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更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.08.03
ホンダフィットとオデッセイを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のフィットシリーズのフィット(FIT)13Gと、
同じくホンダオデッセイシリーズのオデッセイ(ODYSSEY)Gを徹底比較したいと思います。
共にホンダを代表するコンパクトハッチバックタイプと、
ミニバン・ワンボックスタイプのベースグレードの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
全長×全幅×全高
4830×1800×1695mm
オデッセイの方が全長875mm、全幅105mm、全高170mm上回っています。
両車のサイズは、ボディタイプの違いの特徴がよく表れています。
フィットの全幅は5ナンバー枠の1695mmで、立体駐車場に余裕で入る、
全高が1550mm以下のコンパクトなサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ フィット(FIT)13G
(前)175/70R14 84S
(後)175/70R14 84S
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
(前)215/60R16 95H
(後)215/60R16 95H
オデッセイの方が、2インチの大径で40mmほど太いタイヤを標準装備しています。
フィットは経済性を優先した、乗り心地のマイルドなタイヤを装着しています。
オデッセイは乗り心地と走行性能のバランスを考えた、
上級ミニバン・ワンボックスタイプに相応しい、最適な選択と言えます。
乗車定員
■ホンダ フィット(FIT)13G
5名
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
8名
乗車定員はフィットが5名、オデッセイは3列シートの8名です。
維持費(燃費)
■ホンダ フィット(FIT)13G
JC08燃費:26.0km/リットル
排気量:1317cc
最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
JC08モード燃費:13.8km/リットル
排気量:2356cc
最高出力:175ps(129kW)/6200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車とも駆動方式はFFです。
フィットは1.3L、オデッセイは2.4Lの4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はフィットの方が12.2km/リットルほど数値的に優れています。
これはフィットの方が、1039ccコンパクトなエンジンと、
高効率なエンジン特性が起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、フィットが年間34,500円、オデッセイが年間45,000円です。
※自動車税は2016年8月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ フィット(FIT)13G
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1325mm
オデッセイの方が、室内長1000mm、室内幅175mm、室内高45mm上回っています。
ボディサイズの恩恵により、全席足元にも十分な余裕があり、
ゆったりとした居住空間を提供しています。
フィットはガソリンタンクを前席の下へ配置することで、
数値以上に広さを感じるパッケージと言えるでしょう。
両車とも低床化により乗降性に優れ、可倒式のリアシートにより、
長尺ものや大きな荷物を積む際にとても便利です。
新車価格
■ホンダ フィット(FIT)13G
1,299,800円
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
2,760,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
オデッセイの方がホイールベース長370mm、車両重量750kg上回り、
乗り心地や操縦性など乗り味も異なります。
■ホンダ フィット(FIT)13G
サイドウォールに高さのある細めのタイヤとのバランスも良く、
路面の凹凸をしっかり吸収してくれる腰のある足周りです。
厚みのある体圧分布に優れた、疲れにくいシートと、
軽量で高剛性ボディは乗り心地の良さに貢献しています。
静粛性の高さとハンドリングの良さも特徴です。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
車両重量をしっかり支える足周りは、高い車高ながらも横揺れが少なく感じられます。
ホイールベースの長さと、低重心ボディも乗り心地に大きく貢献していると言えるでしょう。
3列目シートも足元に十分な余裕があり、全席のシートの材質、厚みからも大変快適と言えます。
操作性
最小回転半径は、フィットが4.7m、オデッセイが5.4mと、
フィットの方が小回りがきくことがわかります。
ボディの大きさ、タイヤ幅、トレッド幅、ホイールベース長の差が、
最小回転半径に起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車はコンパクトハッチバックとミニバン・ワンボックスとタイプが異なり、
乗車人数や搭載エンジン、ボディサイズなど乗り味にも大きな違いがあります。
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長4mを切るコンパクトなボディとガラス面の大きさから見切りもよく、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが特徴です。
ガソリンタンクを前席の下に配置する独自のセンタータンクレイアウトにより、
室内は数値以上に広いパッケージングです。
静かな4気筒エンジンと揺れの少ない乗り心地から、
ゆったりとした快適なコンパクトハッチバックを求める方々へおすすめです。
高効率エンジンにより燃費の良さも自慢です。
オデッセイと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
ガラス面が広く視界のよい明るい室内が特徴です。
低重心ボディの恩恵から室内高に余裕があり乗降性に優れています。
3列目シートまで不満なく快適に使え、2.4Lの余裕のあるエンジンを搭載することで、
機敏な運動性と横揺れの少ない上質な乗り心地が特徴です。
余裕のある居住性を備え、
街乗りから長距離ドライブまで幅広い使い方を求める方々におすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ フィット(FIT)13G
goo-net編集チーム
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G
※参考URL
ホンダ フィット(FIT)13G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099609/index.html
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ODYSSEY/10102284/index.html