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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.08.29

トヨタクラウンの歴代モデルの人気グレードと燃費・維持費をまとめてみた

トヨタクラウンの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

goo-net編集チーム

クラウンは1955年の発売以来、半世紀以上にわたり、高級車のベンチシートとして最新の技術が投入され、ステイタスやクオリティの高さからも安定した人気を誇る車種です。

ここでは12代目(180系)から現行の14代目(210型)モデルの、おすすめ人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

派生車種にはクラウンマジェスタクラウンセダンクラウンコンフォートクラウンハイブリッドがラインナップされていますが、別モデルとして取り扱います。

関連記事:【新型クラウン 最新情報】フルモデルチェンジした次期クラウン・気になるスペックは?

12代目 クラウン 180系(2003年~2008年)

12代目 クラウン 180系(2003年~2008年)

goo-net編集チーム

「かつてゴールだった車が、いまスタートになる」をキャッチコピーに、プラットフォーム、エンジン、サスペンションが一新され、トラディショナルなボディデザインから現代的なフォルムを纏い大きく生まれ変わり、高い人気を博した高級セダンです。

ボディタイプは4ドアセダンのみで、スポーティな足周りと走行性能を持つ「アスリート」シリーズ、伝統的な静粛性や乗り心地を重視した「ロイヤル」シリーズに分かれます。

エンジンは2.5L V型6気筒DOHCエンジン、3.0 L V型6気筒DOHCエンジン、3.5L V型6気筒DOHCエンジン、駆動方式はFRと4WDのラインナップです。

四輪独立懸架サスペンション(日本初)、ABSの前身である四輪ESC(エレクトリック・スキッド・コントロール)、メモリー付チルト&テレスコピックステアリング(世界初)など最新技術が多く搭載されました。

2008年2月に、13代目へバトンタッチされました。

クラウン(CROWN)ロイヤルサルーンG(2005年10月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4840×1780×1470mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2070×1535×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/60R16 95H(後)215/60R16 95H
エンジンタイプ:3GR-FSE型 3.0L V型6気筒DOHC
排気量:2994cc
最高出力:256ps(188kW)/6200rpm
最大トルク:32.0kg・m(314N・m)/3600rpm
10モード/10・15モード燃費:11.8km/L
車両重量:1610kg
価格:5,019,000円
自動車税:年間51,000円 ※

本グレードは3.0L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する、「ロイヤル」シリーズの中でも豪華な仕様を持つ最上位グレードです。

電動パワーシート(運転席8ウェイ・助手席4ウェイ)、リヤ分割パワーシート、電動チルト&テレスコピックステアリング(オートチルトアウェイ&リターン機能付)、HDDナビゲーションシステムG-BOOK ALPHA対応+クラウンスーパーライブサウンドシステム
(CD+MD+AM/FMチューナー+TV+サウンドライブラリー+8スピーカー)、電動リヤサンシェード、リヤドアサンシェードなどの快適装備や、SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)、プリクラッシュセーフティシステム(緊急ブレーキ連動方式)、音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニターなどの先進の安全装備を標準装備しており、高級セダンらしい静粛性・ゆとりの走行性能・優れた居住性、重厚感のある優れた乗り心地から、人気の高いグレードです。

※自動車税は2017年5月時点で参照したものとなります。

クラウン ロイヤルサルーンG(2005年10月) のカタログ情報(10030035)|中古車の情報なら【グーネット】

■人気オプション
ナイトビュー、レーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、本革シート(シートヒーター付)、マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+キーOFF後作動機能+
ドアキー連動機能付)、クリアランスソナー、ナイトビュー(ヘッドアップディスプレイ付)、SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)、HDDナビゲーションシステム(CD+MD+AM/AMラジオ+6スピーカー)など。

13代目 クラウン 200系(2008年~2012年)

13代目 クラウン 200系(2008年~2012年)

goo-net編集チーム

13代目モデルでは「超えてゆく、ブランド。」をキャッチコピーに、高い人気を誇った12代目モデルの「ゼロクラウン」をブラッシュアップした、新たな時代を予感させるモデルです。

