クラウンは、「安心」や「信頼」といったクラウンの持つイメージを踏襲しつつも、デザインを洗練させるとともに、「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズに加えて、「ハイブリッド」シリーズを2008年5月に新たに設定しました。

2012年12月には14代目クラウンへと移行し、ラインアップを見直すことで、「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズそれぞれにハイブリッドモデルが設けられることになります。

ここでは初代から2代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代 トヨタ クラウンハイブリッド 200系(2008年~2012年)

初代 トヨタ クラウンハイブリッド 200系(2008年~2012年)

グーネット編集チーム

クラウンハイブリッド 200系は、2008年2月にフルモデルチェンジして誕生した13代目クラウンに、新たに独立したシリーズとして2008年5月に設定されたモデルです。

日本人がクラウンに抱く「安心」や「信頼」といった価値観を維持しながらも、高級セダンとして必要なパワーと環境性能を両立させるために開発されました。

2008年2月18日の発売から同年3月17日までの1ヶ月間で、月販目標台数の800台の約3倍となる約2,400台の受注を受注するなど、「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズに続く第3のシリーズとして、順調なスタートを切りました。

【エクステリア】
エクステリアのデザインは、トヨタブランドがデザインの基本精神として定める「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」をテーマにしています。
端正でありながらも、今にも動き出しそうな疾走感あふれるイメージのフロント周りとなっています。

先代よりも拡大されたボディサイズもデザインに貢献しており、フロントピラーを前よりにセットすることで、室内空間をより広く見せることにも成功しています。

【インテリア】
クラウンハイブリッドには、世界初となるファイングラフィックメーターを採用しており、速度計やタコメーターなどは実際の計器ではなく、本物に近い精巧な映像をカラーTFT液晶画面で表示するというものとなっています。

【パワートレイン・メカニズム】
パワートレインは、FR専用2段変速式リダクション機構付のハイブリッドシステムを搭載しています。

V型6気筒の3.5Lエンジン単体で296psと35.7kgmを発生し、システム全体で345psを発揮します。システム全体では345psとなる一方で、燃費(JC08モード)では1Lあたり14.0kmをマークするなど、優れた環境性能を誇ります。

トヨタ クラウンハイブリッド(CROWN_HYBRID)スペシャルエディション(2009年7月)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4870×1795×1470 mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2060×1520×1205mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)225/45R18 91W(後)225/45R18 91W
エンジンタイプ:2GR-FSE型 V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3456cc
最高出力:296ps(218kW)/6400rpm
最大トルク:37.5kg・m(368N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.8km/リットル
車両重量:1830kg
価格:5,400,000円
自動車税:年間58,000円 ※

クラウン ハイブリッドの特別仕様車である「スペシャルエディション」は、標準グレードをベースにしながらも、装備を厳選することで価格を抑えた人気の高いグレードで、2009年7月に追加されました。

2008年2月に発売された、標準グレードのスタンダードパッケージの新車価格が、595万円と比較的高額であった価格設定から、装備の厳選や機能の一部削除などにより、540万円まで価格を抑えることができました。

削減された装備は、プリクラッシュセーフティシステムやアクティブノイズコントロールシステム、マイコンプリセットドライビングポジションシステム、パワーイージーアクセスシステムなどとなります。

ほかにも、クルーズコントロールからレーダー機能やブレーキ制御機能がレス化されたほか、防眩インナーミラーは自動機能レスに、リヤセンターアームレストから各種コントロールスイッチレスとなりました。

シートの表皮が本革からファブリックへ変更されるなど、装備面での違いはあるものの、外観上の違いはわずかであり、クラウンハイブリッドが、従来よりも購入しやすい価格で設定されたことが評価できます。

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。<

クラウンハイブリッド スペシャルエディション(2009年7月) のカタログ情報(10055820)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
リヤフォグランプ、寒冷地仕様。

・カラーバリエーション
シルバーメタリック、ブラック、ダークブルーマイカ、ライトブルーマイカメタリック、プレミアムシルバーパール、ホワイトパールクリスタルシャイン。
(発売時期・グレードにより異なります)

