中古車購入
更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.08
トヨタセルシオとホンダオデッセイの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はトヨタの人気車種のセルシオ(CELSIOR)A仕様と、
ホンダ オデッセイシリーズのオデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージを、
徹底比較したいと思います。
共にトヨタとホンダを代表する高級セダンとミニバンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
全長×全幅×全高
5015×1830×1490mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
全長×全幅×全高
4830×1820×1685mm
セルシオの方が、全長185mm、全幅10mm上回りますが、
全高はオデッセイが195mm上回っています。
両車のサイズは、ボディタイプの違いの特徴がよく表れています。
セルシオはトヨタの旗艦モデルならではの、高級感に溢れた落ち着いた佇まいです。
オデッセイはエアロパーツや大きなメッキグリルを装備し、
上級ミニバンながら迫力あるスタイリングが特徴です。
タイヤサイズ
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
(前)225/55R17 95W
(後)225/55R17 95W
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
(前)215/55R17 94V
(後)215/55R17 94V
両車はともに17インチの同径ながら、セルシオの方がひと回り太いタイヤが標準装備されています。
セルシオは大型セダンとしてコンフォート寄りの、乗り心地と安定走行性能を重視した設定、
オデッセイは乗り心地と運動性能のバランスを考えた、
上級ミニバンに相応しい、最適な選択と言えます。
乗車定員
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5名
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
7名
乗車定員はセルシオは5名、オデッセイは3列シートの7名です。
維持費(燃費)
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
10モード/10・15モード燃費:8.9km/リットル
排気量:4292cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最大トルク:43.8kg・m(430N・m)/3400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
JC08モード燃費:13.6km/リットル
排気量:2356cc
最高出力:190ps(140kW)/6400rpm
最大トルク:24.2kg・m(237N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
セルシオは圧倒的な出力特性を持つ4.3L V型8気筒自然吸気エンジン+FR駆動方式、
オデッセイはやや高回転型の2.4L 直列4気筒自然吸気直噴エンジン+FF駆動方式です。
燃費はオデッセイの方が4.7km/リットルほど数値的に優れています。
これは両車の排気量1936ccの差が主な要因と言えるでしょう。
セルシオはプレミアムガソリン、オデッセイはレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、セルシオが年間76,500円、オデッセイが年間45,000円です。
なおセルシオの燃費表示は発売当時の10モード/10・15モード燃費値です。
※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
室内長×室内幅×室内高
2080×1535×1210mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1325mm
室内サイズは両車のボディタイプの特徴をよく表しています。
オデッセイの方が、室内長855mm、室内幅90mm、室内高115mm上回ります。
ともにフル乗車定員でも十分な居住空間を持つ余裕のあるパッケージデザインです。
オデッセイは低床フロアと両側パワースライドドアにより乗降性に優れ、
多彩にアレンジ可能なリアシートを備え、
広いカーゴスペースと相まって利便性の高いパッケージデザインです。
新車価格
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5,932,500円
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
3,476,400円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
ともに両社を代表する上級モデルとして、相応な乗り心地を実現しています。
ボディコンセプト、搭載するエンジンタイプなどの違いから乗り味も異なります。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
肌触りの良いファブリックシートは、どの席においても最上級の座り心地です。
前後とも路面の追従性に優れたダブルウイッシュボーン式のコイルサスペンションを採用し、
落ち着きのあるどっしりとしたダンピングの効いた乗り心地をもたらします。
中低速域から湧き上がる豊かなトルクにより、
市街地から高速走行まで静かで安定感ある、疲れの少ないキャビンを実現しています。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
アブソルートモデルは他のモデルより10mmほど車高が低く設定され、
低重心化によって横揺れが少なく、高い走行性能を実現しています。
全席、厚みのあるクッション性に優れたシートを採用し、上質で快適な乗り心地を提供します。
2列目シートにはオットマン機構を持つゆとりのプレミアムクレードルシートを装備し、
さらにコンフォート性能を高めています。
操作性
最小回転半径は、セルシオが5.2m、オデッセイが5.4mと、
セルシオの方が小回りがきくことがわかります。
セルシオの方が、大柄なボディながらも、
FR駆動方式によるハンドルの切れ角などが起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車は異なるセダンとミニバンカテゴリーであり、
ボディデザインを含めコンセプトデザインにも大きな違いがあります。
■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
トヨタを代表する旗艦モデルのセルシオ。
4.3L V型8気筒エンジンから当時の馬力規制値いっぱいである280psと豊かなトルクを発生します。
大人5人が安全・快適に移動するために、トヨタの誇る最高の技術が詰め込まれています。
静粛性の高いキャビンと余裕のあるエンジン特性から、
ビジネスやゴルフ、ロングドライブなど長距離の移動を目的とされる方々へおすすめです。
セルシオの最終形であり、完成度の高さと一目でセルシオとわかる存在感あるデザインも特徴です。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
車高の低められた迫力あるスタイリングと豪華で明るい室内が特徴です。
低重心ボディの恩恵から室内高に余裕があり、両側パワースライドドアを備え乗降性に優れています。
フル乗車定員でも、2.4Lの余裕のあるエンジンを搭載することで、
機敏な運動性と横揺れの少ない上質な乗り心地が特徴です。
特に2列目シートはオットマンもついた多機能で快適な仕様で、
プライベート空間を大切にする落ち着いた移動空間を求める方々におすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
goo-net編集チーム
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ
※参考URL
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CELSIOR/10022506/index.html
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングアドバンスドパッケージ:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ODYSSEY/10102293/index.html