中古車購入
更新日:2017.03.07 / 掲載日:2017.03.07
中古車の納車直後のバッテリー切れは購入元に対応してもらえる?

goo-net編集チーム
中古車を購入する時に気を付けなければいけないことはたくさんありますが、
絶対に確認しておきたいのが購入後の保証、つまりアフターケアの有無です。
中古車販売店によって、現状渡し、車検整備付き、購入後6ヶ月保証など、条件はさまざまです。
今回は、中古車の納車直後にバッテリー切れになった場合に、
購入元に対応してもらえるのかどうかについて見ていきたいと思います。
納車時に販売側が点検するポイントにバッテリーの状態は入っているのか?
販売店が中古車を販売する場合、安全に走行できることはもちろん、
ヘッドライト、ポジションランプ、テールランプ、バックランプは点灯するかなど、
最低限のポイントは必ずチェックしています。
しかし、これらより細かいポイントに関してどこまでチェックするのかということは、
販売店によって基準が異なります。
販売店を二つのタイプに分けるとしたら、
「購入後のアフターケアにも力を入れている販売店」と「販売に特化した販売店」に分かれます。
もちろんどちらの販売店も中古車を納車するまでは、できる限りの整備、点検はするでしょう。
そして最低限のチェックポイントのうち、安全に走行できるかというポイントとして、
「バッテリーの状態の確認」も含まれているのが一般的と言えるでしょう。
中古車の納車直後のバッテリー切れは保証に含まれるもの?
どこまで販売後の保証を担保するかと言うと販売店や車そのものによります。
もちろん取り扱っている中古車すべてに販売後の保証を付けている販売店もあります。
しかし、万一故障した場合、パーツ交換や修理に多額の費用がかかる車種などは、
保証を付けていない場合も多く見受けられます。
販売店からすれば、売った後に色々な箇所の故障が発生すると不利益になるためです。
新車価格が高い輸入車や希少車は部品代が高く、
修理にかかるコストは国産のスタンダードな車種と比較すると何倍もかかる場合があります。
購入前に色々なケースを想定して、
保証の有無の確認はもちろん、内容や適用範囲を確認すべきでしょう。
納車直後にバッテリー切れを起こした場合、購入元に対応してもらえるのか?
納車直後にバッテリー切れが起きたならば、
販売した側も誠意をもって対応してもらえるかもしれません。
納車直後のバッテリー切れの原因は、長い間その車に乗っていなかったことが考えられます。
もちろんバッテリーの寿命というものがあるのですが、
寿命が近いのかどうかの判断はかなり難しいのが実情です。
最近の車に搭載されているバッテリーは、
寿命の直前までエンジンのスタートにも変化がないくらい、
優秀なタイプが多くなっています。
それだけに、販売店なのか購入者なのか責任の所在は難しいと言えます。
明らかに保証が付いていればバッテリー切れには対応してもらえるでしょう。
問題は保証無しの中古車です。
特に現状渡しなどの場合は、購入する側も安価に購入できるメリットを享受しているので、
納車してしばらくはエンジンがかかる状態であれば、その後にバッテリーが寿命を迎えたとしても、
明確な保証を謳っていない限り販売店の対応次第と言えるでしょう。
いずれにしても販売店次第なので、納車直後にバッテリーが切れたのであれば、
まずは中古車を購入した販売店へ相談してみることをおすすめします。