初代から継承される王冠エンブレムも、来る新世代に相応しいモダンなデザインへ変更され、2008年2月に発売されました。

ボディタイプは4ドアセダンのみで、スポーティな足周りと走行性能を持つ「アスリート」シリーズ、伝統的な静粛性や乗り心地を重視した「ロイヤルサルーン」シリーズに分かれます。

先代の「ロイヤル」シリーズは「ロイヤルサルーン」シリーズへと変更されました。

搭載されるエンジンは12代目を踏襲する2.5L V型6気筒DOHCエンジン、3.0L V型6気筒DOHCエンジン、3.5L V型6気筒DOHCエンジン、駆動方式はFRと4WDのラインナップです。

車が危険を予知して衝突の回避を支援/衝突被害を軽減する、プリクラッシュセーフティシステム(世界初)、ナビの地図情報から先方のカーブの大きさを判断し、ショックアブソーバーの減衰力を最適化してくれる、NAVIAI-AVS(ナビ協調機能付減衰力制御サスペンション)、タイヤの切れ角・車速に応じてヘッドランプの照射方向を自動的に可変する、インテリジェントAFS(ヘッドランプコントロールシステム)など最新技術が多く搭載されました。

また、2008年5月に3.5Lエンジンをベースにハイブリッド機構を搭載した、ハイブリッドモデルが派生もモデルとして追加されました。

13代目モデルは2012年12月に、14代目へバトンタッチされました。

クラウン(CROWN)アスリートGパッケージ(2010年2月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4870×1795×1470mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2060×1520×1205mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)225/45R18 91W(後)225/45R18 91W
エンジンタイプ:2GR-FSE型 3.5L V型6気筒DOHC
排気量:3456cc
最高出力:315ps(232kW)/6400rpm
最大トルク:38.4kg・m(377N・m)/4800rpm
10モード/10・15モード燃費:10.0km/L
車両重量:1660kg
価格:5,590,000円
自動車税:年間58,000円 ※

本グレードは3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する「アスリート」シリーズの中でも、豪華な仕様と最新の安全性能を持つ最上位グレードです。

車両の挙動を安定させる先進の車両運動制御技術VDIM、(EBD付ABS&VSC&TRC&EPS&アクティブステアリング統合制御付)や、NAVIAI-AVS(ナビ協調機能付減衰力制御サスペンション)など先進の安全性能をはじめ、マルチアジャスタブル本革パワーシート(全席ベンチレーション、ヒーター機能付)、リアパワー分割リクライニングシート、各種コントロール機能を搭載した、リヤセンターアームレスト(オーディオ・エアコン・リヤサンシェード)などの快適装備、17インチフロントディスクブレーキによる制動力の向上など、スポーティなフラッグシップグレードに相応しいスペックを備えています。

人気の高い「アスリート」シリーズの中でも、高い走行性能と豪華な仕様から高い人気を誇るグレードです。

「アスリート」シリーズに共通した、スポーツ走行に適したチューニングを施したサスペンションと、偏平18インチタイヤ&アルミホイール、DRAMS(駆動力総合制御システム)を備えた、全域にわたり伸びやかで圧倒的なパワーを誇る3.5Lエンジン+インテリジェント6速ATにより、長距離や高速走行でも疲れの少ないフラットな乗り心地と安定走行性能を実現しています。

※自動車税は2017年5月時点で参照したものとなります。

クラウン アスリートGパッケージ(2010年2月) のカタログ情報(10060416)|中古車の情報なら【グーネット】

■人気オプション
プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)、マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+キーOFF後作動機能+
ドアキー連動機能付)&サイドモニター、レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、インテリジェントパーキングアシスト、レーンキーピングアシスト、クリアランスソナー&サイドモニター、トヨタプレミアムサウンドシステム、リヤオートエアコンなど。

14代目 クラウン 210系(2012年~)

14代目 クラウン 210系(2012年~)

goo-net編集チーム

14代目では「CROWN Re BORN」をキャッチコピーに、
大胆でダイナミックなラジエーターグリルを持ち、
エッジのきいたボディフォルムを纏い2012年12月に発売されました。

