日産セレナとトヨタエスクァイアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
全長×全幅×全高
4690×1695×1865mm

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
全長×全幅×全高
4695×1695×1825mm

両車ともに全幅は1695mmの5ナンバー登録車ながら、
スクエアでサイドのウィンドウが立ったボディフォルムが特徴で、
高いユーティリティスペースを持つハイトミニバンです。

セレナの方が全高40mm上回り、全長はエスクァイアが5mm上回っています。

セレナはスタイリッシュで洗練された中に親しみやすさが感じられる、
ミニバンらしいボディデザイン、エスクァイアは品のある大きなメッキグリルを持ち、
高級感溢れる佇まいが特徴のボディデザインです。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
（前）195/65R15
（後）195/65R15

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
（前）195/65R15
（後）195/65R15

ともに15インチ径の同じサイズ、規格のタイヤを標準装備しています。

サイドウォールに厚みのあるやや偏平率の高いタイヤを履き、
ややソフトな乗り心地と経済性の高さのバランスがとれたタイヤと言えるでしょう。

エスクァイアは標準でアルミホイールを装着しています。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
8名

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
8名

ともに3列シートを装備し、8名の乗車定員です。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
JC08モード燃費：15.0km/リットル
排気量：1997cc
最高出力：150ps(110kW)/6000rpm
最高トルク：20.4kg・m(200N・m)/4400rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1630kg

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
JC08モード燃費：16.0km/リットル
排気量：1986cc
最高出力：152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク：19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1570kg

ともに駆動方式はFFを採用し、2.0L 直列4気筒自然吸気+CVTを搭載しています。

燃費はエスクァイアの方が1.0km/リットル数値的に優れています。

両車は実用域ではほぼ似たようなエンジン特性を発揮しながら、
エスクァイアの方が、60kg車両重量が軽量なことが起因していると言えるでしょう。

しかしながら、ともに進化したアイドリングストップ機構を備え、
優れた燃費性能を実現しています。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。

自動車税はともに年間39,500円です。

※自動車税は2017年3月時点で参照したものとなります。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
室内長×室内幅×室内高
3170×1545×1400mm

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
室内長×室内幅×室内高
2930×1540×1400mm

室内サイズはセレナの方が、室内長240mm、室内幅5mm上回りますが、室内高は同寸です。

セレナは2016年8月のフルモデルチェンジでホイールベース長を180mm延長し、
スクエアなボディデザインと相まって全方向に広々とした明るい室内空間を実現しました。

8名の乗車定員ながらウォークスルーが可能なシートアレンジにより、
2列目と3列目の移動を可能にしています。

また、バッドドアは上半分だけを開閉できる「デュアルバックドア」を採用し、
狭い駐車スペースや小さな荷物の出し入れに便利な機能です。

エスクァイアは低床フロアにより乗降性に優れ、バッテリーをフロントシート下に配置するなど、
数値以上に室内高のゆとりを感じさせるパッケージと言えるでしょう。

ともに多彩なアレンジが可能な2列目3列目シートを備え、
実用性と利便性の高い快適な居住性を確保しています。

また、ともに2列目シートはロングスライドが可能で、
シートを後方へスライドすることでゆったりとくつろぎの空間がうまれます。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
2,435,400円

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
2,657,782円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

車両重量は60kgセレナが上回りますが、両車は非常に似通ったパッケージデザインで、
ミニバンらしいゆったりとした乗り心地と2.0L 自然吸気エンジンにより、
余裕のある走りを可能にしています。


■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
転がり抵抗の少ないソフトなタイヤを装着しており、柔らかな感触で、
ボリュームのある掛け心地の良いシートとロングホイールベースとの相性も良く、
街乗りからロングドライブまでシーンを選ばない快適な乗り心地です。

特にフロントシートと2列目シートは、
中折れ（スパイナルサポート）形状のゼログラビティシートを採用し、
ロングドライブでも疲れにくい、優れた掛け心地が自慢です。

パワフルでトルク豊かな2.0L 直噴型自然吸気エンジンと日産独自の機構を持つ、
エクストロニックCVTの採用により、全域にわたりスムーズなレスポンスと、
力強い走りを実現しています。

また、ハイトミニバンながらロールを抑えた安心感のある走行性能が特徴です。

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
消臭機能を備える、質感が高く座り心地の良いファブリックシート、
低重心ボディとスタビライザー付き前後サスペンションと相まって、
街中から高速走行でも揺れの少ない上質な乗り心地が特徴です。

空気量のたっぷりしたやや偏平率の高いタイヤとのバランスもよく、
大人数でも十分な余裕を感じる、くつろぎの空間を実現しています。

スムーズで爽快な走行フィールを実現する、
7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きSuper CVT-iを搭載し、
レスポンスの良いアクティブな走りを可能にしています。

最小回転半径は、ともに5.5mです。
このクラスでは標準的な小回り性能ですが、
ともに見切りの良いスクエアなボディ形状と運転席からの優れた視界性から、
車幅感覚が把握しやすく、日常の取り回しに優れたパッケージデザインが特徴です。

両車はそれぞれ日産とトヨタを代表するミニバン・ワンボックスのカテゴリーであり、
人気の高い2台です。

■日産 セレナ（SERENA）Ｓ
5ナンバーサイズのハイトミニバンです。

大きなガラスエリアから視界が広く、明るく広々とした開放的な室内が特徴です。

8名乗車定員ながらウォークスルー機能を持ち、2列目と3列目の移動を可能にしています。
また、3列目シートは跳ね上げると低い位置に格納できるため、後方の視界も良好です。

フロントカメラで前方の車両や歩行者を感知し、
危険を感じたら警告を促し自動的にブレーキかけるエマージェンシーブレーキ、
TRCを含む先進のビークルダイナミクスコントロールなど先進安全装備を標準装備しています。
2.0L 直噴型自然吸気エンジンとエクストロニックCVTの相性も良く、
ダイナミックで力強い走りが特徴です。

広くゆったりとした室内空間とソフトで優れた乗り心地から、
大勢で安全で快適な移動を目的とされる方々へおすすめです。

エスクァイアと比較して、やや若いファミリー層を意識したデザインが特徴です。

■トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ
5ナンバー登録ながら室内空間にこだわった上質なミニバンです。

メッキを大胆に使ったアグレッシブなフロントデザインながら、
高級感溢れるボディデザインが特徴です。

ステッチを施したシートは質感が高く座り心地も良く、
細部まで色使いにこだわった上質なインテリアなど、クオリティの高さが自慢です。

低いフロアを採用したボディはワンタッチ式助手席側パワースライドドア、
余裕のある室内高と相まって、乗降性と実用性に優れ、
大人8名がリラックスして過ごせる高い居住性を実現しています。

また先進安全機能である「Toyota Safety Sense C」衝突回避支援パッケージとステアリング、
ブレーキ、駆動力をバランス良く制御し優れた走行安定性と操縦性を実現する、
「S-VSC」を搭載したモデルです。

ベーシックモデルながら標準でアルミホイールを装備しています。

安定感の高い上質な乗り心地とアグレッシブなデザインから、
存在感のある上質な5ナンバーサイズミニバンを求める方々へおすすめです。

※参考URL
日産 セレナ（SERENA）Ｓ:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SERENA/10105677/index.html

トヨタ エスクァイア（ESQUIRE）Ｘｉ:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ESQUIRE/10101764/index.html