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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2018.10.30
トヨタクラウンマジェスタのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
クラウンマジェスタは、1955年の初代「トヨペットクラウン」の誕生以来、半世紀以上にわたりトヨタのフラッグシップセダンとして君臨する「クラウン」の上位モデルとなっています。
空前の好景気に湧く1980年代後半に、よりプレステージを向上させた上級モデルを求める声が高まり、当時の最高級セダンである「セルシオ」と「クラウン」を補間する新たな高級セダンとして開発され、1991年10月にリリースされました。
静粛性の高いキャビン、重厚な乗り心地を実現する新開発のフルモノコックボディに防振サブフレームを組み合わせています。ベースグレードでは3.0L 直列6気筒DOHCエンジン、上級グレードでは4.0L V型8気筒DOHCエンジンを採用しました。粛々とした重厚な走りやしっとりしたダンピングの利いた快適な乗り心地を提供するモデルとして高い人気を得ました。
クラウンとはプラットフォームを共有せず、ホイールベースや全長を拡大し、4輪ダブルウィッシュボーン式電子制御エアサスペンションとともに、一段と静粛性の高い高級感あふれるキャビン性能としなやかで重厚な乗り心地を実現しています。
ピラードハードトップの洗練された知的なスタイリング、クラウン伝統の格式と格調を継承しながらホログラムヘッドアップディスプレイなどの先進装備を備え、新たな高級車の在り方や価値観を表現した流麗な佇まいが特徴のモデルです。
2代目モデル以降、重厚感や存在感を強めながら、エンジン排気量やホイールベースを拡大するなど、後席の居住性や動力性能、安全性能の向上が図られ、一層プレステージ性に磨きをかけ進化を続けます。
2006年には最上級セダン「セルシオ」の販売終了とともに、トヨタのフラッグシップセダンのポジションを引き継ぐようになります。
2013年9月にフルモデルチェンジを受けた6代目モデルでは3.5L V型6気筒エンジン+モーターの2WD/FRモデル、2.5L 直列4気筒エンジン+モーターのフルタイム4WDモデルが設定され、優雅さの中に力強さを秘めた上質な走りと環境性能に配慮した優れた省燃費性能を実現しています。
ここではクラウンマジェスタの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、クラウンマジェスタのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
クラウンマジェスタの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは最終モデルとなる6代目モデルについて取り上げます。
【クラウンマジェスタの特徴】
・クラウンを象徴する王冠を象ったフロントグリルに、歴代モデルに共通する縦バーを組み合わせた重厚感あふれるダイナミックなフロントマスク
・フラッグシップセダンに相応しい、クローム加飾が施された厚みのあるフロントバンパーやロッカー部に加え、サイドを走る躍動感のあるキャラクターラインなど、安定感のあるソフィスティケートされた流麗なスタイリング
・ロングノーズ&ショートデッキ、ロングホイールベースフォルムの居住性の高さが感じられる、のびやかで量感あふれるサイドビュー
・後席に乗る乗員への質の高いホスピタリティを提供する、質の高い上品なインテリア
・徹底した防音・制振・吸音処理が施され、圧倒的な静粛性を実現したラグジュアリーな室内空間
・タウン走行から高速走行まで、V型8気筒並みの余裕のあるダイナミックな動力性能とクラストップレベルの省燃費性能を両立する新世代直噴技術を採り入れた3.5L V型6気筒エンジン+2段変速式リダクション機構付ハイブリッドシステム「THS II」
・シームレスでのびやかな加速性能とスタビリティの高い操縦安定性に加え、優れた低燃費性能を提供する2.5L 直列4気筒エンジン+リダクション機構付ハイブリッドシステム「THS II」を搭載するフルタイム4WDモデル
・クルマ同士が直接通信したり、信号情報や交差するクルマの情報をドライバーに知らせたりする世界初のITS Connectを搭載
・先進の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」の標準搭載など、充実した安全装備
【クラウンマジェスタはこんな方におすすめ】
世界水準の高い安全性能や余裕のある走行性能、クラストップレベルの環境性能など、重厚で美麗なスタイリングをはじめ、深い安らぎを提供するホスピタリティの高い室内空間です(2013年9月時点)などが特徴として挙げられます。初代モデルから脈々と続くプレステージ性を大切にした、トヨタを代表するフラッグシップセダンです。
ロングドライブを疲れやストレスを感じにくく快適に移動するドライバーズカーとしての用途に加え、VIPを乗せるショーファードリブンカーとしも活躍する資質を備え、パーソナルからビジネスユースまで優れたコンフォート性能を重視される方々におすすめのモデルです。
