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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.28

トヨタヴィッツとラクティスの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

トヨタヴィッツとラクティスの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はトヨタヴィッツシリーズのヴィッツ(VITZ)Fと、
同じくトヨタのラクティス(RACTIS)Xを徹底比較したいと思います。

共にトヨタを代表するハッチバックとミニバン・ワンボックスタイプの2車種。
共にスタンダードグレードに的を絞り検証致します。

果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
全長×全幅×全高
3885×1695×1500mm

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
全長×全幅×全高
3995×1695×1585mm

ラクティスの方が、全長は110mm長く、全高は85mm高いスペックとなっております。
全幅は両車とも1695mmで5ナンバーサイズです。

これはハッチバックタイプのヴィッツと、
コンパクトながらミニバンタイプで開発されたラクティスの、
両車のデザインコンセプトの差異と言えるでしょう。

タイヤサイズ

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
(前)165/70R14
(後)165/70R14

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
(前)175/60R16
(後)175/60R16

ラクティスの方が2インチ大径で10mm程太いタイヤを標準装備しています。

両車とも日常での利便性、快適な走行を損なわないために、
車体のデザインとバランスの良いタイヤを選択しています。

車体サイズが大きいこともあり、ラクティスの方が大径のタイヤを装備していますが、
偏平率に関してはヴィッツの方が10%程上回っています。

ともに経済性に優れたタイヤと言えるでしょう。

乗車定員

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
5名

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
5名

両車とも5名の乗車定員です。

維持費(燃費)

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
JC08モード燃費:21.6km/リットル
排気量:996cc
最高出力:69ps(51kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:970kg

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
JC08モード燃費:20.0km/リットル
排気量:1329cc
最高出力:99ps(73kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1090kg

ヴィッツは1.0L 3気筒自然吸気エンジン、
ラクティスは1.3L 4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
両車ともに駆動方式はFFです。

ヴィッツの方が1.6km/リットル数値的に優れた燃費性能を誇ります。
ラクティスの方が排気量333cc、最高出力は30ps上回り、
120kg軽量なヴィッツの方が燃費について有利に働いたと考えられます。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、ヴィッツが年間29,500円、ラクティスが年間34,500円です。

※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。

室内

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
室内長×室内幅×室内高
1920×1390×1250mm

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
室内長×室内幅×室内高
1875×1420×1310mm

室内サイズではラクティスの方が、室内幅で30mm広く、室内高で60mm上回っています。
室内長ではヴィッツが45mm長いスペックとなっています。

ラクティスは室内高、室内幅を広く取り、室内空間に余裕を持たせたパッケージであり、
高い居住性と広いラゲッジスペースを持っています。

室内長ではヴィッツが上回りましたが、
これはボンネット側へ傾斜したフロントガラスの分、室内長に活かされていると思われます。

居住性を意識したラクティスがスペック上、室内幅、室内高共に上回っておりますが、
室内長で上回るなど、ヴィッツもコンパクトハッチバックカーとしての、
十分な居住性を確保しています。

ともに可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。

新車価格

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
1,291,091円

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
1,615,091円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車ともにトヨタを代表する人気の高い車種です。
街乗りからビジネスまで、日常での使い勝手に優れたパッケージデザインと言えるでしょう。

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
適度な硬さを持つサポート性に優れたシートとソフトな足周りから、
日常の市街地走行でも快適な乗り心地と言えるでしょう。

傾斜のついた広いフロントガラスで視認性も良く、
コンパクトな車体サイズは駐車等もスムーズに行えます。

車体サイズの割に大きな2510mmのホイールベースも確保しており、
バランスの良い快適な乗り味を提供しています。

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
幅が広くホールド性の高いシートと、
ダンピングの効いたしっかりしたサスペンションにより、優れた乗り心地を提供します。

1.3Lのエンジンとは思えない力強さとCVTのコンビネーションにより、
スムーズでキビキビとした運動性能を誇ります。

操作性

最小回転半径は、ヴィッツが4.5m、ラクティスが4.9mと、ヴィッツが数値的に優れますが、
両車共に優れた小回り性能といえます。

ホイールベースに関してはヴィッツが2510mm、ラクティスが2550mmと、
ラクティスが40mm長いスペックとなっています。

ターゲット層

ヴィッツはハッチバック、ラクティスはミニバンタイプと、
それぞれの特徴と個性を併せ持っています。

■トヨタ ヴィッツ(VITZ)F
小気味良い走行フィールを誇る1.0L 3気筒エンジンと、
スムーズなCVTのもたらすキビキビとした安定感のある走り、
毎日の使用で差が出る優れた経済性など、トータルのパッケージングに優れた車種です。

運転シートからの広く優れた視認性の良さ、また低重心ボディとソフトな乗り心地から、
街乗りでの快適性、実用性、経済性からもおすすめの一台です。

■トヨタ ラクティス(RACTIS)X
余裕ある1.3L 4気筒エンジンとCVTにより、
運動性能と燃費性能のバランスに優れたパッケージデザインです。

クラストップレベルのゆとりある室内空間、使い勝手が良く快適な居住性、
広いラゲッジスペースはラクティスの最大の魅力と言えます。

スタイリッシュなデザインからも、
日常の買い物からアウトドアの友として若いファミリーユースにおすすめです。

外観

  • トヨタ ヴィッツ(VITZ)F

    goo-net編集チーム

    トヨタ ヴィッツ(VITZ)F

  • トヨタ ラクティス(RACTIS)X

    goo-net編集チーム

    トヨタ ラクティス(RACTIS)X

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※参考URL
トヨタ ヴィッツ(VITZ)F:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/VITZ/10098192/index.html

トヨタ ラクティス(RACTIS)X:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/RACTIS/10090663/index.html

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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