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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.04.11
スズキハスラーと日産モコの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はスズキの人気車種のハスラー(HUSTLER)Gターボと、
日産のモコ(MOCO)Xを徹底比較したいと思います。
ともにスズキと日産を代表する軽ワゴンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
全長×全幅×全高
3395×1475×1665mm
■日産 モコ(MOCO)X
全長×全幅×全高
3395×1475×1625mm
両車は軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、
ともにガラスエリアが広くルーミーなキャビンを持つ、スペース効率を重視した軽ワゴンです。
ハスラーの方がより背が高く、全高は40mm上回っています。
ハスラーは軽ワゴンとSUVの中間的なコンセプトで、
ポップな色使いが似合うユニークなデザインが特徴です。
モコはボンネットフードが立ち、運転席からの見切りの良い、
スタイリッシュなボディデザインが特徴です。
モコはスズキMRワゴンのOEM車です。
タイヤサイズ
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
(前)165/60R15 77H
(後)165/60R15 77H
■日産 モコ(MOCO)X
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S
ハスラーの方が1インチ大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。
スピードレンジの設定からもターボエンジンにマッチした、
細身ながらもスポーティなタイヤが装着されています。
モコの装着するタイヤの幅は細身ながらサイドウォールに高さがあり、
ソフトな乗り心地と経済性のバランスを重視した実用性の高い、
このクラスでは標準的なタイヤと言えるでしょう。
乗車定員
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
4名
■日産 モコ(MOCO)X
4名
両車ともに軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。
※法令は2017年3月時点で参照したものとなります。
維持費(燃費)
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
JC08モード燃費:27.8km/リットル
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:9.7kg・m(95N・m)/3000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:810kg
■日産 モコ(MOCO)X
JC08モード燃費:30.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6000rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:820kg
両車ともに駆動方式はFFを採用し、
ハスラーは0.66L 直列3気筒インタークーラー付きターボエンジン+S-エネチャージと呼ばれる、
ハイブリッドシステム、モコは0.66L 直列3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
トランスミッションはともにCVTを採用しています。
モコは同じ型式ながらノンアシストの自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はモコの方が、2.2km/リットル優れた数値となっています。
これは主にノンターボとターボエンジンの特性による違いと言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
室内
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
室内長×室内幅×室内高
2160×1295×1250mm
■日産 モコ(MOCO)X
室内長×室内幅×室内高
2135×1285×1260mm
室内サイズはハスラーの方が、室内長25mm、室内幅10mm上回りますが、
室内高はモコの方が10mm上回っています。
モコはスズキからのOEM車なので、使い勝手や機能などハスラーと特徴が共通しています。
ともにリアシートが5:5左右独立してリクライニング&160mmスライドする機構を備え、
後席でもリラックスできる居住性に優れたパッケージデザインです。
またインパネシフトを備え、運転席と助手席の移動がスムーズに行え、
狭い場所での乗り降りにとても便利です。
買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する広々とした室内空間と、
収納スペースを持っています。
多彩なアレンジが可能な分割可倒式リアシートにより、
長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。
新車価格
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
1,359,720円
■日産 モコ(MOCO)X
1,296,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
ともに2425mmのホイールベース長を持つ2台ですが、
搭載するエンジンにより乗り味にも違いがあります。
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
パワフルな3気筒インタークーラー付きエンジンにハイブリッドシステムがプラスされ、
スムーズで力強い走行性能を誇ります。
タイヤとタイヤハウスのクリアランスから腰高に見えるSUV風なデザインも、
巧みなフェンダーデザインによるもので、実車の重心も低く安定感の高い操縦性能を誇ります。
シートパイピングを持った洒落たデザインのシートは、適度に反発性の高いクッションを備え、
スポーティな足周りとのマッチングも良く、快適な乗り心地を提供してくれます。
■日産 モコ(MOCO)X
厚みのあるベンチ式のフロントシートはセンターにひじ掛けを備え、
ソフトな肌触りのジャージ地で適度に身体をサポートしてくれる掛け心地の良さが自慢です。
また、空気量のたっぷりした偏平率の高いタイヤと柔らかめな足周り、
ホイールベース長からソフトな乗り心地が特徴です。
3気筒自然吸気エンジンは軽量なボディを軽快に走らせる余裕のあるエンジン特性を持ち、
経済性に優れたストレスのない走行性能を誇ります。
操作性
最小回転半径は、ハスラーが4.6m 、モコは4.4mです。
モコの方が、より小回りが効くことがわかります。
ともに日常の買い物から縦列駐車や車庫入れでまで取り回しの良さを感じる、
小回り性能を実現しています。
ガラスエリアの大きさからルーミーで視界性に優れたパッケージデザインが特徴です。
ターゲット層
両車とも経済性に優れたエンジンを搭載しており、スズキと日産を代表する非常に人気の2台です。
搭載するエンジンタイプの違いが大きな特徴となります。
■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
SUVと軽ハイトワゴンの中間的な位置づけであり、
「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトにデザインされました。
180mmの最低地上高を確保し、わだちや雪道など凹凸のある路面の走破性に優れます。
インタークーラー付きターボとハイブリッド「S-エネチャージ」システムと相まって、
走行安定性と経済性に優れ、幅広い使い方にマッチする実用性を兼ね備えています。
またスタビリティコントロールなど、
走りの安定感を高めるESP「車両走行安定補助システム」搭載し、
滑りやすい路面の急ブレーキ時に高い安全性を提供します。
若々しいポップなボディデザインと高い走破性を持ち、
個性的なライフスタイルを求める若い方々へおすすめです。
モコと比較して、やや若い年齢層を意識したデザインが特徴です。
■日産 モコ(MOCO)X
ボンネットが低く、ガラス面が広く、安定感のあるスタイリッシュなフロントデザインと、
パワフルな自然吸気エンジンによる軽快な走行性能が特徴です。
シートやインパネのクオリティも高く、明るい室内とソフトな乗り心地の良さも自慢です。
減速時のエネルギーから電気を作りガソリンを節約する機構や、
進化したアイドリングストップ機構、アイドリングストップ時にも、
冷風を出すユニークな機構などエコのアイデアがたくさん詰まった、
環境に優しくクラストップレベルの燃費性能を誇ります。
街乗りや買い物など日常使いがメインで、パワフルな走りと優れた燃費性能を持つ、
上品で洗練された軽ワゴンを求める方々におすすめです。
ハスラーと比較してより広い年齢層を意識したパッケージになっています。
外観
goo-net編集チーム
スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
goo-net編集チーム
日産 モコ(MOCO)X
※参考URL
スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/HUSTLER/10108258/index.html
日産 モコ(MOCO)X:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/MOCO/10093714/index.html