クラウンマジェスタの人気車種・おすすめグレード

クラウンマジェスタの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは2013年にリリースされた6代目モデルを取り上げます。
【6代目 トヨタ クラウンマジェスタ S210系(2013年~2018年)のおすすめ人気車種・グレード】
トヨタ クラウンマジェスタ(CROWN_MAJESTA)Fバージョン(2016年8月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)225/50R17 94W(後)225/50R17 94W
エンジンタイプ:2GR-FXE型 V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3456cc
最高出力:292ps(215kW)/6000rpm
最大トルク:36.1kg・m(354N・m)/4500rpm使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:18.2km/L
車両重量:1830kg
新車価格:6,987,600円
自動車税:年間58,000円 ※
※自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。
主な装備:
【エクステリア】
・メッキロッカーモール
・LEDサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー
・17インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール
【インテリア】
・本革シート
・パワーリヤシート(40/20/40)
・本革巻+木目調4本スポークステアリングホイール
・リヤセンターアームレスト+木目調加飾&ボックス&液晶付各種コントロール
・ステアリングスイッチ
・オプティトロンメーター
・TFTマルチインフォメーションディスプレイ
【安全装備】
・LEDヘッドランプ(オートレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)
・インテリジェントAFS
・ブラインドスポットモニター
・インテリジェントクリアランスソナー
・クリアランスソナー&バックソナー
・Toyota Safety Sense P
・後左右席サイドエアバッグシステム
【快適装備】
・3席独立温度コントロールフルオートエアコン+1席/前席集中モード
・リヤオートエアコン(クーラー機能付)
・電動式リヤサンシェード+手動リヤドアサンシェード
・オートワイパー(雨滴感応式)
・コンライト
・電動チルト&テレスコピックステアリング(オートチルトアウェイ&リターン機能付)
・ステアリングヒーター
・前席シートヒーター&ベンチレーション
・後席シートヒーター
・マイコンプリセットドライビングポジションシステム
・パワーイージーアクセスシステム(運転席)
・スマートエントリー&スタートシステム
・イージークローザー(フロントドア/リヤドア+ラゲッジドア)
【ナビゲーション・オーディオ】
・T-Connect SDナビゲーションシステム
・クラウン・スーパーライブサウンドシステム
【その他】
・対向4ポッドフロントキャリパー
・リヤベンチレーテッドディスクブレーキ
・NAVI-AI-AVS
・VDIM(EBD付ABS&VSC&TRC&EPS)+アクティブステアリング統合制御
・VGRS(ギア比可変ステアリング)
・フロント&リヤアクセサリーソケット(DC12V/120W)
特徴:
・全域にわたり余裕のあるダイナミックでのびやかな動力性能と優れた燃費性能を両立する直噴型アトキンソンサイクル3.5L V型6気筒エンジン+2段変速式リダクション機構付ハイブリッドシステム「THS II(TOYOTA Hybrid System II)」、8速シーケンシャルシフトマッチックを搭載
・安定した制動力を発揮する対向4ポッドキャリパーフロントベンチレーテッドディスク+ベンチレーテッドリヤディスクブレーキ
・落ち着きのあるリニアなステアリング操作を実現する可変ギア比ステアリング(VGRS)
・疲れを感じにくい重厚な掛け心地を提供する厚みのある本革シート
・3席独立温度コントロールフルオートエアコン+クーラー機能付リヤオートエアコンやパワーリヤシート、後席シートヒーターなど、後席の居住性を高める充実した快適装備
・夜間走行の良好な視界を確保するLEDヘッドランプ&インテリジェンスAFS
・四季を通じて快適な運転環境を提供する前席シートヒーター&ベンチレーション
・設定した最適なドライビングポジションを記憶するマイコンプリセットドライビングポジション
・横方向からの衝突に対して、後席の保護性能を高める後左右席サイドエアバッグシステム
・プリクラッシュセーフティシステムやレーンディパーチャーアラート、アダプティブハイビームシステム、レーダークルーズコントロールから構成される、先進の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」
