中古車購入チェックポイント
更新日:2022.01.07 / 掲載日:2022.01.07

中古車を100万円以下で買いたい!2021年のおすすめ車種9選!

中古車を購入する時に、100万円以下の予算で検討している方もいるでしょう。おすすめの車種や選び方をどうしたらよいか、知っておくことで役に立つこともあります。

今回は、2021年のおすすめ車種9選と中古車の選び方のポイントについて詳しく解説していきます。

100万円以下でも購入可能!おすすめ車種9選

予算が100万円以下でも、状態が良い中古車を購入することが可能です。

軽自動車やコンパクトカーであれば、100万円以下でも多くの中古車が販売されています。

また、ファミリー層で使用頻度が高いミニバンタイプであっても、流通量が多ければその分価格を引き下げて販売している車種もあります。

中古車は同じ車種でも年式、走行距離、オプションの装備品の充実度によって価格差が出る傾向があります。予算に合わせて選べることはメリットです。

これからおすすめの車種を9台紹介していきます。

①スズキ アルト

軽自動車で1975年から初代発売されているのが、スズキアルトです。

エンジンは圧縮比の向上やEGRシステムの採用、そして吸気、排気系を新設計することによって、燃費性能を大きく向上させ、低中速の動力性能を高めています。

現行モデルでは、リッター37.0kmという優れた燃費性能を兼ね備えています。

中古車価格帯は1,000円~150万円になっており、年式が2020年でもセイフティーサポート装着車でも726,000円で販売されています。比較的年式が新しい車でも100万円以下で購入可能です。

・全長×全幅×全高:3395×1475×1475mm
・ホイールベース:2460mm
・室内長×室内幅×室内高:1985×1255×1215mm
・車両重量:610kg
・排気量:658cc
・JC08モード燃費: 20.0~37.0km/l

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②ホンダ N-BOX

軽自動車で販売台数も常に上位に位置しているのが、ホンダN-BOXです。

ファミリーカーの新たなスタンダードを目指し、プラットフォーム、パワートレインを新たに開発しました。

安全装備の設置や助手席のスーパースライドシートを採用し、軽量化も行っているため、優れた走行性能と低燃費、乗り心地を実現しています。

中古車価格帯は1,000円~221万円になっており、100万円以下の予算で考えると、年式が2016年以前がおすすめです。例えば、年式が2016年、走行距離が30,000kmで948,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:3395×1475×1790mm
・ホイールベース:2520mm
・室内長×室内幅×室内高:2240×1350×1400mm
・車両重量:890kg
・排気量:658cc
・JC08モード燃費: 18.8~27.0km/l

ホンダ N-BOXの中古車を探す

③ダイハツ タント

ダイハツタントは、圧倒的な室内の広さと視界の良さがあり、2003年発売以降安定した人気があります。

サスペンションや骨格の部品配置もゼロベースで再構築したプラットフォームを開発し、CVTやエンジンのパワートレインも一新したことで、基本性能が大幅に向上しています。

中古車価格帯は1,000円~250万円です。100万円以下であれば、年式2014年がボリュームゾーンになっています。例えば、年式2014年で走行距離56,000km、ターボ付きで748,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:3395×1475×1755mm
・ホイールベース:2460mm
・室内長×室内幅×室内高:2060×1350×1370mm
・車両重量:880kg
・排気量:658cc
・JC08モード燃費: 20.8~28.0km/l

ダイハツ タントの中古車を探す

④トヨタ アクア

トヨタの量産ハイブリッドカーとして小型・軽量・高効率化を追求して開発されたのがトヨタアクアです。

アクアのデザインの特徴は、親しみやすさと軽快さはそのままに、より精錬され先進的なデザインになっています。

1.5LダイナミックフォースエンジンとHEVシステムの融合で、コンパクトカートップクラスの35.8km/Lの低燃費と爽快な走行性能を両立させています。

中古車価格帯は、120,000円~293万円です。100万円以下であれば、年式が2014年がボリュームゾーンです。例えば、年式が2014年、走行距離42,000kmで790,000円で販売されています。

年式が新しくなっていても量産されていることもあり、お得な車もあるのでチェックしておくと良いでしょう。

・全長×全幅×全高:4050×1695×1485mm
・ホイールベース:2600mm
・室内長×室内幅×室内高:1830×1425×1190mm
・車両重量:1080kg
・排気量:1,500cc
・JC08モード燃費:33.8~38.0km/l

トヨタ アクアの中古車を探す

⑤ホンダ フリード

ホンダフリードは、ハイコンパクトな5ナンバーワゴンとして人気があります。

エンジンは1.5L水冷直列4気筒横置きDOHCを搭載し、安全支援システムHonda SENSINGを全タイプに標準装備して、現行のモデルは新たに後方誤発進抑制機能を追加しています。

ファミリー層の需要も高く、乗り心地の良さも魅力です。

中古車価格帯は35,000円~315万円になっています。100万円以下であれば、年式が2013年以前がおすすめです。例えば、年式が2013年、走行距離43,000kmで748,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:4265×1695×1710mm
・ホイールベース:2740mm
・室内長×室内幅×室内高:3045×1455×1285mm
・車両重量:1340kg
・排気量:1500cc
・JC08モード燃費: 13.2~19.0km/l

