中古車購入チェックポイント
更新日:2019.12.16 / 掲載日:2019.12.16

ホンダレジェンドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダレジェンドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

レジェンドは1985年10月の発売以来、先進の安全装備や技術を搭載する、ホンダのフラッグシップセダンとして高い人気を誇ります。

それまでミッドサイズの4ドアセダン「アコード」までのラインナップだったホンダが、これからの高級車の新しい歴史をもらすクルマとしての願いを込めて、「レジェンド:伝説」を開発しました。
より大型でラグジュアリーなホンダの最高級セダンとして、新たな一歩を踏み出しました。

ヨーロッパ車的で飾らないノーブルなスタイリングながら、ブリスター形状の前後フェンダーを配した、空気抵抗を追求したエアロダイナミクスボディをはじめ、エアアウトレット一体型リヤコンビネーションランプの採用や高品位な4コート4ベークボディ塗装などが搭載されています。上質で風格のある佇まいがホンダイズムの新たなアイデンティティを醸し出しています。

ホンダのクルマ作りの基本思想である「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」を採り入れ、新開発のV型6気筒エンジンを横置きに搭載するFF駆動方式のメリットを活かしています。世界トップレベルの静粛性を実現し、居心地の良いキャビンを創り出しています。

インテリアではスプリング構造の日本の四季に対応した天然ウール100%のシートをはじめ、職人の手によって仕上げられる天童木工製本木目コンソールパネルなど、真の高級感にこだわっているのが特徴として挙げられます。

また、ホンダ自らがフラッグシップモデルと位置づけるように、歴代モデルは常に新しい技術を注ぎ込み、国内初「助手席SRSエアバッグシステム」やTRC(トラクション・コントロール・システム)はじめ、ウイングターボや四輪駆動の自在制御システム「SPORT HYBRID SH-AWD(SPORT HYBRID Super Handling All-Wheel-Drive:スポーツ・ハイブリッド・スーパーハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)」など、目を見張る先進技術が投入されています。

2015年2月にフルモデルチェンジを受けた5代目モデルでは、レジェンド史上初となるハイブリッドシステムを搭載し、高級車に求められる余裕のある動力性能と静粛性に加えて、圧倒的な省燃費性能を実現しました。「レジェンド」の歴史に新たな1ページを刻むモデルとして、堅調なセールスを誇ります。

ここではレジェンド中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

レジェンドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

レジェンドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

5代目 ホンダ レジェンド KC系(2015年~)の主なグレードの特徴

3.5L V型6気筒エンジンに3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(SPORT HYBRID Super Handling All-Wheel-Drive:スポーツ・ハイブリッド・スーパーハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)」を組み合わせたパワートレインを採用しています。

5代目モデルはモノグレード構成となり、フラッグシップセダンならではの、充実した装備が施されています。
駆動方式は四輪駆動/前輪駆動/後輪駆動などの駆動方式をシームレスにリアルタイムに切り替え、それぞれのタイヤの駆動力も個別に制御するフルタイム4WDモデルのみの設定となります。

【エクステリア】
・電動格納式リモコンカラードドアミラー(メモリー/ヒーテッド/リバース連動/自動防眩機能付、オートリトラミラー)

【インテリア】
・レザーインテリア(本革シート〈運転席&助手席ベンチレーション機能付〉)
・スポーティー プレミアムシート(運転席&助手席)
・運転席&助手席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後、運転席乗降退避機能付)
・4ウェイ電動ランバーサポート(運転席&助手席)
・木目調パネル(インストルメントパネル/センターコンソール/ドアガーニッシュ)
・リアルステッチソフトパッド(インストルメントパネル/ドアライニング)
・ヘッドアップディスプレー
・マルチインフォメーションディスプレー(Turn by turn/平均燃費/瞬間燃費/平均車速/経過時間/外気温/推定航続可能距離表示機能など)
・ヘッドアップディスプレー

