中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.30 / 掲載日:2016.01.08
新春企画 今年外せない注目の中古車! 2016年はこれを買え!

新たにスタートした2016年のクルマ選びで、絶対に外せない注目の中古車をタイプ別に一挙に紹介!当然ながら中古車はすべて1点モノとなる。
これを参考に、あなたにピッタリな1台を探し出してみては!?
今年買い時となる中古車、話題となる中古車はこれだ!
今回は今年狙うべき中古車をタイプに分けてご紹介。まずは車検が満了する3年や5年が経過した車両。これらはまだ年式も新しく、程度のよいクルマが狙いやすい。次にマイナーチェンジやフルモデルチェンジをした直後のクルマ。これは新型が出たことで一時的に相場が下落したところを狙う。新型の評価が芳しくない場合再び相場が上昇する可能性もあるため、新型が出た直後がオススメ。そして最後はスポーツモデル。昨年のモーターショーにも多くのスポーツモデルが登場し潜在的需要が高まりつつある。セカンドカー的に手ごろなスポーツモデルに注目したい。
じゅんいちダビッドソン

1975年2月4日生まれ。兵庫県出身。
1998年にデビューし、2011年からピン芸人となる。本田圭佑ネタでR-1ぐらんぷり2014で決勝進出、翌年のR-1ぐらんぷり2015にて優勝し、一躍有名に。実は運転が好きで、釣りも嗜む行動派の一面も持ち合わせている。
(1)3年、5年落ちの中古車にはまだまだ「のびしろ」がある!!
クルマの買い替えは車検時に行われることが多く、3年、5年落ちは良質な中古車が多い狙い目の年式だ。故障についても、エンジンやミッションなどの部分は5年保証が付いているものが多く、手続きさえすれば新車保証が引き継げるのもメリット。また、メンテパックの普及で、法定点検をしっかり受けている車も増えている。

・3年落ちであれば現行車も狙える!
・万が一でも安心の新車保証も引き継げる!
・定期メンテナンスが行われている車両が多い!
(2)マイナーチェンジ、フルモデルチェンジを「ポジティブに捉えろ」!!
クルマは定期的にモデルチェンジをしていくものだが、新しいモデルが出ると旧モデルの値段が急に下がることも多々ある。そこで、敢えてモデルチェンジ前の車両を狙うのもオススメ。マイナーチェンジではそれほど大きく外観が変わらないことも多く、新型になった場合も旧型は熟成された最終モデルとも言えるだろう。

・新型が出ると旧モデルがグッとリーズナブルに!
・マイナーチェンジでは見た目にそれほど変化なし!
・フルモデルチェンジした新型より熟成の最終型!
(3)「個の力」が増している!2016年はスポーツモデルでアツくなれ!!
2015年に開催された東京モーターショーではスポーツモデルが多く登場し、どれも高い注目を集めていた。中にはアルトシリーズの「アルトワークス」など懐かしい名前の復活組もいて、胸を熱くした人も多いのでは?ファーストカーには不向きかもしれないが、セカンドカーとしても魅力的な値段の個体も多い。

・東京モーターショーでは多くのスポーツモデルが登場!
・懐かしのあの車名も復活!
・2016年はオリンピックイヤー!
じゅんいちダビッドソンさん Interview
今年はクルマを買いたいですね!
じゅんいちダビッドソンさんは昔から運転することが好きで、ディーラーでの車両回送や中古車オークション会場での車両移動、トラックでのルート配送などのバイトをしており、20歳の頃は父親が急にマツダ・センティアから乗り換えたスズキ・カプチーノを借りてカスタマイズも楽しんでいたそうだ。現在クルマは所有していないが、なんとアメ車(を含むアメリカ文化全般)やクラシカルなデザインのクルマが好きとのことで、シボレーC10やシェビーバンなどに乗ってオールディーズをかけながらドライブをしたいと語ってくれた。「2016年はいいクルマに出会って、購入したいですね。どこかいいお店知りませんか? あえて拘りのクルマを中古で探すのも全然アリですね!」とのことで、クルマを買ったら荷室に釣り竿を積んで、スケジュールが空いたら釣りに行きたいそうだ。
(1)3年、5年落ちの中古車にはまだまだ「のびしろ」がある!!
乗用車の車検は新車時が3年、以降が2年ごととなる。つまり、3年、5年のタイミングで車検がくることになるのだが、車検のタイミングで買い替えるユーザーも多いため、走行距離が少ない良質な中古車が存在しやすい年式とも言えるのだ。
ダイハツ タント(現行型・平成25年10月~)

