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更新日:2020.04.21 / 掲載日:2017.04.11
プリウスの歴代モデルの人気車種をまとめてみた

goo-net編集チーム
1997年のエポックメイキングな登場から2017年で20周年を迎えるのが世界初量産ハイブリッド専用車「プリウス」です。
それぞれの世代のモデルは、発売当時のトヨタの最先端のエコロジー技術や未来的な洗練された技術を真っ先に投入したトヨタを象徴する実験車とも言える位置づけです。
各歴代モデルは中古車市場でも高い人気を誇り、今でも色あせない魅力を放っています。
ここではそれぞれの初代から3代目までの歴代のモデルの特徴についてみていきましょう。
歴代モデル
初代モデルNHW10/11(1997年~2003年)

goo-net編集チーム
新車価格帯:2,150,00円~2,698,000円(特別モデルを除く)
10・15モード燃費28.0km/L~31.0km/Lという1.5Lの排気量としては世界的にも類を見ない燃費性能と未来を予感させるボディデザインや数々の装備など、高い注目を集めました。
発売当初、同クラスのカローラと比較しても約50~60万円程高価だったことやハイブリッドカーそのものが珍しく、信頼性などまだまだ認知されていなかったため、2代目以降と比較すると販売数もやや少ない傾向にありました。
ハリウッドやIT系のセレブリティがこぞって所有するなど、高いエコロジー性能と知的なコンセプトから徐々に人気が高まりました。
初代モデルのみ車幅が1695mmの5ナンバー登録車です。
人気グレード:「G」「Gセレクション」
人気オプション:ナビゲーション、パワーアウトレット、リアスポイラー
人気カラー:シルバーメタリックグラファイト、ライトアクアメタリックオパール、スーパーホワイトII
初代プリウスの場合、最終モデルでも14年が経過しているため、現存する数もかなり少ないようです。
人気のあるグレードは「G」「Gセレクション」「S プレミアム」など装備の充実したグレードや特別仕様車など、お得感もあり人気が高いようです。
なかなか仕様で選ぶほど個体数がないため、人気のあるグレードの中から程度の良い車を選ぶことになるのではないでしょうか。
中でも初代モデルに搭載される初代THS(Toyota Hybrid System)は、以降のモデルと比較してバッテリーの放電が多く寿命が短い傾向があります。
バッテリー交換はいつしたのかを含め、バッテリーの状態を確認した上で選ぶことが重要です。
トヨタ プリウス 10系
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-PRIUS/model-1-10101040/index.html
2代目 NHW20(2003年~2009年)

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新車価格帯:2,150,00円~3,349,500円(特別モデルを除く)
2代目になり搭載されるハイブリッドシステムもTHS-IIへ進化し、大幅なパワーアップと燃費向上を実現しました。排気量は1.5Lのまま10・15モード燃費30.0km/L~35.5km/Lという高い燃費性能を実現しました。
ボディタイプは初代の4ドアセダンタイプから5ドアハッチバックセダンとして大きく変更され、その後のプリウスのボディスタイルに引き継がれています。
搭載されるTHS-IIは国内外の自動車メーカーへ技術提供されるなど、信頼性の面でも大きく向上しました。
大容量モーターを搭載し、歴代のモデルの中でももっともトルクフルなハイブリッドシステムに特徴があります。
また、モーターのみで静かに走行できる「EVモード」や世界初の駐車する際にハンドル操作を自動化する「インテリジェントパーキングアシスト」など、革新的で未来的な装備も追加されました
人気グレード:「G」「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」
人気オプション:インテリジェントパーキングアシスト、ナビゲーション
人気カラー:ブラック、シルバーメタリックグラファイト、アクアマイカ、スーパーホワイトII
2代目プリウスの場合、最終モデルでも8年が経過していますが、まだまだ人気の高さから豊富な数が現役車両として選択可能です。
人気のあるグレードは「G」「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」など装備の充実したグレードやエアロパーツを装着したスポーティモデルなどの人気が高いようです。
ハイブリッドシステムがTHS-IIになって、バッテリーの寿命もシステムの信頼性も大きく向上し、トルクフルで加速性能にも優れることから未だに人気の高いモデルです。
とは言え、走行性能は大容量バッテリーに大きく依存するため、初代モデル同様にバッテリーのコンディションをチェックし、程度の良い個体を探すことが重要です。
当時、「G」以上にオプション装備できた「インテリジェントパーキングアシスト」付きの車両は人気が高いようです。
トヨタ プリウス 20系
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-PRIUS/model-2-10101040/index.html
3代目 ZVW30(2009年~2015年)