【安全装備】
・Honda SENSING(ホンダセンシング)
 衝突軽減ブレーキ(CMBS)+誤発進抑制機能+路外逸脱抑制機能+アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)+トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)など
・ブラインドスポットインフォメーション
・後退出庫サポート
・エマージェンシーストップシグナル
・パーキングセンサーシステム
・モーションアダプティブEPS
・マルチビューカメラシステム
・運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(前席/後席対応)
・運転席用SRSニーエアバッグシステム
・リヤクティブフォースペダル

【快適装備】
・トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)
・リヤベンチレーション
・アクティブサウンドコントロール(ノイズキャンセリング機能)
・Hondaスマートキーシステム
・ドライビングポジション・メモリー(シート/ステアリング/ドアミラーポジション)
・電動テレスコピック&チルトステアリング(オートアウェイ機構付)
・リヤドアサンシェード(リヤドアクォーターガラス連動式)
・リヤ電動サンシェード(リバース連動式)
・シートヒーター(運転席/助手席/リヤ左右席)
・パワートランク(クローズ:イージークローザー、挟み込み防止機構付)
・セルフオープン式トランクリッド
・遮音機能付ガラス(フロントウインドウ+全ドア+リヤクォーター)
・高熱線吸収/UVカット機能付フロントウインドウガラス
・IRカット&UVカットフロントドアガラス
・高熱線吸収&UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア+リヤクォーター+リヤ)

【ナビゲーション・オーディオ】
・Krellオーディオシステム

【足回り・メカニズム】
・19インチタイヤ&ノイズリデューシングアルミホイール
・振幅感応型ダンパー
・VGR(可変ステアリングギアレシオ)

ホンダ レジェンド KC系の中古車検索ページ

レジェンドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

レジェンドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、クロスロードの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。

4代目 ホンダ レジェンド KB1/2系(2004年~2012年)の燃費・維持費

・KB1:3.5L/5AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.6km/L
年間ガソリン代:約168,604円(1162.7L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約226,604円 ※3

レジェンド(2006年10月モデル)

・KB2:3.7L/6AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:8.7km/L
年間ガソリン代:約166,666円(1149.4L×145円) ※1
自動車税:年間66,500円 ※2
年間維持費:約233,166円 ※3

レジェンド(2010年10月モデル)

5代目 ホンダ レジェンド KC系(2015年~)の燃費・維持費

・KC2:3.5L/7AT/フルタイム4WDモデル/ハイブリッド
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:16.4km/L
年間ガソリン代:約88,414円(609.7L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約146,414円 ※3

レジェンド(2015年1月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

レジェンドの中古車価格相場から選ぶ

レジェンドの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

レジェンドは、豪華な装備や低速域から力強いトルクフルなエンジン特性を持つホンダのフラッグシップセダンであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数がやや多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、じっくりと最適な1台を選ぶことをおすすめします。

レジェンドの主なグレード・型式の中古車価格帯

4代目 ホンダ レジェンド KB1/2系:14.8~249.8万円
KB 1:15.8~119万円
KB 2:49~249.8万円

I:88~158万円

5代目 ホンダ レジェンド KC系:259.8~669万円
KC2:259.8~669万円

ハイブリッド EX:325.9~468万円

2004年にリリースされた4代目モデルは、3.5L エンジンを搭載する前期型と、マイナーチェンジにより排気量が3.7Lとなった2008年9月以降の後期型に大別されます。
2012年に一旦販売を終了しますが、約2年半のインターバルの後、ハイブリッドシステムを搭載した5代目モデルが2015年1月に誕生しました。

4代目モデルでは、3.5Lエンジンを搭載する2004年式と2005年式の前期型を中心に多くの登録車両が見受けられます。販売から年数が経過しており、20万円から60万円台の価格帯、走行距離では5万kmから15万km未満まで、幅広いレンジに分布している点が特徴です。

5代目モデルでは、そろそろ値ごろ感も出始めており、中心となる2015年式では200万台中盤のプライスタグがついた車両も見受けられます。
また、走行距離では1万kmから4万kmを中心に、ほぼ年式相応のレジストリーと言えるでしょう(上記中古価格帯については、2018年7月24日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

レジェンド(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

レジェンド KB1、2系(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

レジェンド KC系(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ホンダ レジェンドの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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