中心価格帯:130~140万円 中古車の相場:60~210万円 流通台数:約2100台 ※平成25年~27年式の相場
センターピラーレスのミラクルオープンドア
軽スーパーハイトワゴンの先陣を切ったタントの3代目モデル。衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」を装備したグレードを設定するなど、安全装備の充実が図られている。また、リアゲートなどに樹脂素材を使用することにより、軽量化を実現。女性でも開閉しやすくなった。
「のびしろ」ポイントはココ!
ターボなしでも十分。日常使いなら非カスタムで!
精悍なルックスの「カスタム」グレードに人気が集中し、高値安定。しかし装備に大きな差がなく、自慢の開口部にも差がないので標準グレードの買い得感が高い。
マツダ アテンザセダン(現行型・平成24年11月~)

中心価格帯:240~340万円 中古車の相場:150~370万円 流通台数:約120台 ※平成24年~27年式の相場
ディーゼルエンジンを搭載するフラッグシップ
現在のマツダのラインナップの中でフラッグシップモデルとなるのがアテンザ。魂動デザインを取り入れたエクステリアはスポーティかつ高級感がある。一番のポイントは大きなトルクを発生させるディーゼルエンジンで、言われなければディーゼルと分からないほど静かなのもポイント。
「のびしろ」ポイントはココ!
ディーゼルエンジンのトルクとコストの低さが魅力!
なんといってもディーゼルエンジンのトルク感。他にも2.5と2リッターのガソリンエンジンの設定があるが、タマ数が少なく割安感に乏しいので、ディーゼル狙いで。
ホンダ N-BOX(現行型・平成23年11月~)

中心価格帯:120~130万円 中古車の相場:50~210万円 流通台数:約1500台 ※平成23年~27年式の相場
ホンダが放つNシリーズの第1弾モデル
軽自動車のラインナップ拡充を目指して登場したNシリーズの第1弾となったのがN-BOX。
フィット譲りのセンタータンクレイアウトで広い室内空間を実現。両側スライドドアやスマートキーなど装備も充実している。アフターパーツも豊富で、カスタマイズ派にもオススメしたい1台だ。
「のびしろ」ポイントはココ!
両側スライドドアに低床ボディで室内広々!
ホンダの新開発エンジンと高い伝達効率を誇るトランスミッションにより、優れた燃費と共に低重心なパッケージを実現。これにより軽快な走りと高い実用性を両立させている。
日産 エルグランド(現行型・平成25年12月~)

中心価格帯:370万円 中古車の相場:100~560万円 流通台数:約850台 ※平成25年~27年式の相場
日産が誇るキング・オブ・ミニバン
それまでの後輪駆動から前輪駆動へと大きな変貌を果たしたエルグランド。低床化により全高を低めながらも室内空間は拡大しているのがポイント。グレードは標準モデルとハイウェイスターに二分され、ハイウェイスターには280馬力を発生する3.5リッターエンジンも用意されている。
「のびしろ」ポイントはココ!
迫力のルックスを持つハイウェイスターが人気
低重心でスタイリッシュな外観はより乗用車を意識した走りが魅力。100万円台中盤の車両も登場しはじめ、買いやすい価格帯となりつつある。
フォルクスワーゲン ゴルフ(現行型・平成25年6月~)