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⑥トヨタ プリウス

優れた環境性能に磨きをかけているのがトヨタプリウスです。

現行モデルでは98馬力を発生する1.8L水冷直列4気筒DOHCエンジンに、72馬力のフロントモーター、7.2馬力のリアモーターを搭載し、環境に優しい車として人気が高いです。

安全面では、衝突回避支援パッケージや災害時に役立つ外部給電機能を全車に標準装備されています。

中古車価格帯は69,000円~469万円で、100万円以下でも購入できるようになっています。ボリュームゾーンは年式2012年です。例えば、年式が2012年、走行距離52,000kmで899,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:4575×1760×1470mm
・ホイールベース:2700mm
・室内長×室内幅×室内高:2110×1490×1195mm
・車両重量:1320kg
・排気量:1800㏄
・JC08モード燃費: 29.6~40.8km/l

トヨタ プリウスの中古車を探す

⑦日産 セレナ

日産セレナは、5ナンバーサイズのミディアムクラスミニバンです。

2L直列4気筒直噴エンジンを搭載し、エクストロニックCVTを組み合わせています。

2012年夏以降に発売されたモデルでは、車両価格を抑えて燃費を向上させたマイルドハイブリッド車の「S-HYBRID」が登場しました。

中古車価格帯は10,000円~419万5,000円で、100万円以下で購入検討するのであれば、年式が2014年以前にボリュームゾーンがあります。例えば、年式が2014年、走行距離73,000kmで798,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:4770×1740×1865mm
・ホイールベース:2860mm
・室内長×室内幅×室内高:3240×1545×1400mm
・車両重量:1720kg
・排気量:1997cc
・JC08モード燃費: 13.2km/l

日産 セレナの中古車を探す

⑧マツダ RX-8

軽量コンパクト・高出力を特徴とするロータリーエンジンで、2ローター215馬力を搭載している4人乗りのスポーツカーが、マツダRX-8です。

2012年6月に生産終了していますが、クーペ好きには、絶大な支持を集めています。

中古車価格帯は239,000円~369万9,000円です。年式としては2007年以前であれば100万円以下でも購入できます。例えば、年式が2007年、走行距離が105,000kmで778,000円で販売されています。

クーペは生産を中止しているので、「走行距離は長くなっていることが多いこと」「ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーという特性上、エンジンが走行距離以上に劣化していること」があるので、購入の際は車の状況も確認しておきましょう。

・全長×全幅×全高:4470×1770×1340mm
・ホイールベース:2700mm
・室内長×室内幅×室内高:1755×1455×1120mm
・車両重量:1350kg
・排気量:1308cc
・10・15モード燃費 :9.0~10.0km/l

マツダ RX-8の中古車を探す

⑨ホンダ CR-Z

「Emotional・Exciting・Smart」の3つの価値を持つ車を目指して開発されたクーペタイプのハイブリッドカーが、ホンダCR-Zです。

パワートレインは1.5L i-VTECエンジンとIMAを組み合わせた、ホンダ独自のハイブリッドシステムを搭載しています。積極的に走りたくなる車は、新しい感覚のクーペとして注目されています。

中古車価格帯は、1,000円~385万円です。年式としては2010年が販売台数も多く、100万円以下でも購入できる可能性が高いです。例えば、年式が2010年、走行距離59,000kmで748,000円で販売されています。

・全長×全幅×全高:4105×1740×1395mm
・ホイールベース:2435mm
・室内長×室内幅×室内高:1605×1430×1080mm
・車両重量:1180kg
・排気量:1496cc
・JC08モード燃費: 19.4~23.0km/l

ホンダ CR-Zの中古車を探す

予算100万円以下で中古車を選ぶポイント

中古車を100万円以下で購入する際、質の高い車を選ぶ選択基準はどのような点がポイントなのでしょう?

走行距離や年式については多数の方がチェックするかもしれませんが、それだけでは質の高い中古車を選択することを考えると、不十分とも言えます。

これから、予算100万円以下で質の高い中古車を選ぶ基準について解説していきます。

ポイント①希望条件は柔軟に対応

中古車の価格は走行距離や年式が重要な基準になっていますが、その他にも「安全装備やオプションの有無」「ボディカラー」「グレード」なども加味された価格設定になっています。

自分で購入したい車のイメージは色々あると思いますが、条件が多くなってしまうと中古車の価格は高くなる傾向があります。そのため、「これだけは譲れない」ということを決めておきましょう。

具体的には、「耐久性が確保できる車だけは譲れないのであれば車種に関しては限定しないこと」や、「特定の車種にこだわりを持っているので、オプションや年式が古い状態であっても問題ない」など希望条件について柔軟に対応していく考え方が必要です。

ポイント②修復歴がない&整備履歴が確認できる

車の骨格になるフレームを修理していたり交換したりしていると、修復歴が記録された状態の車になります。フレームが破損して修理を行ったとしても、不具合が発生するリスクは高まります。そのため、修復歴がある車については、価格面で低く設定されていても避けると良いでしょう。

