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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2014.12.01
オデッセイとエスティマの徹底比較

goo-net編集チーム
ホンダ(HONDA)オデッセイ(ODYSSEY)5代目とトヨタ(TOYOTA)エスティマ(ESTIMA)3代目は、
両車種ともに人気のあるミニバンですが、
いろいろな角度から比較していきたいとおもいます。
サイズ
■オデッセイ
全長4,830mm × 全幅1,800mm 又は
全幅1,820mm × 全高1,695mm(2WD)又は全高1,715mm(4WD)
■エスティマ・エスティマハイブリッド
全長4,815mm × 全幅1,820mm × 全高1,745mm(2WD) 又は
全高1,760mm(4WD・ハイブリッド)
オデッセイにしてもエスティマにしても、
4WD車の方がFF車よりも15mm~20mmほど全高が高くなるようです。
これは、4WD車が最低地上高が若干高くなってしまうことにも関連しています。
また、エスティマの「タイプG」は、2WD・4WDは全長・全幅ともに20mm、
2WDは全高が15mmほどコンパクトな作りになっています。
最低地上高
■オデッセイ
145mm(ABSOLUTEのFFのみ)・150mm
■エスティマ・エスティマハイブリッド
160mm(2WD・ハイブリッド)・170mm(4WD)
オデッセイは、この数字だけを見ても重心が低いということがわかります。
これだけをみても、エスティマの乗り心地がふわふわしているという点にも繋がっていきます。
乗車定員
■オデッセイ
7人(FF)・8人(4WD)
■エスティマ・エスティマハイブリッド
7人乗り・8人乗り
ただし、オデッセイの「タイプB」のみFFでも8人乗り、
「タイプG」「タイプGエアロパッケージ」「タイプABSOLUTE」のFFは7人乗りと8人乗りの両方ありとなっています。
維持費(燃費)
ガソリン車ではレギュラーガソリンのオデッセイに軍配が上がりますが、
エスティマハイブリッドはレギュラーガソリンでさすがと言える燃費です。
また、下取り価格を考えるとガソリン車でもエスティマに軍配が上がるという結果です。
使用燃料種類
■オデッセイ
無鉛レギュラーガソリン
■エスティマ
無鉛プレミアムガソリン
■エスティマハイブリッド
無鉛レギュラーガソリン
乗り心地
■オデッセイ
ミニバンにしては低重心なので、横揺れが少ないとの評価が多いのですが、
足回りが固く乗り心地が悪いといった評価もあるようです。
■エスティマ
エスティマの乗り心地が悪いと言った意見はあまり聞きませんが、
エスティマ独特のふわふわとした乗り心地に違和感を感じる方は多いようです。
あまり慣れない人がふつうの乗用車同様に運転すると、同乗者が酔ってしまうこともあるようです。
■エスティマハイブリッド
重い車体なのにも関わらず、スムーズな加速と静かな走行が実現しています。
操作性
最少回転半径は、オデッセイが5.4m、エスティマが5.9m(タイプGが5.7m)で、
オデッセイの方が小回りがきくことがわかります。
しかし、エスティマハイブリッドの最少回転半径は5.7mとオデッセイにせまる数値です。
室内
■オデッセイ
室内長2,935mm × 室内幅1,625mm × 室内高1,325mm(2WD)又は1,305mm(4WD)
■エスティマ・エスティマハイブリッド
室内長3,010mm × 室内幅1,580mm × 室内高1,255mm
オデッセイは、3列目が収納可能で2列目がゆったり座れますし、車への乗り降りは、
ノンステップバス並みの約30cmという段差でミニバンの中ではとても楽です。
エスティマは、7人乗りなら3列目シートを収納して、
2列目を最後尾までスライドさせたスーパーリラックスモードが使えます。
ターゲット層
■オデッセイ
1代目から4代目までのオデッセイは、
ミニバンにしては車高が低く後部ドアにスライドドアを採用しないなど、
乗用車的なフォルムが若者に受けて大人気となりました。
5代目オデッセイは、はじめてスライドドアを採用して車高も多少高くなり、
ファミリー層もターゲットにしました。
車高が低く低重心のため、相変わらず若者にも人気ですが、
かっこよくカスタマイズしたいパパにも人気の車種となっています。
■エスティマ
“天才卵”との異名を持つエスティマは、
適度に若々しく適度に落ち着いたデザインのため、幅広い年齢層に支持されています。
■エスティマハイブリッド
新車の購入資金に余裕があるシニア層やお金持ちのファミリー層、
エコ志向の方などがターゲットになります。
デザインはガソリン車と変わらないので、幅広い年齢層に支持されるデザインです。
まとめ
ミニバンを購入予定の方ならオデッセイもエスティマも候補に挙がる車種でしょう。
その中で、オデッセイは車高が低く乗り降りが楽な事や、
ママでも街乗り用として活用できるアクティブさもあります。
エスティマは、ガソリン車はハイオクで燃料費が高くなるといった印象ですが、
大きな車体・ふわふわした乗り心地と高い目線は価値があります。
さらにエスティマハイブリッドは燃費性能の向上もあるため、
エスティマファンが不満に感じる部分をうまくカバーしていますし、
高級志向やエコ意識の高いファミリー層の方々に支持されるでしょう。