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更新日:2019.06.14 / 掲載日:2016.08.31

日産スカイラインとトヨタカムリを徹底比較してみた

日産スカイラインとトヨタカムリを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回は日産の人気車種スカイラインシリーズのスカイライン(SKYLINE)200GT-tと、
トヨタのカムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージを徹底比較したいと思います。

共に日産とトヨタを代表するミディアムセダンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
全長×全幅×全高
4790×1820×1450mm

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
全長×全幅×全高
4850×1825×1470mm

スカイラインもカムリも同じミディアムクラスの4ドアセダンタイプです。
カムリの方が、全長60mm、全幅5mm、全高20mm数値的に上回っています。

両車ともに最近のボディコンセプトトレンドにならい全幅に余裕のあるサイズながら、
立体駐車場に余裕で入る全高1550mm以下のサイズです。

タイヤサイズ

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
(前)225/55RF17 97W
(後)225/55RF17 97W

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
(前)215/55R17
(後)215/55R17

両車ともに17インチの同径ながら、
スカイラインの方がひと回り太いサイズのタイヤが標準装備されています。

スカイラインは空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定の距離が航行できる、
ランフラットタイヤが標準装備されているのが特徴です。

カムリはハイブリッドシステムの経済性と乗り心地を優先した最適な設定と言えるでしょう。

両車ともにアルミホイールが標準装備されます。

乗車定員

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
5名

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
5名

両車とも5名の乗車定員です。
街乗りから長距離までゆったりと快適に移動できる車です。

維持費(燃費)

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
JC08燃費:13.0km/リットル
排気量:1991cc
最高出力:211ps(155kW)/5500rpm
最大トルク: 35.7kg・m(350N・m)/1250~3500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
JC08燃費:23.4km/リットル
排気量:2493cc
最高出力:160ps(118kW)/5700rpm
最大トルク: 21.7kg・m(213N・m)/4500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

駆動方式はスカイラインがFR、カムリはフルタイムFFです。
スカイラインは、低回転から太いトルクを発揮する効率のよい2Lターボエンジンを、
カムリは2.5Lエンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。

燃費はカムリの方が10.4km/リットルほど数値的に優れています。

カムリはハイブリッドシステムの特徴である、
中低速域のモーターの力強いアシストにより、優れた低燃費性能を誇ります。

使用する燃料はスカイラインがプレミアムガソリン、カムリはレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、スカイラインは排気量が2.0Lで年間39,500円、
カムリは排気量が2.5Lで年間45,000円です。

※自動車税は2016年8月時点で参照したものとなります。

室内

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
室内長×室内幅×室内高
2000×1480×1180mm

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
室内長×室内幅×室内高
2080×1525×1210mm

室内のサイズは、カムリの方が、室内長80mm、室内幅45mm、室内高30mm上回ります。

スカイラインは高級ミディアムセダンらしく、静粛性の高い落ち着いた室内空間を提供します。

カムリはボディサイズとFFの恩恵により後席の足元も広々としており、
居住性を重視したパッケージングです。
また分割可倒式のリアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れています。

新車価格

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
4,136,400円

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
3,427,527円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

スカイラインの方がホイールベース長75mm、車両重量も120kg上回っています。
両車は駆動方式、コンセプトやパッケージデザインなどが異なり、乗り味にも違いがあります。

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
長距離の移動も疲れの少ない快適さと、高い運動性能が、
高次元でバランスのとれたパッケージングです。
余裕あるターボエンジンは低速から力強くトルクが立ち上がり滑らかに加速します。

ダンピングの効いた足周りは、街乗りから高速走行まで、
揺れの少ない快適な乗り心地を提供しています。

ランフラットタイヤによる乗り心地の違いは感じられないでしょう。

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
2.5Lエンジン+ハイブリッドシステムにより、
中低速から高速域まで全域に渡りトルクフルな出力特性が特徴です。

質感の高いしっかりとした掛け心地のシートと、
ハイブリッドシステムの優位性が際立った静かな室内により、
居心地のよい快適な乗り心地を実現しています。

また、乗り心地と燃費性能を重視したタイヤと、
軽量化された専用設計のアルミホイールを備える足周りなど、
経済性と操縦安定性がうまくバランスのとれた優れたパッケージングです。

操作性

最小回転半径は、スカイラインが5.7m、カムリが5.5mと、
カムリの方がわずかに小回りがきくことがわかります。

両車の差は、スカイラインはホイールベース長が75mm長く、
タイヤサイズの違いが主な要因と言えるでしょう。

ターゲット層

両車は日産とトヨタのミディアムセダンですが、
搭載するエンジンタイプや駆動方式など設計コンセプトや乗り味にも大きな違いがあります。

■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
スカイラインと言えば、俊敏な印象を受ける方が多いかと思います。
ターボエンジンを搭載して、大トルクにより低速から豪快に加速するのが身上とも言えるでしょう。
大柄な立派な車格になっても、スポーティな走行性能とゆったりとしたパッケージが特徴です。

高速道路を利用する機会の多い方や、質の高いドライビングを楽しみたい方々におすすめです。

■トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ
トヨタのFFフラッグシップセダンです。
堂々とした車格ながら、高出力なハイブリッドシステムを搭載し、
街乗りから高速走行まで力強くモーターがアシストしてくれる、
経済性と運動性能を重視したパッケージデザインです。

後席の足元に余裕があり、静粛性の高い室内空間と併せて、快適な移動空間を提供します。

このクラスのFFならではの高い居住性と23.4km/リットルを誇る優れた燃費性能から、
運動性能と経済性の高いミディアムセダンを求める方々におすすめです。

外観

  • 日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t

    goo-net編集チーム

    日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t

  • トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ

    goo-net編集チーム

    トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ

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※参考URL
日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SKYLINE/10103075/index.html

トヨタ カムリ(CAMRY)ハイブリッド Gパッケージ:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CAMRY/10099950/index.html

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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