クラウンマジェスタの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

クラウンマジェスタはクラウンファミリーの最上位モデルとして、後席の居住性・快適性を重視したショーファードリブンにも適した、プレミアムセダンです。
最終モデルとなる2013年に誕生した6代目モデルでは、全グレードが省燃費性能・環境性能に配慮したハイブリッドシステムが搭載されます。2.5Lエンジンをベースにしたフルタイム4WDモデル1グレードと3.5Lエンジンをベースに2段変速式リダクション機構付ハイブリッドシステムを搭載したベースグレードと主に後席の快適性能を重視した上位グレードの2タイプが設定されています。
また、フラッグシップセダンに相応しく予め充実した装備が施されています。
深い寛ぎを提供する重厚感のある本革シートは、是非チェックしたいおすすめの装備です。3.5Lモデルのベースグレードにはオプション設定もないため留意したいポイントです。
18スピーカーにより立体的でクリアな音楽を奏でるトヨタプレミアムサウンドシステムは、後付けできないメーカーオプションなので、装備の有無をチェックしたいアイテムです。
たくさんのオプション装備の中から6代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・18インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール
【安全装備】
・リヤフォグランプ(左右)
・インテリジェントクリアランスソナー
・パノラミックビューモニター(左右確認サポート・シースルービュー機能付)
・インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能・駐車空間認識機能・ハンドルセレクト機能付)
・レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御)
・プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
【快適装備】
・電動式リヤサンシェード+手動リヤドアサンシェード
・マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ
【オーディオ】
・トヨタプレミアムサウンドシステム
15chオーディオアンプ、18スピーカー
【その他】
・ETC2.0ユニット
・ITS Connect
・寒冷地仕様(ウインドシールドデアイサーなど)
・補助ヒーター(PTCヒーター)
クラウンマジェスタのライバルとなるおすすめ車種

クラウンマジェスタは、伝統と格式のある重厚なスタイリング、乗る人の誰もが深い安らぎを感じる素材にこだわった上質なインテリア、大柄なボディを軽々と加速させるゆとりのある動力性能など、フラッグシップセダンとして人気の高いモデルです。クラウンマジェスタの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
【5代目 ホンダ レジェンド KC型(2015年~)】
中古車平均価格相場:108.7万円(2018年10月17日時点)
レジェンドは1985年10月の誕生以来、高品質&信頼性にこだわったホンダを代表するフラッグシップモデルとして位置づけられる4ドアセダンです。
質感の高い4コート4ベークの艶やかなボディ塗装が施され、ブリスターフェンダーを備える剛性の高いエアロダイナミクスボディに、高性能1カム4バルブV型6気筒エンジンを搭載し、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションとともに、しなやかなで落ち着きのある乗り心地と質感の高い洗練された走りを実現しました。
日本の気候にマッチした肌触りの良い高級なウールモケットを使用したスプリングシートや職人の手による本木目を使用したインストルメントパネル、センターコンソールなど、フラッグシップモデルに相応しいクオリティにこだわったインテリアを備えています。
FF駆動+ロングホイールベースのパッケージデザインにより、後席の足元やヘッドクリアランスにも大きな余裕を確保し、世界トップレベルの静粛性の高いラグジュアリーな室内空間を創造しています。
その後もホンダの先進技術が惜しみなく投入され、国内初のSRSエアバッグシステムなどの安全装備や世界初となる四輪駆動自在システム「SH-AWD」の搭載などで注目を集める人気モデルです。
4代目モデルの販売終了から約2年半のインターバルの後、2015年2月に5代目モデルがリリースされました。このモデルの特徴として挙げられるのが、安定感の高いダイナミックな走りと卓越した省燃費性能を両立する世界初の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」の採用です。新世代フラッグシップセダンとして確立しています。
初代モデルから一貫して先進の安全性能にこだわり、歩行者まで検知しステアリングを制御する「歩行者事故低減ステアリング」をはじめとする、進化した運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が搭載され、クラウンマジェスタを購入する際に比較される人気の高いモデルです。