中古車購入チェックポイント
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2015.06.05
中古車未来予想図

自分たちの未来はわからなくても(!?)、中古車の相場は予想できる!中古車の価格を左右するさまざまな要素から、編集部が近未来の中古車相場を大胆予想。これを読めば、あなたにも中古車の未来が予想できるようになるかもしれません!
大注目のニューモデル登場 NEW 新型 ホンダ ステップワゴン
新発想のリヤゲートを採用
ファミリーはもちろん、趣味のベースとしても人気のミニバンが5代目にフルモデルチェンジ。新型のポイントは、新たに採用された1.5Lターボエンジンと「わくわくゲート」と名付けられた、横開きも可能なリヤゲート。これによって荷物の出し入れや3列目へのアクセスが劇的に改善。ライバルに対して強力な武器を手に入れた。

価格:228万8000円~308万1400円(全グレード)
平成27年 ホンダ ステップワゴン G EX(CVT)
全長×全幅×全高:4690×1695×1840mm
車両重量:1670kg
エンジン:直4DOHCターボ
総排気量:1496cc
最高出力:150ps/5500rpm
最大トルク:20.7kg m/1600-5000rpm
燃費:16.2km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式
立体的に構成されたダッシュボード。視認性にすぐれるピラー形状など運転のしやすさにも配慮されている。また、各部の質感が大幅にアップしているのも新型のチャームポイント。
2列目シートはそれぞれが独立したキャプテンシートを標準化。もちろん、ベンチシート仕様を選ぶことも可能。
リヤゲートが縦にも横にも開く「わくわくゲート」が新型最大のポイント。使い勝手が大いに改善されるアイデアだ。
新型車の先代はこれからどうなるの!? 新型の中古車が流通し始める半年後以降に大きく値下がりすると予想される
近未来の中古車相場を予想するための指標
中古車をお得に買いたいなら、中古車相場に注目!中古車の価格は、人気によって左右され、クルマによっては3カ月から半年といった短期間でも価格に動きが生まれる。その値動きを先読みすることができれば、ほしいクルマをお得な価格で手に入れることができるのだ。
そこで考えなくてはいけないのが、相場価格に変化が起きる要因。
相場に変化を与える最大の要因が、モデルライフだ。クルマは大抵フルモデルチェンジの間にマイナーチェンジを行うが、外観や性能に変化が生まれると価格に大きく反映される。また、新型が出ると旧型の相場にも影響が生まれる。つまり、ほしいクルマのモデルライフを意識することで、価格変動をある程度予想できるということ!
新 先代モデルの値動き
●新型が登場しても影響がすぐに出るとはかぎらない!
●先代モデルの前期型が本格的な買いの領域に突入!
●買い替えにより中古車市場に物件が多数登場したらチャンス!
フルモデルチェンジによる中古車市場への影響が出るまでには時間がかかる。なぜなら、新型が中古車として並ぶまでは、先代モデルが中古車におけるもっとも新しいモデルとして流通しているからだ。また、下取り車が売り出されるまでのタイムラグも考えたい。
新型登場で活気づく中古車 先代 ホンダ ステップワゴン(H21年~H27年式)
中古車参考価格帯:100万~280万円(H21年~H27年)
平成24年 ホンダ ステップワゴン G(CVT)
全長×全幅×全高:4690×1695×1815mm
車両重量:1600kg
エンジン:直4SOHC
総排気量:1997cc
最高出力:150ps/6200rpm
最大トルク:19.7kg m/4200rpm
燃費:15.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式

今年4月のフルモデルチェンジだけに、まだまだ中古車への影響は微量。価格自体は間違いなく下がってきているので、もうしばらく様子をみたい。
前期モデルは・・・?