中心価格帯:180~250万円 中古車の相場:120~430万円 流通台数:約290台 ※平成25年~27年式の相場
全ての完成度が高いジャーマンハッチバック
1974年にデビューしたフォルクスワーゲン・ゴルフはベーシックなハッチバックでありながら高い完成度を誇り、多くのメーカーの目標となるモデルでもある。その7代目となる現行モデルは、輸入車として初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、その高い評価を一層揺るがないものにしている。
「のびしろ」ポイントはココ!
日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した初の輸入車
ゴルフは多くのグレードがあるが、どのグレードも9エアバッグや自動ブレーキなどの安全装備が標準となる。価格と装備のバランスのとれた「コンフォートライン」がオススメグレード。
ホンダ フィット(現行型・平成25年9月~)

中心価格帯:120~140万円 中古車の相場:60~190万円 流通台数:約630台 ※平成25年~27年式の相場
さまざまな部分が正常進化した「フィット3」
シビックに替わってホンダのコンパクトクラスを支えるフィットの現行型。センタータンクレイアウトや多彩なシートアレンジはそのままに、基本性能を大幅にアップさせている。ラインナップはガソリンとハイブリッドの2本立てとなるが、価格と性能のバランスはガソリンモデルに軍配が上がる。
「のびしろ」ポイントはココ!
価格と性能のバランスが良いのはガソリンモデル
使い勝手にとことんこだわった実力派のコンパクトカー。市場での価格を考えるとガソリンエンジンで、自動ブレーキ機能が追加される「あんしんパッケージ」付車がオススメ。
トヨタ ハリアー(現行型・平成25年11月~)

中心価格帯:290~380万円 中古車の相場:260~590万円 流通台数:約150台 ※平成25年~27年式の相場
クラスを超えた上質感を備えた都会派SUVa
海外ではレクサス・RXとして販売されていた先代とは違い、日本国内専売車として生まれ変わった現行ハリアー。ボルドーカラーの内装を採用するなど、クラスを超えた仕上がりが特徴。ガソリンとハイブリッドの2種類のエンジンが搭載されるが、価格差が大きいためガソリンモデルが人気だ。
「のびしろ」ポイントはココ!
高級感あふれる仕立てのスタイリッシュSUV
このクルマのウリはなんといっても上質感溢れる内外装の仕立てである。値段以上の仕上がりで購入後の満足感が高いモデルと言える。
「6年落ち」の日産 リーフも狙い目だ!(現行型・平成22年12月~)
燃料代ゼロの究極のエコカー、リーフ
電気自動車は購入時に国から補助金が出ることは知られているが、それを受給した場合は当時6年の保有義務が定められていた。そのため、6年経った今年はリーフの中古車が市場に流れる可能性が高いのだ。
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net 2015年12月調べ

(2)マイナーチェンジ、フルモデルチェンジを「ポジティブに捉えろ」!!
新車ではすでに手に入らないが、比較的高年式で古さを感じさせないデザインの現行モデルのマイナーチェンジ前、モデル末期の中古車こそ見逃すな!
トヨタ クラウン(現行前期・平成24年12月~平成27年9月)

中心価格帯:330~400万円 中古車の相場:260~550万円 流通台数:約280台 ※平成24年~27年式の相場
V6 2500ccガソリンエンジンが中心なのはこの代まで
すでにデビュー時から、ハイブリッドシリーズは4気筒となった210系クラウン。後期ではガソリンエンジンモデルでもV6・2500ccに変わって直4・2000ccターボに置き換わることに。確かに新しい4気筒エンジンの身軽さは説得力を十分に備えていたものの、クラウンを伝統の6気筒で乗るなら、今のうちかもしれない。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
動かぬ価値はいつまでも
日本車でもっとも歴史の古いクルマの1台であるクラウン。その存在価値は昔とは必ずしも同じではない。しかし、この国で一目置かれるクルマであることには変わりない。中古車でも積極的に選びたい車種の1台だ。
トヨタ プリウス(3代目・平成21年5月~平成27年11月)

