トヨタアクアとホンダフリードハイブリッドの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
全長×全幅×全高
3995×1695×1455mm

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
全長×全幅×全高
4265×1695×1710mm

ボディタイプはアクアが5ドアハッチバック、フリードはやや背の高いミニバンタイプです。

ボディサイズはフリードの方が、全長270mm、全高255mm上回っています。
両車とも5ナンバー枠に収まる全幅1695mmのコンパクトなボディです。
アクアの全高は立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。

アクアは「トライアングル・シルエット」と呼ばれる、
シャープな躍動感のある若々しいフォルムが特徴のハイブリッド専用車です。

フリードはスラントした短いボンネット、3列シートを備え、
機能的でスペースユーティリティに優れ、伸びやかで躍動感のあるボディデザインが特徴です。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
（前）165/70R14
（後）165/70R14

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
（前）185/65R15 88S
（後）185/65R15 88S

フリードの方が1インチ大径で20mmほど太く、
若干偏平率の低いサイズのタイヤを標準装備しています。

ともにやや偏平率の高いソフトな当たりのタイヤが設定されており、
経済性と乗り心地のバランスを重視した優れたパッケージと言えるでしょう。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
5名

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
6名

アクアは5名、フリードは3列シートを備え6名の乗車定員となります。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
JC08モード燃費：37.0km/リットル
排気量：1496cc
最高出力：74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク：11.3kg・m(111N・m)/3600～4400rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1050kg

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
JC08モード燃費：19.0km/リットル
排気量：1496cc
最高出力：131ps(96kW)/6600rpm
最大トルク：15.8kg・m(155N・m)/4600rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1350kg

駆動方式はともにFFです。
アクアは1.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステム+CVT、
フリードは1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。

燃費はアクアの方が、18km/リットル優れた数値となっています。
アクアはハイブリッドシステムの特徴である、
中低速域の実用域での積極的なモーターのアシストにより、優れた低燃費性能を誇ります。

フリードも最新のアイドリングストップ機構を備え、
自然吸気エンジンながら高い燃費性能を実現しています。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はともに年間34,500円です。

※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
室内長×室内幅×室内高
2015×1395×1175mm

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
室内長×室内幅×室内高
3045×1455×1285mm

室内サイズは3列シートを備えるフリードの方が、
室内長1030mm、全幅60mm、室内高110mm上回っています。

アクアは低床フロアの採用、
ハイブリッドバッテリーと燃料タンクをリアシート下に搭載することで、
ヘッドクリアランスを大きく確保し、ハッチバックタイプながら、
大人5名がゆったり過ごすことができる居住性の高い、広がり感のあるキャビンを実現しています。

また一体可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。

フリードはコンパクトなエンジンと相まって、数値以上に開放感ある広々とした室内空間を実現し、
大人6名が快適に移動できる優れた居住空間を提供しています。

両側パワースライドドア、ロングスライド＆リクライニング機能を備える2列目キャプテンシート、
3列目跳ね上げ式シートと相まって、
高い利便性と実用性を兼ね備えた快適な移動空間を提供しています。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
1,761,382円

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
2,100,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車はともに人気の高いコンパクトハッチバックとミニバンですが、
搭載するエンジンタイプやホイールベース長などに違いがあり、
それぞれ乗り味に特徴があります。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
フロントシートは座面が長くシートバックを高くしたゆとりサイズです。

肌触りの良いファブリックシートは身体をしっかりサポートし、
クラスを超えた座り心地が自慢です。

運転席の視界は良く、コンパクトなボディの恩恵もあり、
誰もが運転のしやすさを実感できる取り回しの良さです。

空力性能を追求した低重心ボディとソフトな足周りは、路面の凹凸を軽やかに吸収してくれ、
軽快な乗り心地と爽快なドライブフィールを実現しています。

特に中低速域では、積極的にモーターがアシストしてくれ、
静かな息継ぎのない滑らかな走行性能を誇ります。

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
全席厚みのある質感の高いファブリック製シートは、
クッション性に優れ、疲れの少ない掛け心地の良さと相まって、
日常での街乗りから長時間の移動まで快適な乗り心地を実現しています。

低速走行ではややゴツゴツした印象がありますが、
速度とともにしなやかに路面をいなす、安定感のある乗り味が特徴です。

パワフルな走行性能を発揮する1.5L 直噴型4気筒自然吸気エンジン、
燃費性能に優れる高効率CVT、低重心・高剛性ボディにより、
高い経済性と力強い走りを可能にし、ストレスフリーな運転を楽しむことができます。

最小回転半径は、アクアが4.8m、フリードが5.2mと、
アクアの方がより小回りがきくことがわかります。
これはホイールベース長と全長の違いが主な要因と言えるでしょう。

ともに5ナンバー登録のコンパクトなボディサイズは、車両感覚が掴みやすく、
運転席からの視界性に優れ、日常の市街地走行でのすれ違い、縦列駐車や車庫入れなど、
操作性に優れ運転のしやすさが実感できる2台です。

アクアは5ドアコンパクトハッチバック、フリードは5ドアコンパクトミニバンと、
ボディデザインやエンジンタイプなどが異なり、コンセプトにも大きな違いがある2台です。

■トヨタ アクア（AQUA）Ｌ
アクアはハイブリッド専用車です。
モーターがエンジンを補助的にアシストするのではなく、全域にわたってモーターが介入し、
高い走行性能と経済性能を実現した優れたパッケージです。

またエンジンを止めてモーターだけで走るモードを備え、
早朝や深夜などに大変便利な機能と言えるでしょう。

ナチュラルグレーの内装は数値以上にルーミーで、
スペースユーティリティの高いキャビン性能を体験できるでしょう。

静かで力強い走行性能などハイブリッド専用車ならではの密度の濃い乗り味と、
一目でハイブリッドカーだとわかる専用ボディから、
積極的にエコドライブを楽しみたい方々へおすすめです。

シンプルで長く乗れるボディデザインにも定評があります。
フリードと比較してより広い年齢層をターゲットとした、
長く乗れる飽きのこないパッケージデザインが特徴です。

■ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング
先代からの「ちょうどいい」を進化させ、
2代目は「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、
さまざまなシーンでの使い勝手の良さを具現化したモデルです。

大きすぎない手ごろな5ナンバーボディながら室内空間にこだわり、
居心地の良い質の高い移動空間を提供しています。

1.5L 直噴型4気筒自然吸気エンジンと高効率CVTはアイドリングストップ機構と相まって、
力強い走りと高い経済性を実現しました。

6名乗り仕様の2列目シートは、
ロングスライド＆リクライニング機能を持つキャプテンシートを採用し、
余裕のあるストレスを感じにくい快適な移動空間が自慢です。

全席掛け心地の良いシートと疲れを感じにくい快適な足周りから
、街乗りから長距離の高速走行まで、安定した走行を約束します。

先進の予防安全運転支援システム「Honda SENSING」を備え、
クオリティの高い走りとドライブに大きな安全をもたらす機能を搭載したグレードです。

手ごろなボディサイズながら、両側パワースライドドアを備え、
使い勝手の良い質の高いコンパクトミニバンを求める方々におすすめです。

※参考URL
トヨタ アクア（AQUA）Ｌ:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10100413/index.html

ホンダ フリード（FREED）Ｇ・ホンダセンシング:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FREED/10106148/index.html