中古車参考価格帯:100万~210万円(H21年~H24年)
前期型は価格が下がって魅力的な選択肢
一般的に、マイナーチェンジを境に中古車相場は大きく変動する傾向にある。ステップワゴンの場合、新世代CVTやアイドリングストップを新たに搭載することで燃費性能を向上。外観の変更は大きくないが、中身が進歩しているので中古車相場の差はおおよそ30万円もある。逆に、先代モデルの内容に満足できるなら、それだけお得に買えるとも言える。
走りや燃費性能が進化したが、外観はフロントグリルやバンパー形状の意匠変更に留まる。前期型もあまり古く見えないのが◎。
上手な乗換えのタイミング

「まだ乗りたい」と思うくらいが売り時
高く売れるクルマとは、すぐに売れてしまうようなクルマであること、これを覚えておいてほしい。たとえば車検が半年でも残っていたり、走行距離が5万kmよりは4.7万kmのほうが、つぎのユーザーが手を出しやすい。「まだ手放すのは惜しいな」と思える状態こそが売り時だ。
人気モデルはこれからどうなる!? 高い実力とリセールバリューを持つ人気の中古車をお得に買う方法を考える
人気があるということは、それだけたくさんのユーザーがその実力を認めて愛車として選んだということに間違いはない。だが、人気ということは中古車の価格は強気。上手に未来を予想して、少しでもお買い得な購入をしたいものだ。
相場が堅い人気車種だが急な値動きもある
だれもがほしがる人気モデルは中古車としても取引の数が多いことなどから、結果として価格相場がある程度で安定するという傾向がある。
大きく値下がりすることもなければ、逆に大きな値上がりもあまり心配する必要がない。価格は緩やかに変動するため、中古車初心者でも比較的買いやすく、そういった意味でも人気車というのは、選択肢として安全、鉄板だと言えるだろう。
しかし、そんな人気モデルにも相場に影響を与える外的要因はもちろん存在する。
もっとも大きなものがモデルライフであるというのは通常の中古車と変わらないが、さらにライバルモデルのモデルライフというのも、人気モデルの未来予想をする上では大事な指標になる。
たとえばトヨタのハリアー。これまで長い期間高い中古車相場を維持してきた人気モデルだ。しかし、新型へのフルモデルチェンジとライバルであるCX-5の登場によって、一気に中古車相場は下落傾向へと転じたのだ。選択肢が増えれば魅力を増やさなければ売れ行きは鈍る。中古車にとっての最大の魅力は当然のことながら価格である。
このように、人気モデルであっても、さまざまな要因が重なって一気に中古車相場に異変が生じるケースは存在する。そして、その動きにピタリとはまれば、お買い得な買い物ができるチャンスは人気車でも十分にあるというわけだ。
Goo編集部が選ぶ!2015年、中古車市場の注目度ランキング!
1位 マツダ CX-5 | 人気のSUVタイプで、なおかつ経済的なクリーンディーゼルを搭載することで人気。注目度も抜群! |
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2位 ホンダ ヴェゼル | 価格よりも車格が高く見えるところも人気の理由か!?ハイブリッド仕様も注目度が高い。 |
3位 トヨタ ハリアー(先代) | リッチな雰囲気が漂うSUVとして不動の人気を誇る1台。中古車相場の下落でさらに人気アップ。 |
4位 日産 エクストレイル | 本格的なクロスカントリービークルとしての性能を安価に実現。さらに現行型は高級感もアップした。 |
5位 三菱 デリカD:5 | ワンボックスタイプで車中泊ユーザーにも人気。中古車の物件が豊富になってきて人気急上昇。 |
6位 トヨタ マークX | オーソドックスなセダンの定番モデルとして人気の地位を確立。上級モデルは走りも充実している。 |
7位 マツダ アテンザセダン | CX-5とともにマツダのイメージを変えた実力派モデル。性能はもちろん、スタイルのよさが人気。 |
8位 スバル フォレスター | フルタイム4WDを備えるSUVとして、クルマを使い倒すユーザーからも支持を集める人気モデル。 |
9位 三菱 パジェロ | ランクルとともにクロカン4WDの王者として君臨。そのブレないコンセプトが人気にも繋がった。 |
10位 トヨタ プリウス | ご存知元祖ハイブリッドカー。そろそろフルモデルチェンジの噂もあり、中古車として旬を迎えた。 |
低年式と多走行 数字が示すそのお得度
一見すると買いにくいクルマにもお宝が存在
いまや中古車購入の指標として、多くのひとが参考にしているのが、年式と走行距離。年式が新しかったり、走行距離が少なければ新車に近く、コンディションがいいのではないかと予想される。しかし逆に見れば、だれもがほしいクルマは価格が高い。低年式や多走行であっても状態がよければ購入後も維持費をかけずに乗ることは可能。ポイントは整備の記録簿。毎年点検整備されているかをチェック!
今後の中古車市場をリードする“注目”モデルのねらい方!
1位 マツダ CX-5
いま勢いに乗るマツダ渾身のSUV
押しも押されぬ勢いのマツダ。ここ最近のマツダブームに火をつけたのがCX-5である。その人気の秘密は、クリーンディーゼルとガソリンの2本立てとなる魅力的なラインアップ。元々ハンドリングに定評があるマツダに、低燃費でパワフルなエンジンが与えられ、走りに磨きがかかった。欧州車的なデザインも注目。
中古車参考価格帯:170万~300万円(H24年~H27年)
平成24年 マツダ CX-5 XDツーリング(6速AT)
全長×全幅×全高:4540×1840×1705mm
車両重量:1510kg
エンジン:直4DOHCディーゼルターボ
総排気量:2188cc
最高出力:175ps/4500rpm
最大トルク:42.8kg m/2000rpm
燃費:18.6km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:マルチリンク
車格で言えばアクセラのクラスなので、室内にもゆとりがあるCX-5。ディーゼルに人気が集中するが、ガソリン仕様も軽快でスポーティな乗り心地を楽しめる。実力派のSUVなのだ。