中心価格帯:130万円 中古車の相場:70~490万円 流通台数:約4810台 ※平成21年~27年式の相場
豊富な流通量による高い買い得感は魅力
4代目が登場したプリウス。先代はかなりの台数が登録された。ゆえに中古車流通台数もかなり豊富だ。ただでさえ低ランニングコストなプリウスが魅力的な価格で流通するとなれば、選ばない手はない。昨年末のモデルチェンジ後、さらに流通量が豊富になると予想される3代目プリウスから目が離せない。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
エコロジーでエコノミーなベストチョイス
流通量が豊富なので中古車価格も比較的リーズナブル。購入価格も安く低燃費のクルマを買えば自動車にかかるコストを全体的に抑えることができる。まだまだこれからの良質な中古車が豊富なプリウス。中古車で選べばさらにエコだ。
三菱 アウトランダーPHEV(現行前期・平成24年12月~平成27年9月)

中心価格帯:290~320万円 中古車の相場:210~370万円 流通台数:約490台 ※平成24年~27年式の相場
そもそもクルマとしての完成度が高い1台
プラグインハイブリッドとして充電して電気で走ることもできる4輪駆動のハイブリッドカーだが、荒天時などの走行安定性には驚かされるし、積載量と、居住性はハイブリッドカーであるとかは関係なく、自動車として完成度が高い。だからこそ、多少旧式だから安いというのは買いのサインに他ならない。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
マイルドなフロントマスクは今はない魅力
後期では外観が変わってしまったが、それにとどまらず進化を遂げている。しかし、もともと前期モデル自体も、パッケージやPHEVとして評価できる内容だ。中古車で価格が下がった今買いの1台。
トヨタ カムリ(現行前期・平成23年9月~平成26年8月)

中心価格帯:220万円 中古車の相場:140~290万円 流通台数:約170台 ※平成23年~26年式の相場
「セダンの今」がわかるクルマ
カムリはいつの時代も、トヨタのラインナップの中で、ちょっといいセダンを提案し続けて来たモデル。現行カムリもそんな1台に他ならない。国内ではハイブリッドカー専用車種となったカムリ。このクルマもまた「セダンの今」を顕す1台ではないか。じっくり乗るのにこれ以上ない良いクルマだ。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
ゆったりと落ち着いたセダンとしても貴重な存在
トランクの独立したセダンを探すとかなり少ない現在、ミドルクラスセダンとして貴重な存在だ。静粛性の高いセダンとハイブリッドは相性も良い。中古車相場も妙味があり注目の1台だ。
メルセデスベンツ Cクラス(W204・平成23年10月~平成26年6月)

中心価格帯:290万円以上 中古車の相場:180~320万円 流通台数:約690台 ※平成23年~26年式の相場
贅沢なのではなく、これがスタンダード
このクルマに注目しているのは世界中のユーザーばかりではなく、世界中のライバルメーカー。そして実用車の「ある種の基準」をCクラスが常に持っている。これを安価に選べるのは中古車の魅力である。安全も、実用性も、燃費も、このクルマは「贅沢」しているのではなく、スタンダードなのだ。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
カタログモデルにもエレガンスグリルあり
最近ではアヴァンギャルド主体のプロモーションながら、先代Cクラスにはカタログモデルでエレガンスのフロントマスクのクルマも用意されていた。
フィアット 500(現行前期・平成20年3月~平成25年12月) ※2016年に改良型がデリバリー予定

中心価格帯:110~140万円 中古車の相場:70~240万円 流通台数:約380台 ※平成20年~25年式の相場
エコでありながら、愛嬌と懐かしさがある。
今年改良型が登場すると言われるチンクエチェント。息の長いこのモデルも中古車での妙味は当然あるのだ。ただ単にファッション性だけではなく、「最小限」「最低限」を知っていて、加えてエコロジーにも気を使うなど、このクルマが求められることをよくわかっているクルマのように感じる。
「ポジティブに捉えた」部分はココ!
ツインエアもいいけれど
後半ではツインエアエンジンが追加されるが、普通の4気筒エンジンも案外良い。4気筒で主張の少ない控えめなキャラクターながら、走り始めると楽しいと思わせるのは流石フィアット。
絶版車の最終モデルで「ビッグチャンス」を掴め! 後継車も無く注目度抜群!
日産 ムラーノ(絶版前・平成20年9月~平成27年3月)

