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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.10.12
ホンダCR-Zとトヨタプリウスの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のCR-Z(CRZ)aと、
トヨタのプリウス(PRIUS)Sを徹底比較したいと思います。
共にホンダとトヨタを代表するハイブリッドhとハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
全長×全幅×全高
4105×1740×1395mm
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
全長×全幅×全高
4540×1760×1475mm
CR-Zは3ドアクーペ、プリウスは5ドアハッチバックと、
両車はタイプが異なり、ボディサイズやデザインにも特徴があります。
プリウスの方が、全長で435mm、全幅で20mm、全高80mm上回っています。
全高は両車とも立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
(前)195/55R16 87V
(後)195/55R16 87V
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
(前)195/65R15
(後)195/65R15
両車のタイヤ幅は同じながら、
CR-Zの方が1インチ大径で偏平率の低いタイヤを標準装備しています。
CR-Zはスポーツクーペらしく、
経済性と運動性能のバランスを優先したパッケージと言えるでしょう。
プリウスの方は、燃費を重視した車なので、
転がり抵抗の少ない、低燃費タイヤが装着されています。
ともにアルミホイールが標準装備されています。
乗車定員
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
4名
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
5名
CR-Zは4名、プリウスは5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
JC08モード燃費:23.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:118ps(87kW)/6600rpm
最大トルク:14.7kg・m(144N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
JC08モード燃費:34.0km/リットル
排気量:1797cc
最高出力:98ps(72kW)/5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車はハイブリッドシステムを搭載していますが、
ベースになるガソリンエンジンの排気量は1.5Lと1.8Lと若干異なります。
さらにCR-ZがFF、プリウスは後輪にもモーターを持つフルタイム4WDと駆動方式が異なります。
CR-Zはスポーティな走りをハイブリッドシステムがアシストするコンセプトであり、
プリウスは中低速から積極的にモーターがアシストする、
全天候型の燃費効率に優れたフルタイム4WDハイブリッドシステムが特徴です。
燃費はプリウスの方が、11.0km/リットル優れた数値です。
これはプリウスの方が、より低回転より積極的にモーターが介在する、
大容量ハイブリッドシステムを搭載している事が大きく起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、CR-Zは排気量が1.5Lなので年間34,500円、
プリウスは排気量が1.8Lなので年間39,500円です。
※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
室内長×室内幅×室内高
1605×1430×1080mm
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
室内長×室内幅×室内高
2110×1490×1195mm
室内のサイズは両車のパッケージの特徴をよく表しています。
プリウスの方が、室内長で505mm、室内幅60mm、室内高で115mm上回っています。
CR-Zはクーペスタイルなので後席の頭上高は低く、
実質的に大人2名のプライベート空間を演出したデザインです。
一体式の後席を倒す事が可能なので、
少人数の旅行にも対応した十分なカーゴスペースを持っています。
プリウスのリアシートは、6:4分割可倒式で長尺の荷物を積む事ができるなど、
大容量のラゲージスペースが特徴です。
また、低重心のボディにより全席にわたり頭上にゆとりが感じられます。
新車価格
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
2,700,000円
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
2,673,491円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
プリウスの方が265mmホイールベースは長く、
乗り心地と居住性を優先したパッケージングと言えるでしょう。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
スポーツクーペの特徴がスペックの随所に表れています。
低重心、高剛性ボディ・サスペンションによりスポーティな操縦安定性を実現しています。
またホールド性の高いバケットシートはしっかり身体をサポートし、
ダイレクト感あるソリッドな乗り心地が特徴です。
ハイブリッドシステムのアシストにより、高回転まで爽快な乗り味を提供しています。
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
上質なファブリックシートは剛性感が高く、圧力分布に優れた疲れにくく、
とても座り心地の良い設計です。
リアシートは角度やクッション性にこだわり、接触面積を広く取ったデザインで、
フロントシート同様に快適な乗り心地です。
重心の低い安定した走行フィールからも、
ふらつきの少ない疲れを感じにくい快適なパッケージデザインです。
操作性
最小回転半径は、CR-Zが5.0m、プリウスが5.1mと、
CR-Zの方がわずかに小回りがきく事がわかります。
両車の差は主にホイールベース長とボディサイズが起因していると言えるでしょう。
ともに市街地走行時のすれ違いや車庫入れまで、
取り回しの良さが実感できるスペックと言えるでしょう。
ターゲット層
両車はともにハイブリッドカーのカテゴリーですが、
コンセプトやボディ形状にも大きな違いがあります。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
ハイブリッドとは言え、ホンダらしいスポーティクーペに仕上がっています。
専用設計の操縦安定性に優れた足周り、
瞬間的にエンジン出力とモーターのアシスト量をアップさせる「PLUS SPORTシステム」、
シーンに合わせてエコからスポーツまで3段階にドライブモードを選択できる、
「3モードドライブシステム」など、
街乗りからスポーティドライブまでアクティブに楽しめるパッケージングです。
ハイブリッドシステムの経済性と切れの良い爽快な走行性能により、
アクティブな大人のクーペを楽しみたい方々へおすすめです。
■トヨタ プリウス(PRIUS)S
初代から受け継ぐ、ハイブリッド専用車種です。
後輪にもモーターを持つ独自のフルタイム4WDシステム「E-Four」により、
全天候型のよりスタビリティの高さが自慢のグレードです。
精度の高い4WD制御により、悪路や滑りやすい雪道などで優れた走行性能を誇ります。
低重心、低床ボディにより、ヘッドクリアランスをはじめ、
足元にも余裕のある室内空間を提供します。
座り心地の良い上質なファブリックシートと視界性の良さから、
普段の街乗りからロングドライブまで、幅広い使い方ができる優れたパッケージングです。
スタイリッシュなデザインや圧倒的な省燃費性能だけでなく、
全天候型の優れた走破性能を持つ4WDハイブリッドカーを求める方々におすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ CR-Z(CRZ)a
goo-net編集チーム
トヨタ プリウス(PRIUS)S
※参考URL
ホンダ CR-Z(CRZ)a:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/CRZ/10099232/index.html
トヨタ プリウス(PRIUS)S:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/PRIUS/10101055/index.html