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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.09
スズキパレットとダイハツタントの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はスズキの人気車種のパレット(PALETTE)Tと、
同じくダイハツのタント(TANTO)Xを徹底比較したいと思います。
共にスズキとダイハツを代表する軽-RV系タイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
タイヤサイズ
■スズキ パレット(PALETTE)T
(前)165/55R14 72V
(後)165/55R14 72V
■ダイハツ タント(TANTO)X
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S
両車ともに14インチの同径ながら、パレットはひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。
パレットはターボエンジンのパワーに見合った、
偏平率のやや低いスポーティなタイヤが設定されています。
タントは日常での快適性、経済性に優れ、
軽快な乗り味を意識したバランスに優れた設定と言えるでしょう。
乗車定員
■スズキ パレット(PALETTE)T
4名
■ダイハツ タント(TANTO)X
4名
両車とも軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。
※法令は2016年11月時点で参照したものとなります。
維持費(燃費)
■スズキ パレット(PALETTE)T
JC08モード燃費:18.8km/リットル
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:950kg
■ダイハツ タント(TANTO)X
JC08モード燃費:28.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:930kg
両車ともに駆動方式はFFです。
パレットは3気筒インタークーラー付きターボエンジン、
タントは3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
ともにトランスミッションは伝達効率に優れたCVTです。
燃費はタントの方が9.2km/リットル優れた燃費を実現しています。
これはタントが最新のアイドリングストップ機能を進化させた、
「新エコアイドル」機構を搭載していることが主な要因と思われます。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
室内
■スズキ パレット(PALETTE)T
室内長×室内幅×室内高
2070×1280×1365m
■ダイハツ タント(TANTO)X
室内長×室内幅×室内高
2200×1350×1365mm
タントはエンジンを効率よく搭載し、室内空間を大きく確保したデザインにより、
室内長130mm、室内幅70mm上回っています。
パレットはいち早くリア両側パワースライドドアを採用し、
数値以上に広々とした明るく居住性の高いキャビンと相まって実用性の高さが特徴です。
タントは助手席側がピラーを持たない大型パワースライドドアになっており、
低床化と相まって全方向に広々とした室内空間を実現し、乗降性の高さが自慢です。
両車とも分割可倒式リアシートを備え、
長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。
新車価格
■スズキ パレット(PALETTE)T
1,386,000円
■ダイハツ タント(TANTO)X
1,355,400円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
ホイールベースはタントの方が55mm上回っています。
両車は搭載するエンジンタイプの違いからも乗り味は異なります。
■スズキ パレット(PALETTE)T
パワフルな出力特性を持つ3気筒インタークーラー付きターボエンジンを搭載し、
スポーティなタイヤとのマッチングから、キビキビとした運動性能を誇ります。
街中では太いトルク特性の恩恵により、回転数を抑えた走行が可能で、
静かで落ち着いたキャビンを実現しています。
肌触りの良いしっかりした厚みを持つシートと相まって、
操舵感のしっかりした疲れの少ない乗り心地の良さを提供しています。
■ダイハツ タント(TANTO)X
ボディの4隅にタイヤが付くFF駆動の軽ワゴンらしく、
ホイールベース長とボディの重量バランスにより、ゆったりした乗り味を提供しています。
ややフラットな形状のシートは、ソフトな肌触りで掛け心地も良く、
静粛性の高い開放感ある室内空間と相まって、快適なドライブが楽しめます。
操作性
最小回転半径はパレットが4.5m、タントが4.4mと、
タントの方がわずかながら小回りがきく事がわかります。
両車とも軽ワゴンならではの、
ガラス面の大きさによる視界性の良さとコンパクトなボディの恩恵により、
市街地走行のすれ違いや車庫入れ、縦列駐車などの操作性に優れます。
ターゲット層
両車ともに軽-RV系タイプですが、搭載するエンジンの特性などに違いがあります。
■スズキ パレット(PALETTE)T
スペーシアの前身にあたる、完成度の高さが人気のターボエンジン搭載の軽ワゴンです。
このクラスではいち早くリア両側パワースライドドアを採用し、
その後の軽ワゴンの指針となったモデルです。
3気筒インタークーラー付きターボは、
パワフルながら扱いやすい性格を持ち、CVTとのバランスも良く、
街中から高速走行まで余裕のある運動特性を発揮します。
専用のフロントのメッキグリルを持ち、スタイリッシュなボディデザインと力強い走行性能により、
日常から休日のドライブまでアクティブな生活を送る女性の方々へおすすめです。
■ダイハツ タント(TANTO)X
室内の広々したスタイリッシュなデザインの軽ワゴンです。
明るく開放感のある圧倒的に広い室内スペースが特徴です。
「ミラクルオープンドア」と呼ぶ助手席側はピラーのないパワースライドドアになっており、
フラットなフロアと相まって非常に乗降性に優れています。
大きくスライドする助手席シート、飲み物をこぼしても安心な撥水シートを備えるなど、
小さなお子さんのいる若いファミリーの方々へおすすめです。
パレットと比較して、若干若いファミリー層を意識したパッケージデザインと言えるでしょう。
外観
goo-net編集チーム
スズキ パレット(PALETTE)T
goo-net編集チーム
ダイハツ タント(TANTO)X
※参考URL
スズキ パレット(PALETTE)T:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/PALETTE/10076645/index.html
ダイハツ タント(TANTO)X:
http://www.goo-net.com/catalog/DAIHATSU/TANTO/10101139/index.html