中心価格帯:170万円 中古車の相場:110~330万円 流通台数:約200台 ※平成20年~27年式の相場
今は昔のスタイリッシュなクロスオーバー
人気を博した初代ムラーノの二代目。全体にどこかクーペのような雰囲気があるものだ。わざわざSUVaに乗る理由がある。しかし国内販売は終了している。
日産 フェアレディZロードスター(6代目・平成21年10月~平成26年9月)

中心価格帯:350万円 中古車の相場:250~410万円 流通台数:約20台 ※平成21年~26年式の相場
あったら買っておくべき国内販売台数は800台強
卓越した走りと信頼性の高いハードウェアのスポーツカーフェアレディZ。これにロードスターがあったのだ。豪快で華やかさがZの世界だ。
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net 2015年12月調べ

(3)「個の力」が増している!2016年はスポーツモデルでアツくなれ!!
スポーツカーというとなかなかファミリーで使うにはハードルが高い。しかし、値段が手ごろになってきた今、セカンドカーという選択肢もアリかもしれないぞ。
トヨタ 86(現行型・平成24年~)

中心価格帯:210万円 中古車の相場:130~740万円 流通台数:約550台 ※平成24年~27年式の相場
唯一無二の水平対向エンジンとFRの組み合わせ
トヨタとスバルが共同で開発したFRスポーツクーペが86だ(スバル版はBRZ)。名前の通り、往年の名車AE86のようにみんなに愛されるクルマになるべく登場した。登場からまもなく4年が経過し、手ごろな価格帯の車両も出始め、今後の展開が気になるスポーツモデルだ。
「個の力」軽量FRモデル トヨタ S-FR(コンセプトカー)
86よりコンパクトな5ナンバーFRスポーツ
もっと安価に、手軽にスポーツモデルを提供できないか?というコンセプトの元、登場したのがS-FR。搭載されるエンジンや足回りなど詳細は現状非公表なのだが、発売が待たれる1台である。
マツダ RX-7(3代目・平成3年10月~平成24年8月)

中心価格帯:130~320万円 中古車の相場:60~590万円 流通台数:約110台 ※平成3年~24年式の相場
ロータリーターボ搭載の日本が誇るピュアスポーツ
世界で唯一、ロータリーエンジンを搭載する車両を販売していたマツダが送り出したピュアスポーツモデル、それがRX-7である。モーターのようにどこまでも回るかのようなロータリーエンジンのフィーリングの虜になった者は数知れず。今後、価格が上がっていくであろう同車を狙うなら今しかない!
「個の力」孤高のロータリー マツダ RX-VISION(コンセプトカー)
開発陣が本当に作りたいクルマがこれだ!
本来クルマを作るときには綿密な市場調査の上、ニーズを分析して企画をスタートさせるのが常。しかしこのRX-VISIONは、市場調査を一切せず、開発陣が作りたいと思ったものを具現化したものなのだ。
ホンダ シビックタイプR(3代目・平成19年3月~平成22年8月)

中心価格帯:200~230万円 中古車の相場:140~390万円 流通台数:約110台 ※平成19年~22年式の相場
ホンダ最後の超高回転型エンジン搭載タイプR
3ドアハッチバックからスタートしたシビックタイプRは、3代目でセダンボディへと変貌を遂げた。しかし搭載されるエンジンは8000回転で最高出力を絞り出す超高回転型エンジン。排ガス規制が厳しくなってしまった現在では実現することが難しいそのスペック。今後も色褪せることはないだろう。
「個の力」ホンダの赤バッジ ホンダ シビックタイプR(新型)
ホンダのタイプRスピリット再び!
ドイツにあるニュルブルクリンクにおけるFF車最速を目指して開発された新型シビックタイプRがついに日本で発売された。750台の限定販売ということで、プレミア価格がつくのは避けられない?
ホンダ NSX(初代・平成2年9月~平成17年12月)