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新車価格帯:2,050,00円~3,435,428円(特別モデル、PHVモデルを除く)
3代目になり搭載するハイブリッドシステムは排気量1.8 Lのエンジンをベースに新開発されたリダクション機能付きTHS-IIを搭載し、大きくブラッシュアップされました。
改良型の大容量ニッケル水素バッテリーを採用し、10・15モード燃費38.0km/L(「L」)の世界最高水準の燃費性能と2.4L並みの走行性能を誇ります。
ボディスタイルは2代目と同様に「トライアングル・シルエット」コンセプトを踏襲したフォルムながら、やや余裕を持たせたスタイリッシュで洗練されたボディデザインに進化しています。発売当時(2代目以降)、エコカー減税・エコカー補助金制度と相まって、納車までに最大10ヶ月間ほど掛かるなど、大ベストセラーカーとして話題になりました。
人気グレード:「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」
人気オプション:レーダークルーズ&プリクラッシュセーフティ、ナビゲーション、ソーラーベンチレーションシステム、アクセサリーコンセント
人気カラー:ブラック、スーパーホワイトII、シルバーメタリックグラファイト
3代目プリウスは、ベストセラーとして非常に人気が高かったモデルのため、たくさんの車両から選択可能です。
中でも「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」など装備が充実しエアロパーツを装着したスポーティモデルに人気が高い傾向があるようです。
人気の高いオプションとしては、ソーラーパネルを搭載し、室内換気を行う「ソーラーベンチレーションシステム」、「G」以上にオプション装備できた「レーダークルーズ&プリクラッシュセーフティ」付きの車両は人気が高いようです。
また、2012年のマイナーチェンジ以降でLを除くモデルで選択が可能になったAC100V電源を最大1500Wまで使用できる「アクセサリーコンセント」は停電時に車両から給電できるため人気の高いオプションです。
1.8Lのエンジンをベースとしたリダクション機能付きTHS-IIを搭載し、小型化されたモーターと高効率ニッケル水素バッテリーと相まって実用域でパワフルな加速性能と高い燃費性能を誇り安定した人気を誇るモデルです。
年式的にバッテリーの交換時期はおおよそ迎えていない車両がほとんどと思われますが、年式よりも走行距離と程度を重視した個体を選ぶことをおすすめします。
トヨタ プリウス 30系
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-PRIUS/model-3-10101040/index.html
4代目 ZVW50/51/52/55(2015年~)

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新車価格帯:2,429,018円~3,394,145円(特別モデル、PHVモデルを除く)
現在4代目のモデルは2015年12月に登場しましたが、すでに全国でたくさんの車両が登録されています。
より近未来的で大胆なボディデザインが特徴で、フロントからボンネットにかけての大胆な造形と、ユニークなリアの大型コンビネーションランプなど、他のどの車とも類似しない、ひと目で新型プリウスだとわかるアイデンティティを持ち持ち合わせています。
4代目のモデルは発売から1年程度しか経過しておらず、中古車価格も新車とさほど変わらず高値安定傾向にあります。
もうしばらくすると、中古車としての人気の傾向も顕著に表れてくると思われます。
トヨタ プリウス 50系
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-PRIUS/model-4-10101040/index.html