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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.06

日産ティアナとシルフィの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

日産ティアナとシルフィの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回は日産のティアナ(TEANA)XEと、
同じく日産のシルフィ(SYLPHY)Sを徹底比較したいと思います。

共に日産を代表する4ドアセダンの2車種。
共にスタンダードグレードのモデルに的を絞り検証致します。

果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■日産 ティアナ(TEANA)XE
全長×全幅×全高
4880×1830×1470mm

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
全長×全幅×全高
4615×1760×1495mm

ティアナの方が、全長265mm、全幅70mm上回りますが、
全高はシルフィが25mm上回っています。

ティアナはラージセダン、シルフィはブルーバードの流れをくむ、
ミディアムセダンしてのポジショニングの違いと言えるでしょう。

全高は両車とも立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。

タイヤサイズ

■日産 ティアナ(TEANA)XE
(前)215/60R16 95V
(後)215/60R16 95V

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
(前)195/65R15 91S
(後)195/65R15 91S

ティアナの方が1インチ大径で10mm程太いタイヤを標準装備しています。

スピードレンジもティアナの方が3段階上のV規格であり、
乗り心地と高速走行性能を重視したパッケージと言えるでしょう。

シルフィは日常での乗り心地の良さと経済性、
軽快な運動性能のバランスを考慮した優れた選択と言えるでしょう。

ティアナはアルミホイールを標準で装備しています。

乗車定員

■日産 ティアナ(TEANA)XE
5名

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
5名

両車ともに、5名の乗車定員です。

維持費(燃費)

■日産 ティアナ(TEANA)XE
JC08モード燃費:14.4km/リットル
排気量:2488cc
最高出力:173ps(127kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1460kg

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
JC08モード燃費:15.6km/リットル
排気量:1798cc
最高出力:131ps(96kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1230kg

ティアナは2.5L 4気筒自然吸気エンジン+CVT、
シルフィは1.8L 4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載し、
駆動方式はともにFFです。

燃費はシルフィの方が、1.2km/リットル優れた数値です。
これはシルフィの搭載エンジンが690ccコンパクトな事と230kg軽量な事が、
主に起因していると言えるでしょう。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、ティアナが年間45,000円、シルフィが年間39,500円です。

※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。

室内

■日産 ティアナ(TEANA)XE
室内長×室内幅×室内高
2130×1515×1215mm

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
室内長×室内幅×室内高
2100×1460×1195mm

室内サイズはひと回り大きなボディを持つティアナが上回ります。
ティアナの方が、室内長30mm、室内幅55mm、室内高20mm上回っています。

しかしながら室内サイズにボディサイズ程の差異がないのは、
シルフィは居住性に重点を置くデザインコンセプトによる違いと言えるでしょう。
ティアナは分割可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。

ともに大人5名がゆったり移動できる優れた居住空間を持っています。

新車価格

■日産 ティアナ(TEANA)XE
2,563,920円

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
1,992,600円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車ともに4ドアセダンのカテゴリーとなりますが、
それぞれの開発コンセプトの違いから、乗り味など指向も異なります。

■日産 ティアナ(TEANA)XE
モダンリビングの心地良さをテーマに開発したティアナは、
ゆったり快適に移動できるキャビン性能に居心地の良さをプラスした質の高いラージセダンです。

静かで余裕のある出力を誇るエンジン、
しっかりした掛け心地を持つ肌触りの良いスエード調クロスシート、
リアマルチリンク式サスペンションと相まって、操縦安定と乗り心地の良さが自慢です。

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
ブルーバードから脈々と続く、基本性能にこだわったミドルセダンです。

スエード調とファブリックのコンビシートは厚みもあり底付き感のない快適な掛け心地です。
静粛性に優れた静かな室内空間、ソフトな足周りと相まって、快適な乗り心地を提供しています。

ロングストロークの1.8L 4気筒エンジンは、パワフルなエンジン出力を誇り
、街中からロングドライブまでストレスのない十分な運動性能を誇ります。

操作性

最小回転半径は、ティアナが5.5m、シルフィが5.2mと、
シルフィの方がより小回りがきく事がわかります。

両車の違いはホイールベース長、タイヤサイズ、
前トレッド幅などの違いが主な要因と言えるでしょう。

しかしながら、ともに市街地走行や車庫入れ、
縦列駐車でも操作性の良さを感じるパッケージデザインです。

ターゲット層

両車はともに、日産の4ドアセダンですが、
搭載するエンジン、ボディサイズも異なり、ターゲット層にも違いがあります。

■日産 ティアナ(TEANA)XE
日産のプレミアムラージセダンです。

パワフルな2.5L 4気筒自然吸気エンジンとスムーズで息の長い加速性能を可能にするCVTにより、
スポーティながら優雅で上質な走りを提供します。

モダンインテリアをコンセプトに居心地の良さを追求した、
インテリアと質感にこだわった掛け心地の良いシートが、
高いやすらぎのあるキャビンを実現しています。

操縦安定性と乗り心地の良さが体感できるマルチリンク式リアサスペンションにより、
買い物からロングドライブまで、品の良いキャビンに包まれ、
優雅にゆったりと移動するためのセダンを求める方々へおすすめです。

■日産 シルフィ(SYLPHY)S
大きすぎない適度なサイズの使い勝手の良いミディアムサイズセダンです。

質感の高いインテリア、掛け心地の良いシート、肩回りやヘッドクリアランス、
ひざ周りにも余裕のあるリアシート、静粛性の高い室内空間など、
実力の高い高品位なパッケージデザインが特徴です。

ワイドなボディサイズでも、フロントガラスが大きく、視界性・取り回しに優れ、
市街地走行や車庫入れ、縦列駐車でも運転のしやすさが自慢です。

クオリティの高い落ち着いたデザインと運転のしやすさから、
長く乗れる飽きのこないミディアムセダンを求める方々へおすすめです。

外観

  • 日産 ティアナ(TEANA)XE

    goo-net編集チーム

    日産 ティアナ(TEANA)XE

  • 日産 シルフィ(SYLPHY)S

    goo-net編集チーム

    日産 シルフィ(SYLPHY)S

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※参考URL
日産 ティアナ(TEANA)XE:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/TEANA/10101349/index.html

日産 シルフィ(SYLPHY)S:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SYLPHY/10095329/index.html

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グーネットマガジン編集部

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