レクサスＩＳと日産スカイラインを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
全長×全幅×全高
4665×1810×1430mm

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
全長×全幅×全高
4790×1820×1450mm

両車とも同じ4ドアセダンタイプです。
スカイラインの方が、全長125 mm、全幅10mm、全高20mm上回っています。
両車ともに立体駐車場に余裕で入る全高1550 mm以下のサイズです。

スカイラインは抑揚あるボディデザインが特徴で、
数値以上にボリュームを感じる堂々とした佇まいです。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
（前）225/45R17 91W
（後）225/45R17 91W

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
（前）225/55RF17 97W
（後）225/55RF17 97W

両車とも17インチの同じサイズながら、ＩＳの方が偏平率の低いタイヤが標準装備されています。
両車ともに操縦性と走行安定性を優先した設定と言えるでしょう。

スカイラインは空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定の距離が航行できる、
ランフラットタイヤが標準装備されているのが特徴です。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
5名

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
5名

両車とも5名の乗車定員です。街乗りから長距離までゆったりと快適に移動できる車です。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
JC08燃費：13.2km/リットル
排気量：1998cc
最高出力：245ps(180kW)/5800rpm
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
JC08燃費：13.0km/リットル
排気量：1991cc
最高出力：211ps(155kW)/5500rpm
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン

駆動方式は両車ともにFRです。
また、両車とも低回転から太いトルクを発揮する効率のよい2Lターボエンジンを搭載しています。

燃費はＩＳの方が0.2km/リットルほど数値的に優れています。
またスカイラインを34ps最高出力で上回り、高効率化なエンジンと言えるでしょう。

使用する燃料は両車ともにプレミアムガソリン仕様です。
自動車税は共に年間39,500円です。

※自動車税は2016年8月時点で参照したものとなります。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
室内長×室内幅×室内高
1945×1500×1170mm

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
室内長×室内幅×室内高
2000×1480×1180mm

室内のサイズは、ＩＳの方が室内幅で20mm上回りますが、
スカイラインは室内長55mm、室内高10mm上回っています。

ＩＳは分割式のリアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。

両車ともプレミアムミドルクラスセダンならではの、
大人5人がゆったりくつろげる室内空間を持っています。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
4,544,000円

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
4,136,400円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

スカイラインの方がホイールベース長50mm、車両重量も40kg上回っています。

両車は装着するタイヤを始めとする、足周りのセッティングなどが異なり、
乗り味にも違いがあります。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
本革に近い手触りの質感の高いシートは、体圧分布に優れ、
身体をしっかりサポートしてくれる形状です。

路面の凹凸やボディのたわみに対して、
追従性の高いダンパー、剛性感、接地感の高いサスペンションの採用により、
高いグリップ性と操舵応答性を誇ります。

高剛性ボディとダンピングの効いた足周りにより、スポーティな乗り心地を提供します。

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
レスポンスのよいターボエンジンにより低速から全域に渡り、
力強い出力特性を持ちながら、扱いやすさを持ち合わせています。

肌触りがソフトなジャガードシートとダンピングの効いた足周りは、
街乗りから高速走行まで揺れの少ない快適な乗り心地を提供しています。

ランフラットタイヤを装着することによる乗り心地の違いは感じられないでしょう。

最小回転半径は、ＩＳが5.2m、スカイラインが5.7mと、
ＩＳの方が小回りがきくことがわかります。

両車の差はホイールベース長、トレッド幅、オーバーハングなどが起因すると思われます。

両車はレクサスと日産の高級スポーツセダンのカテゴリーですが、
設計コンセプトや乗り味にも大きな違いがあります。

■レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ
レクサスのセダンモデルの中でも、扱いやすいサイズのスポーティセダンです。
レクサスの一連の流れをくむ大胆なボディデザインと上質なインテリアが特徴です。

出力を高めたターボエンジンと8ATによりダイナミックな走行性能を誇ります。
ダンピングの効いた乗り味と切れのあるエンジンは、積極的に運転を楽しむ方々におすすめです。

スカイラインと比較して、よりアクティブな印象を持つボディデザインです。

■日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ
歴代のスカイラインのDNAとブランディングを受け継ぐスポーティセダンです。
高出力なターボエンジンを搭載して、
大トルクにより低速から豪快に加速するのが身上とも言えるでしょう。

大柄な立派な車格になっても、スポーティな走行性能とゆったりとしたパッケージが特徴です。
高速道路を利用する機会の多い方や、質の高いドライビングを楽しみたい方々におすすめです。

ＩＳと比較して、若干幅広い年齢層を意識したボディデザインです。

※参考URL
レクサス ＩＳ（IS）ＩＳ２００ｔ:
http://www.goo-net.com/catalog/LEXUS/IS/10098780/index.html

日産 スカイライン（SKYLINE）２００ＧＴ－ｔ:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SKYLINE/10103075/index.html