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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.29
ホンダオデッセイと日産ステージアの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダ オデッセイシリーズのオデッセイ(ODYSSEY)Gと、
日産のステージア(STAGEA)250RXを徹底比較したいと思います。
共にホンダと日産を代表するミニバンとワゴンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
全長×全幅×全高
4830×1800×1695mm
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
全長×全幅×全高
4785×1760×1510mm
オデッセイの方が全体的に大きなボディサイズを持ち、
全長は45mm、全幅40mm、全高185mm上回っています。
これは3列目シートを備えるミニバンタイプのオデッセイと、
ワゴンタイプのステージアとのボディタイプの差異と言えるでしょう。
両車とも3ナンバーサイズの堂々とした高級感あふれるデザインが特徴です。
ステージアの全高は立体駐車場に対応した1550mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
(前)215/60R16 95H
(後)215/60R16 95H
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
(前)205/65R16 95S
(後)205/65R16 95S
両車ともに16インチの同径ながら、オデッセイが10mmほど太いタイヤを装備しております。
スピードレンジもオデッセイの方が2段階上のH規格です。
オデッセイはファミリーユースを想定した乗り心地と快適性を重視したタイヤが設定されています。
ステージアは、当たりのソフトなタイヤと軽量なアルミホイールを備え、
カーゴスペースに荷物を積載した際にも、しっかりとした乗り心地を維持する特性を持つ、
優れた設定と言えるでしょう。
乗車定員
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
8名
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
5名
オデッセイは8名、ステージアは5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
JC08モード燃費:13.8km/リットル
排気量:2356cc
最高出力:175ps(129kW)/6200rpm
最大トルク:23.0kg・m(225N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1720kg
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
10モード/10・15モード燃費:11.0km/リットル
排気量:2495cc
最高出力:215ps(158kW)/6400rpm
最大トルク:27.5kg・m(270N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
車両重量:1570kg
オデッセイはFFで2.4L 4気筒自然吸気エンジン+CVT、
ステージアはFRで2.5L 6気筒自然吸気エンジン+4ATを搭載しています。
燃費はオデッセイの方が2.8km /リットル優れた数値です。
オデッセイの方が車両重量150kg上回りますが、
伝達効率に優れたCVTと実用域でのエンジン特性の違いが主な要因と言えるでしょう。
ステージアが無鉛プレミアムガソリンなのに対して、
オデッセイは懐に優しい無鉛レギュラーガソリン仕様です。
ステージアは発売当時の10モード/10・15モード燃費モードによる燃費表示です。
自動車税はともに年間45,000円です。
※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1325mm
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
室内長×室内幅×室内高
1975×1470×1200mm
室内長、室内幅、室内高のすべてでオデッセイがステージアを上回ります。
オデッセイの方が、室内長960mm、室内幅155mm、室内高125mm上回っています。
これはミニバンタイプのオデッセイと、ボンネットが独立し、
カーゴスペースをしっかり確保しているワゴンタイプのステージアとの、
ボディコンセプトの違いによるスペックの差と言えるでしょう。
オデッセイは多彩にアレンジ可能な2列目3列目シートを持ち、利便性と実用性に優れます。
ステージアはリクライニング機能を持つ分割可倒式リアシートを備え、
長尺ものや大きな荷物を積む際の実用性の高さが特徴です。
ともに乗車定員がリラックスできる十分な居住性を持つ優れたパッケージと言えます。
新車価格
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
2,760,000円
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
2,814,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車ともに上級ミニバン、ワゴンとして性格にマッチした相応な乗り心地を実現しています。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
ホンダの上級ミニバンであり、余裕のある2.4Lエンジン、
専用のしっかりした剛性感のある足周りにより、
揺れの少ないどっしりした乗り心地を実現しています。
クッション性に優れた座り心地の良いシートを備え、
長距離ドライブでも快適な居住性が自慢です。
VSAによる横滑り防止機構を装備しており、高速走行時のスタビリティの高さも特徴です。
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
スカイラインのシャーシとエンジンを共有し、
ステーションワゴンタイプでありながら、運動性能の高さを備えるステージア。
低い車高と低重心で高剛性なボディ、
路面の凹凸の追従性と操舵感に優れた前後マルチリンク式のサスペンションを備え、
ワゴンでありながら質の高い走りを楽しめることでしょう。
しっかりした上質な掛け心地を持つシートを備え、
サイドウォールに高さのある当たりの柔らかなタイヤとのマッチングも良く、
長距離でも疲れの少ない快適な乗り心地を提供します。
操作性
最小回転半径は、オデッセイが5.4m、ステージアが5.5mと、
オデッセイがわずかながら小回りがきく事がわかります。
ともに両車、全長サイズから考えると優秀な小回り性能といえます。
ホイールベース長はオデッセイ2900mm、ステージア2850mmと、
オデッセイが50mm長いスペックとなっております。
ターゲット層
両車はミニバンとワゴンタイプとボディタイプが異なり、
搭載するエンジンタイプ、足周りからも乗り味の異なる2台です。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
コンパクトなサイズが主流のミニバンカテゴリーでありながら、
堂々としたボディサイズ、存在感あるボディデザインによる佇まいなど、
上級ミニバンに相応しい存在感とクオリティの高さを備えています。
室内は全席足元に十分な余裕があり、
厚みのある掛け心地の良いシートとしなやかなで横揺れの少ない足周りから、
上質な乗り心地が特徴です。
また、トップエンドまでリニアにパワー感が持続するエンジン特性と実用性の高さにより、
ファミリーユースからアクティブなアウトドアまで、
運転する楽しみや高い走行安定性を持つ質の高いミニバンを求める方におすすめです。
■日産 ステージア(STAGEA)250RX
希少になってしまったステーションボディを持つ人気の高い車種です。
スカイラインと共有するボディ骨格と足周りを持ち、
回転バランスに優れた振動の少ない2.5L 6気筒エンジンから滑らかで力強い走行フィールを誇ります。
後席はリクライニング機能を備え、足元の十分なクリアランスからも、
大人5名がリラックスして移動できる室内空間を提供しています。
前後マルチリンク式サスペンションを備え、
プレミアムセダン同様の運動性能、乗り心地の良さのバランスから、
走りの質の高い快適なワゴンを求める方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
goo-net編集チーム
日産 ステージア(STAGEA)250RX
※参考URL
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ODYSSEY/10102284/index.html
日産 ステージア(STAGEA)250RX:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/STAGEA/10030867/index.html