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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2017.09.03
【ホンダ】並走車を知らせるブラインドスポットインフォメーションとは

goo-net編集チーム
ホンダの「ブラインドスポットインフォメーション」は、
サイドミラーやバックミラーでは捉え切れない死角をカバーする安全運転を支援する機能であり、
車線変更時の安全確認の補助機能として、大変重宝する先進の実用的なシステムです。
ブラインドスポットインフォメーションの特徴
ブラインドスポットインフォメーションは、ホンダの推進する安全技術を支援する機能の一部で、
リアバンパー内のレーダーによって、
走行中にどうしても死角になりやすい斜め後方の車の存在を検知し、警告してくれる仕組みです。
検知すると、ドアミラーやドアミラー付近の車室内に設置されたインジケーターが点灯し、
この状態でウインカーを操作すると点滅に変わると同時に、警報音で注意を促します。
ブラインドスポットインフォメーションの機能
ブラインドスポットインフォメーションは、高速道路での追い越し、
街中走行での車線変更時に役立ちます。
目視での安全確認に加えて、
レーダーによる第三の目によって後方の安全確認を行う頼もしい安全運転支援システムです。
確認がしづらい斜め後方からの車の接近や存在を確認でき、一層の安全運転につながります。
特にバイクのすり抜け事故の増加とともに実用性の高い機能と言えるでしょう。
事故に遭わない、事故を誘発しないシステムとして注目されています。
【ブラインドスポットインフォメーションの作動イメージ】
1.車未検知
・インジケーター→消灯、警告音→なし
2.車接近
・インジケーター→点灯、警告音→なし
3.ウインカー作動
・インジケーター→点滅、警告音→ピピピッ
4.接近車離脱
・インジケーター→消灯、警告音→なし
ブラインドスポットインフォメーションの効果
車線変更時の安全確認は、目視と各種ミラーで行うのが大原則です。
しかし、吹雪や激しい雨などの気象条件に加え、
夜間やトンネルなどでは確認しづらいのが実情です。
このため、ブラインドスポットインフォメーションを安全確認の補助機能として使うことで、
安心度が高まります。
近年、薄暮の時間帯で無灯火走行している車両による事故が多くなっています。
ひと昔前の車ならヘッドライトやスモールライトの点灯とメーターパネルの点灯が連動していたため、
ヘッドライトの点灯・消灯の区別が容易でしたが、
現在の車のメーターパネルは、ヘッドライトの点灯の有無に関わらない、
常時点灯型のタイプが増えているのも要因としてあげられます。
ブラインドスポットインフォメーション採用の車種(2017年6月時点)
ブラインドスポットインフォメーションのまとめ
ホンダのブラインドスポットインフォメーションは、
ボルボなどでも同様のシステムを採用しています。
車の性能が進化する一方で、
各自動車メーカーは安全運転を支援するシステムの開発に注力しています。
事故を未然に防ぐ安全運転支援システムとして、
今後の採用の車種の拡大とともに進化が期待される技術です。