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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.25

ホンダバモスとダイハツタントの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

ホンダバモスとダイハツタントの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はホンダの人気車種バモスシリーズのバモス(VAMOS)Gと、
ダイハツのタント(TANTO)Xを徹底比較したいと思います。

共にホンダとダイハツを代表する軽ハイトワゴンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■ホンダ バモス(VAMOS)G
全長×全幅×全高
3395×1475×1755mm

■ダイハツ タント(TANTO)X
全長×全幅×全高
3395×1475×1750mm

両車ともに背の高い軽ハイトワゴンタイプで、明るい室内と高い居住性を持ったデザインです。

ともに軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、
全長、全幅もまったく同じ数値です。

全高はバモスの方がわずかに5mm上回ります。

タイヤサイズ

■ホンダ バモス(VAMOS)G
(前)155/70R13 75S
(後)155/70R13 75S

■ダイハツ タント(TANTO)X
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

両車は同じ太さながら、タントの方が1インチ大径のタイヤを標準装備しています。

しかしながらスピードレンジ、空気量もほとんど同じ規格のタイヤなので、
タイヤサイズに対して特性の違いはほぼないと思われます。
両車とも日常での快適性、経済性を重視した設定と言えるでしょう。

バモスはアルミホイールが標準で装備されます。

乗車定員

■ホンダ バモス(VAMOS)G
4名

■ダイハツ タント(TANTO)X
4名

両車とも軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。

※法令は2016年11月時点で参照したものとなります。

維持費(燃費)

■ホンダ バモス(VAMOS)G
JC08モード燃費:16.8km/リットル
排気量:656cc
最高出力:45ps(33kW)/5500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:990kg

■ダイハツ タント(TANTO)X
JC08モード燃費:28.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:930kg

バモスはミッドシップで3気筒SOHC自然吸気エンジン+5MT、
タントはFFで3気筒DOHC自然吸気エンジン+CVTと、
駆動方式、搭載するエンジンとトランスミッションのタイプが異なります。

燃費はタントの方が11.2km/リットル優れた燃費を実現しています。
これはタントがアイドリングストップ機能を進化させた、
「新エコアイドル」機構を搭載していることが主な要因と思われます。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

室内

■ホンダ バモス(VAMOS)G
室内長×室内幅×室内高
1645×1250×1270mm

■ダイハツ タント(TANTO)X
室内長×室内幅×室内高
2200×1350×1365mm

タントの方が、より室内空間にこだわったスペックを持っており、
室内長555mm、室内幅100mm、室内高95mm上回っています。

バモスは、ミッドシップレイアウトにより、低いフロアの恩恵で乗降性に優れ、
数値以上にヘッドクリアランスの余裕を感じる快適な室内キャビンです。

タントは助手席側がピラーを持たない大型パワースライドドアになっており、
広い室内空間と併せて乗降性に優れているのが特徴です。

両車とも分割可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。

新車価格

■ホンダ バモス(VAMOS)G
1,320,000円

■ダイハツ タント(TANTO)X
1,355,400円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

ホイールベースはタントの方が35mm上回っています。
両車は駆動方式や、重心の高さなどの違いにより、乗り味は異なります。

■ホンダ バモス(VAMOS)G
ホンダらしいミッドシップレイアウトを採用し、
重心の低さと、ややソフトな足周りが路面の凹凸をうまく吸収し、
張り出しのあるシート形状と相まって、揺れの少ない安定感のある乗り心地を提供します。

また、ミッドシップレイアウトの恩恵により、エンジン音の遮断性に優れ、
静かな快適なキャビンを実現しています。

5MT+自然吸気エンジンの組み合わせにより、小気味よい走りを実現しています。

■ダイハツ タント(TANTO)X
ボディの4隅にタイヤが付くFF駆動の軽ハイトワゴンらしく、
ホイールベース長とボディの重量バランスにより、ゆったりした乗り味を提供しています。

ややフラットな形状のシートは、ソフトな肌触りで掛け心地もよく、
静粛性の高い開放感ある室内空間と相まって、快適なドライブが楽しめます。

操作性

最小回転半径は、バモスが4.7m、タントが4.4mと、
タントの方がより小回りがきくことがわかります。

両車とも軽自動車ならではの、コンパクトなボディの恩恵により、
市街地走行のすれ違いや縦列駐車などの操作性に優れます。

ターゲット層

両車ともに軽ハイトワゴンタイプですが、ボディデザインを始めとして、
駆動方式や搭載するエンジンタイプなど大きな違いがあります。

■ホンダ バモス(VAMOS)G
駆動方式にミッドシップレイアウトを採用するなど、ホンダイズムがコンセプトに表れています。

ミッドシップレイアウトにより、車の重心がほぼ中心に置かれ、軽快な走りを実現しています。
また、エンジンを乗員から離すことにより、静かで快適なキャビンが自慢です。

5MT+自然吸気エンジンの組み合わせと揺れの少ない足周りにより、
アクティブな走りが得られる軽ハイトワゴンを求める方々へおすすめです。

■ダイハツ タント(TANTO)X
室内の広々したスタイリッシュなデザインの軽ハイトワゴンです。
明るく開放感のある圧倒的に広い室内スペースが特徴です。

「ミラクルオープンドア」と呼ばれる、助手席側がピラーのないパワースライドドアになっており、
フラットなフロアと相まって非常に乗降性に優れています。

大きくスライドする助手席シート、飲み物をこぼしても安心な撥水シートを備えるなど、
小さなお子さんのいる若いファミリーの方々へおすすめです。

バモスと比較して、若干若いファミリー層を意識したパッケージデザインと言えるでしょう。

外観

  • ホンダ バモス(VAMOS)G

    goo-net編集チーム

    ホンダ バモス(VAMOS)G

  • ダイハツ タント(TANTO)X

    goo-net編集チーム

    ダイハツ タント(TANTO)X

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グーネットマガジン編集部

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