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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.01

ホンダフィットと日産エクストレイルの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

ホンダフィットと日産エクストレイルの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はホンダの人気車種のフィットシリーズのフィット(FIT)RSと、
日産エクストレイルシリーズのエクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージを、
徹底比較したいと思います。

共にホンダと日産を代表するコンパクトハッチバックタイプとSUVタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■ホンダ フィット(FIT)RS
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
全長×全幅×全高
4640×1820×1715mm

フィットは5ドアハッチバックタイプ、エクストレイルはSUVタイプです。

エクストレイルはSUVらしく骨格のしっかりした大きなボディが与えられており、
全長685mm、全幅125mm、全高190mm上回り、
視覚的にも室内スペースの大きさを主張するデザインと言えるでしょう。

フィットは全長4m未満のコンパクトなボディで、
全高も立体駐車場に対応した5ナンバーサイズの車です。

タイヤサイズ

■ホンダ フィット(FIT)RS
(前)185/55R16 83V
(後)185/55R16 83V

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
(前)225/65R17
(後)225/65R17

エクストレイルの方が、1インチ大径で40mmほど太いタイヤが標準装備されています。
空気量の多めな省燃費タイヤを装備し、
快適さと走破性、経済性のバランスを考慮した優れたパッケージと言えるでしょう。

フィットは、スポーティモデルらしく、
軽快な乗り味と運動性能のバランスを重視した設定と言えるでしょう。

両車ともにアルミホイールが標準で装備されます。

乗車定員

■ホンダ フィット(FIT)RS
5名

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
7名

乗車定員はフィットが5名、エクストレイルが3列シートの7名です。

維持費(燃費)

■ホンダ フィット(FIT)RS
JC08モード燃費:19.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:132ps(97kW)/6600rpm
最高トルク:15.8kg・m(155N・m)/4600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
JC08モード燃費:16.4km/リットル
排気量:1997cc
最高出力:147ps(108kW)/6000rpm
最高トルク:21.1kg・m(207N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

両車とも駆動方式はFFです。
フィットは1.5L、エクストレイルは2.0Lの自然吸気エンジンを搭載しています。

フィットはラインナップの中でもスポーティなモデルで6MTを備え、
子気味良い走りを提供しています。

エクストレイルは燃焼効率に優れた直噴エンジンにより、
トルクが太く、全域でパワーを感じる経済性に優れたエンジン特性を持っています。

燃費はフィットの方が2.6km/リットル数値的に優れています。
主に501ccコンパクトな排気量と460kg軽量なことが起因していると言えるでしょう。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、フィットが年間34,500円、エクストレイルは年間39,500円です。

※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。

室内

■ホンダ フィット(FIT)RS
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
室内長×室内幅×室内高
2555×1535×1270mm

室内のサイズは両車のパッケージの特徴を良く表しています。

エクストレイルの方がボディサイズの恩恵により室内長620mm、室内幅85mm上回りますが、
室内高はフィットが10mm上回っています。

フィットはホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、
コンパクトなボディながら、優れた空間効率を実現し、
分割可倒式リアシートを備え利便性の高さも自慢です。

エクストレイルは多彩なアレンジができる広々とした3列シートにより、
友人同士や家族3世帯での旅行、ゴルフや買い物など、
ゆったり移動できる居住性と快適性を兼ね備えています。

新車価格

■ホンダ フィット(FIT)RS
1,926,000円

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
2,485,080円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車はコンパクトハッチバックとSUVとボディタイプも異なり、
ボディの重心の高さや足周りなどから乗り味も異なります

■ホンダ フィット(FIT)RS
フィットの中でも走りを強化したRSは、
硬めのサスペンションと偏平率の低いスポーティな銘柄のタイヤ、
張り出しの強いしっかり身体をサポートしてくれるバケットシートにより、
揺れを感じさせないダイレクトな乗り味です。

しかしながら、厚みのある体圧分布に優れ剛性感のあるシートは軽量で、
高剛性ボディと相まって、硬めながらもダンピングの効いた乗り心地を提供しています。

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
5人乗りの基本パッケージに3列目シートを追加し、利便性を高めたモデルです。

SUVらしく、路面の凹凸を物ともしないタフな足周りとアイポイントの高さから、
高速道路を長距離移動するようなドライブでもストレスを感じにくい、
オールラウンドに使える優れた居住性と乗り心地が自慢のパッケージデザインです。

操作性

最小回転半径は、フィットが5.2m、エクストレイルが5.6mと、
フィットの方が小回りがきくことがわかります。
主にボディサイズの違いが最小回転半径に影響しているようです。

ターゲット層

両車は異なるボディタイプですが、
ボディサイズや排気量などコンセプトにも大きな違いがあります。

■ホンダ フィット(FIT)RS
全長4mを切るコンパクトなボディとガラス面の大きさから見切りも良く、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが特徴です。

ガソリンタンクを前席の下に配置する独自のセンタータンクレイアウトにより、
室内は数値以上に広いパッケージングです。
スポーティな足周りと6MTによりメリハリのある軽快な走りを提供します。

RS専用のリアゲートスポイラー、サイドシルガーニッシュ、シート、リアバンパーなどを備え、
アクティブな若々しい印象を与えるモデルです。

ゆったりした居住空間と軽快な走りを可能にする、
コンパクトハッチバックを求める方々へおすすめです。

■日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ
SUVとライトクロスカントリーの中間的なパッケージデザインです。

搭載する直噴エンジンはパワフルで燃費効率に優れ、
路面を選ばない走行性能、広い室内空間など魅力あふれるオールラウンドに活躍する一台です。

日産独自の「ぶつからないクルマ」を目指したエマージェンシーブレーキパッケージを備え、
先進の高い安全性能を提供します。

防水加工を施した3列シートを装備し、積極的にアウトドアを楽しみ、
安全性にも優れたSUVを求める方々へおすすめです。

外観

  • ホンダ フィット(FIT)RS

    goo-net編集チーム

    ホンダ フィット(FIT)RS

  • 日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ

    goo-net編集チーム

    日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ

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※参考URL
ホンダ フィット(FIT)RS:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099629/index.html

日産 エクストレイル(XTRAIL)20X エマージェンシーブレーキパッケージ:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/XTRAIL/10101282/index.html

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グーネットマガジン編集部

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