また、整備履歴が残っている状態の車は、前の所有者がしっかりメンテナンスを行い、大事に使用していた車とも言えます。整備履歴を見て気になる不具合もないのであれば定期的に整備に出していた車なので、質の高い中古車であることが多いです。

ポイント③保証が付いている

中古車を購入する時には、保証がしっかりしている販売業者を選ぶことも重要です。

保証内容については、各販売業者によって異なる点があります。保証内容がしっかりしている業者は、取り扱う車の状況に自信を持って販売していることが多いため、品質において問題ない車が販売されている可能性も高くなります。

ポイント④走行距離と年式

走行距離が多い車は耐用年数も短くなります。具体的に言えば、走行距離が30,000kmの車と100,000kmの車では、購入後、乗れる期間も変わってきます。

そして、年式についても同様です。走行距離が短い状態であっても年式が古い車だと劣化が進んでいるため、メンテナンスも必要不可欠になります。

このように年式が古く走行距離が長くなっている車は故障を起こしやすくなり、車を安く購入しても修理費が多くかかる場合もあります。購入予算とのバランスも踏まえた上で、車を選択していくことが大切です。

中古車購入のメリットとは?

新車であれば、最新の技術が取り入れられている状態で安全面や走行性能も優れていることは事実です。それでは、中古車購入するメリットはどのようなことが挙げられるのでしょう?

今回は3つのメリットについて解説していきます。

メリット①新車だと高い車種が中古車では購入可能

一般的に新車であれば、車両本体価格は高く設定されています。車の価値は、年数の経過で下がっていくため、お気に入りの車を見つけたとしても予算に合わないケースも出てきます。そんな時、中古車であれば新車よりは値段も手頃になり、購入しやすくなるでしょう。

もちろん、グレードや走行距離、年式などによって価格も様々ですが、注意して見てみるとお得な車に出会えることもあります。そのため、お気に入りの車をチェックしておくことがポイントです。

メリット②現在販売されていない車が購入できる

中古車購入のメリットは、現在販売されていない車であっても購入できる点です。

各自動車メーカーは、様々な車種を販売しています。モデルチェンジを行ったり新製品を出したりしているため、生産を中止してしまう車種も存在します。

本当は欲しかった車が現在販売していないこともあるでしょう。前の車のデザインが好きだった場合は、中古車で購入することができます。

このように、中古車販売店で探すことでお目当ての車を見つけることも可能です。

メリット③納車までの日数が短くて済む

中古車購入のメリットは、納車までの日数が短いことです。

新車購入の場合は、在庫状況にもよりますが、購入してから車が製造されることもあり、人気車種だと数ヶ月待ちになることもあります。

それに比べて中古車は現物としてあるので、車検を通したり車両登録、名義変更といった手続きをする数日で納車することも可能になります。

早急に車が必要になっている時には納期の日数が短くて済みますので、直ぐに使用できることは利便性に優れていると言えるでしょう。

中古車を購入する際の注意点

中古車の購入について選ぶポイントやメリットについてお伝えしてきました。それでは、中古車を購入する際の注意する点はどのようなことでしょう?

新車購入とは違う点について知っておくと良いことが2つあります。その点について詳しく解説していきます。

注意点①諸費用に気をつける

車の購入は、車両本体価格に加えて税金や代行費用などの諸経費がかかります。そのため、提示されている費用よりも価格が上がってしまうこともあります。

コミコミ価格として設定している販売店であれば諸経費込ですが、諸費用については業者によっても異なりますので注意が必要です。

車を購入する予算が車両本体価格でないことを知っておきましょう。

注意点②購入後のメンテナンスが重要

中古車は新車と違い既に走行している車です。そのため、購入した後は車の状況に合わせて定期的なメンテナンスが大切です。

仮に同じ車種や年式でグレードも一緒だとしても、以前所有していた方の使用状況や保管状況によって車のコンディションも異なってきます。

車の消耗品として代表的な部分は「エンジンオイル」や「バッテリー」などがありますが、これらを点検・交換を行うことで購入した車を長持ちさせることが可能になります。また、劣化している部品があれば交換も必要です。

販売店によって事前に車の状況について下調べはしていると思いますので、気になるところがあれば購入の際に確認しておくことが重要です。

まとめ

①100万円以下でも購入可能なおすすめの車種は「スズキ アルトセダン」「ホンダ N-BOX」「ダイハツ タント」「トヨタ アクア」「ホンダ フリード」「トヨタ プリウス」「日産 セレナ」「マツダ RX-8」「ホンダ CR‐Z」の9台

②中古車を購入する時のポイントは、希望条件を明確にすること

③修復歴の有無や整備履歴があるか確認し、保証の充実している販売店を選ぶこと

④走行距離が多い・年式が古い場合は安く購入できるが、劣化が進んでいることもあるので注意が必要

⑤購入後の諸費用やメンテナンスも個々で異なるため、詳細を確認しておく

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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