従来の保守的なデザインからキャッチコピー通り、
リボーン(生まれ変わり)を象徴する歴代のモデルチェンジでも一番大きな変化と言われています。

ボディタイプは4ドアセダンのみで、
伝統的な静粛性や乗り心地を重視した「ロイヤル」シリーズ、
スポーティな足周りと走行性能を持つ「アスリート」シリーズに分かれます。

先代の「ロイヤルサルーン」シリーズは、12代目同様「ロイヤル」シリーズへと変更されました。

搭載されるエンジンは12代目を踏襲する2.5L V型6気筒DOHCエンジン、3.5L V型6気筒DOHCエンジン、駆動方式はFRと4WDのラインナップです。
「ロイヤル」シリーズに搭載されるエンジンはダウンサイジングされ2.5Lエンジンのみです。

また、2015年10月のマイナーチェンジでは、よりダイナミックで大胆なボディデザインへ変更された「アスリート」シリーズに、直噴型2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジン+8ATモデルが追加されました。

世界初の路車間通信システムや車車通信システムからなるITS Connectなど、最新技術が多く搭載されました。

また、ボディカラーにピンク(モモタロウ)を纏った特別仕様車も話題になりました。

クラウン(CROWN)アスリートG-T(2015年10月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4895×1800×1450mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1975×1510×1190mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/55R17 94V(後)215/55R17 94V
エンジンタイプ:8AR-FTS型 2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
排気量:1998cc
最高出力:235ps(173kW)/5200~5800rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/1650~4400rpm
JC08モード燃費:13.4km/L
車両重量:1630kg
価格:5,330,000円
自動車税:年間39,500円 ※

本グレードはダウンサイジングされた、直噴2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンを搭載する、「アスリート」シリーズの中でも豪華な仕様と最新の安全性能を持つ最上位グレードです。

夜間走行中に先行車や対向車にヘッドライトが当たる場合、照射されるエリアを自動的に制御する、アダプティブハイビームシステム(インテリジェントAFS・ポップアップ式ヘッドクリーナー付)、ナビの地図情報から先方のカーブの大きさを判断し、ショックアブソーバーの減衰力を最適化してくれる、NAVIAI-AVS(ナビ協調機能付減衰力制御サスペンション)、ブラインドスポットモニターなど先進の安全性能をはじめ、最新のT-Connect SDナビゲーションシステム&
クラウン・スーパーライブサウンドシステム(10スピーカー)、電動式リヤサンシェード&手動式リヤドアサンシェード、電動チルト&テレスコピックステアリング、マルチアジャスタブル本革パワーシート(全席ベンチレーション、ヒーター機能付)、マイコンプリセットドライビングポジションシステム(ステアリング・シート・ドアミラー)、イージークローザー(フロントドア&リヤドア+ラゲージドア)、スマートエントリー&スタートシステムなどの快適装備を備え、高い人気を誇るグレードです。

全域にわたり伸びやかで圧倒的なパワーを誇る、2.0Lインタークーラー付エンジン+インテリジェント8速ATを搭載し、高剛性ボディと最適化されたスポーティなサスペンションと相まって、全域にわたりストレスの少ない高い走行性能を実現しています。

また、オプションで設定される「ジャパンカラーセレクション」では、「天空(そら)」、「茜色(あかねいろ)」、「紺碧(あお)」といった、日本古来の伝統色をサブネームに使った12色のボディカラーと、「白」、「黒」、「こがね」の3色の内装色の組み合わせを選ぶことが可能です。

※自動車税は2017年5月時点で参照したものとなります。

クラウン アスリートG-T(2015年10月) のカタログ情報(10099875)|中古車の情報なら【グーネット】

■人気オプション
マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+キーOFF後作動機能+
ドアキー連動機能付)、パノラミックビューモニター(左右確認サポート・シースルービュー機能付)、インテリジェントパーキングアシスト、クリアランスソナー&バックソナー、ジャパンカラーセレクションなど。

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グーネットマガジン編集部

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