トヨタ クラウンハイブリッド(全て) 200系の中古車一覧

2代目 クラウンハイブリッド 210系(2012年~)

2代目 クラウンハイブリッド 210系(2012年~)

グーネット編集チーム

クラウンハイブリッド 210系は、14代目となる新型クラウンの「ロイヤル」シリーズと、「アスリート」シリーズの両方に設定されたハイブリッドモデルのことを指します。

2012年12月25日の発売開始からの約1ヶ月で約16,500台の受注台数を記録し、同じ期間におけるガソリンモデルの約8,500台の2倍近い人気を得ることになりました。

【エクステリア】
「新たな革新への挑戦」をキーワードとして開発され、王冠をモチーフとしたアグレッシブなフロントグリルがエクステリアデザインのハイライトとなります。

より紳士的な装いの「ロイヤル」シリーズと、スポーツ志向の「アスリート」シリーズというキャラクターに大きな変更はないものの、どちらのシリーズもより若々しく押し出しの強いイメージが強まったのが特徴です。

【インテリア】
インテリアは、トヨタがデザインの基本コンセプトとしている、エモーションと合理性の調和となっています。日本の伝統工芸などからインスピレーションを受けた伝統的美意識の技法と先進のトヨタマルチオペレーションタッチの融合が魅力の1つになっています。

【パワートレイン・メカニズム】
パワートレインは、新開発されたFRセダン専用2.5Lハイブリッドシステムであり、そのベースは新開発のハイブリッド専用直噴2.5L直列4気筒ガソリン「D-4S」エンジンです。

最大出力178ps、最大トルク22.5kgmを発生するこのエンジンに、最大出力143ps、最大トルク30.6kgmのモーターを組み合わせることで、システム全体で最大出力220 psを発揮します。

トヨタ クラウンハイブリッド(CROWN_HYBRID)アスリートS J-フロンティアリミテッド(2017年8月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4895×1800×1450mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1975×1510×1190mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/55R17 94V(後)215/55R17 94V
エンジンタイプ:2AR-FSE型 直列4気筒DOHC+モーター
排気量:2493cc
最高出力:178ps(131kW)/6000rpm
最大トルク:22.5kg・m(221N・m)/4200~4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.2km/リットル
車両重量:1660kg
価格:4,978,800円
自動車税:年間45,000円 ※

アスリートS「J-FRONTIER Limited」は、アスリートS(ハイブリッド車)をベースにしながら、事故が多発しているアクセルペダルを踏み間違えた時の衝突被害を軽減する、インテリジェントクリアランスソナー(ICS)を特別装備したモデルです。

インテリジェントクリアランスソナー(ICS)とは、駐車時などで障害物へ接近した場面で、警告表示と警告音で知らせる「クリアランスソナー」に、障害物との接触を緩和する機能を追加したものです。エンジンの出力を制限したり、自動的にブレーキをかけたりすることで衝突被害の軽減を図る役割があります。

さらに、安全装備の強化に留まらず、ダークスモークメッキ塗装が各所に施されるなど、ブラックを基調としたアグレッシブな外観に仕上がっており、安全性とデザインが大きく高められています。シートには日本人の好みに長さ合わせたスエード調の人工皮革を採用してあります。

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。

クラウンハイブリッド アスリートS J-フロンティアリミテッド(2017年8月) のカタログ情報(10111394)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
電動式リヤサンシェード、LEDサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付レインクリアリングミラー・運転席側ワイドビュー)、リヤフォグランプ(左右)、パノラミックビューモニター(左右確認サポート・シースルービュー機能付)、インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能・駐車空間認識機能・ハンドルセレクト機能付)。

・カラーバリエーション
ホワイトパールクリスタルシャイン、プレシャスブラックパール、ブラック、シルバーメタリック、プレシャスシルバー、ダークレッドマイカメタリック。
(発売時期・グレードにより異なります)

トヨタ クラウンハイブリッド(全て) 210系の中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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