中古車購入
更新日:2017.03.28 / 掲載日:2017.03.28

中古車に車両保険は必要なのか

中古車に車両保険は必要なのか

goo-net編集チーム

万一の事故で自分の車が破損してしまった場合、車両保険が修理費用を補償してくれます。
中古車だからと言っても、修理によっては多額の費用がかかります。

中古車であれば任意の車両保険はいらないのではと考えているのであれば、
ぜひ納車と同時に保険の加入を検討しましょう。
ここでは、車両保険の必要性についてその理由を説明します。

車両保険の重要性とは?

余り想像したくはありませんが、
ローンで購入した中古車を事故などで全損してしまった場合は、
車は廃車にしなければいけないこともあります。
しかし、廃車になった後も車両のローンは払い続けなければいけないという状況が想定されます。

そのような緊急時に備えて、任意保険の中でも車両保険には加入されることをおすすめします。

廃車となった場合でも車両保険に加入していれば、
車両保険の設定金額が補償され、ローン残債の返済に充てることも出来ますし、
新たに車を購入する際の資金にもなります。

修理の際の車両保険の限度額

車両保険の補償金額は、車両保険の設定金額が限度として支払われます。
具体的には、事故修理に50万円かかったとしても、
車両保険に入る際に設定される補償限度額が30万円だとしたら、
修理代として30万円までしか補償されないということです。

車両保険の補償限度額は車両の価値によって決まりますが、
補償限度額は上限で契約し、万が一に備えることをおすすめします。

お持ちの車の年式が古い場合は、保証される車両保険の補償限度額も少額になることでしょう。
そのため、多少の傷なら修理代金は気にならないという理由で、
車両保険に加入しない方もいるかもしれません。
ただし車両保険は、万が一事故を起こしてしまった場合、
自分の車の補償だけではなく、事故相手の車や対物に対しても補償されます。

これらのことを考慮した上で、車両保険の加入を検討しましょう。

修理せずに買い替えを考えているので車両保険は不要?

では、車に傷がついたら、あるいは故障したら車を買い替えようと考えている方にとって、
車両保険は必要なのでしょうか。

前述した通り、年式の古い車の場合、設定できる車両保険金額が低くなります。
そのため、故障の修理費用として補償される保険料だけでは賄えないかもしれません。

今後の車の買い替え予定や修理代金を予想して、車両保険の加入は不要であると判断した場合は、
車両保険の保険料を調べた上で加入の検討をしてはいかがでしょうか。


安価で中古車を購入した場合や、年式の低い古い中古車の場合、
車両保険には加入せず保険料を下げるという選択肢もないわけではありません。

しかし、車両保険は事故にあった場合の損害だけでなく、
盗難やいたずらに対する損害に対しても補償されます。

車両保険に入っていれば、万一の際の修理費用が全額補償されるわけではありませんが、
自分の車の車両価値(車両保険補償限度額)を調べた上で、
車両保険への加入を検討されてはいかがでしょうか。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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