中心価格帯:370円万以上 中古車の相場:240~1900万円 流通台数:約70台 ※平成2年~17年式の相場
ホンダが作り上げた和製スーパーカー
バブル期まっただ中に開発され、1990年に登場した初代NSXは、オールアルミボディをもった和製スーパーカー。3リッターV6エンジンをミッドシップに搭載し、高い運動性能を見せた。2001年のマイナーチェンジではそれまでのリトラクタブルライトを固定式に改め、2005年まで生産が続けられた。
「個の力」ホンダ技術の結晶 ホンダ NSX(新型)
新型はハイブリッド+4WDのスーパーモデル
本年中に発売と言われる新型はエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドモデル。海外のスーパーカーにも負けないルックスの新型NSXを路上で見る日もそう遠くないだろう。
スズキ アルトワークス(5代目・平成10年10月~平成12年12月)

中心価格帯:10~50万円 中古車の相場:10~110万円 流通台数:約110台 ※平成10年~12年式の相場
軽自動車でも侮るな!リトルダイナマイトマシン
スズキのベーシックモデルであるアルト。それをターボで武装し、4WDシステムを組み込んだじゃじゃ馬がアルトワークスだ。ノーマルでは自主規制いっぱいの64馬力だが、少し手をいれるだけで100馬力を軽くオーバーするポテンシャルを秘めており、維持費の安いセカンドカーとしても根強い人気を持つ。
「個の力」ホットハッチ復活 スズキ アルトワークス(新型)
待望の3ペダルMTでワークスが帰ってきた!
新型アルトにも久々のターボモデルとなるターボRSが存在するが、残念ながら2ペダルMTの設定のみで3ペダルMTを求める声が多かったため、懐かしの「ワークス」の名前で復活を遂げた。
マツダ ロードスター(2代目・平成10年1月~平成17年7月)

中心価格帯:20~40万円 中古車の相場:10~200万円 流通台数:約320台 ※平成10年~17年式の相場
世界一売れたオープン2シーター車の底力
ロードスターの魅力と言えば、なんといっても運転が楽しいこと。しかし初代は古すぎて手間がかかるし、3代目モデルはまだ高い・・・・・・。そんなあなたにピッタリなのが2代目ロードスターだ。初代の軽快さと3代目の完成度をうまく兼ね備えており、値段も手ごろ。今ならまだ程度良好な個体も見つかる。
「個の力」オープンカーを手軽に マツダ ロードスター(新型)
原点回帰を目指した現行ロードスター
新型になるとどうしても大きく、重くなってしまいがちな現代において、ロードスターは初代モデルと同等の軽量ボディを身にまとって登場。スポーツモデルは軽さが重要と再認識させてくれた。
家族を「持ってる」人に、オススメのスポーツモデル!
スバル レガシィツーリングワゴン(4代目・平成15年5月~平成21年5月)

中心価格帯:50~100万円 中古車の相場:10~420万円 流通台数:約910台 ※平成15年~21年式の相場
レジャーからお買いもの、冠婚葬祭までOK!
見た目はワゴンなのに本気を出すと速く、それでいて快適な移動もでき、派手すぎず冠婚葬祭もこなすファミリーカーにピッタリな1台。
三菱 ギャランフォルティス スポーツバック ラリーアート (初代・平成20年12月~平成27年2月)

中心価格帯:110~190万円 中古車の相場:90~240万円 流通台数:約20台 ※平成20年~27年式の相場
荷物も家族もお任せの隠れエボモデル
ランエボ譲りのターボエンジンと2ペダルMTであるSSTミッションを搭載しつつ、5ドアハッチバックで荷物も家族も乗せられる万能マシン。
まとめ

ネガティブな部分をあえてプラスに捉えることで車選びに幅が出る!
新しいクルマが良いというのは当たり前。しかし、目線を少し変えることによって今まで見えなかったものが見えてくることだろう。そうすれば中古車選びの幅も広がって、今まで見過ごしてきた車種が魅力的に思えてきたり、掘り出し物を見つけることもできるだろう。いつだって新たな扉を開くのは自分次第。あなたも思わず「グラッチェ!」と言ってしまう中古車を探しに出かけよう!
※すべての価格は参考価格です
※相場に関してはGoo-net 2015年12月調べ