人気モデルだけに中古車相場は強気。新車価格との差も少ない。もう少し待てばマイナーチェンジの影響で初期型の価格が下がってくると思われる。それからが勝負だ。
2位 ホンダ ヴェゼル
フィットベースの小型SUV
小さなボディとスタイリッシュなデザインが魅力のSUV。1.5Lガソリンのほか、ハイブリッドも選べるのでエコ指向のユーザーでも安心して乗れる。リヤシートのアレンジが自在で、とくにダイブダウンして拡大できるのが美点。デイリーユースでも活躍してくれるモデルである。
中古車参考価格帯:180万~275万円(H25年~H27年)
平成25年 ホンダ ヴェゼルハイブリッド(7速AT・DCT)
全長×全幅×全高:4295×1770×1605mm
車両重量:1270kg
エンジン:直4DOHC+モーター
総排気量:1496cc
最高出力(エンジン):132ps/6600rpm
最大トルク(エンジン):15.9kg m/4600rpm
最高出力(モーター):29.5ps
最大トルク(モーター):16.3kg m
燃費:27.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式

デビューしたばかりで、相場は高値安定が続く。しばらくは大きな値下がりは期待できない。次のチャンスは大改良を受ける来年以降か。
3位 トヨタ ハリアー(先代)
いまお買い得のプレミアムSUV
高級感漂う佇まいと力強い走りが魅力のハリアー。デビューが平成15年と古いが、その後10年というロングセラーとなった。エンジンは4気筒と6気筒のガソリンに加え、後にハイブリッド仕様も追加。新車時には高額だったが、中古車になって身近な存在になったのも嬉しい。
中古車参考価格帯:70万~270万円(H15年~H25年)
平成22年 トヨタ ハリアー 240G(4速AT)
全長×全幅×全高:4735×1845×1680mm
車両重量:1600kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:2362cc
最高出力:160ps/5600rpm
最大トルク:22.5kg m/4000rpm
燃費:11.0km/L(10・15モード)
サスペンション前後:ストラット

昨年4月から7月にかけて大きく相場が下降。その後は横ばいだが、新型の中古車が流通することでさらなる相場ダウンも期待できる。
4位 日産 エクストレイル
フルモデルチェンジで質感アップ
日産のミドルクラスSUVがエクストレイル。3代目となる現行型は新たにハイブリッドを設定。悪路走破性能と燃費を両立し、オールマイティな魅力を獲得。従来からの美点だった防水加工のラゲッジは今回も踏襲。さらに手をかざすだけで開閉可能なバックドアなど、便利さも向上した。
中古車参考価格帯:200万~260万円(H25年~H27年)
平成25年 日産 エクストレイル 20X(CVT)
全長×全幅×全高:4640×1820×1715mm
車両重量:1440kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1997cc
最高出力:147ps/6000rpm
最大トルク:21.1kg m/4400rpm
燃費:16.4km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:マルチリンク

まだ新しいので中古車も高め。今年いっぱいは大きな相場変動はないだろう。しかし次のマイナーチェンジで初期型が安くなるかも。
5位 三菱 デリカD:5
中古車参考価格帯:100万~370万円(H19年~H27年)
ミニバン+SUVを実現した1台
直線基調のデジタル的なデザインのデリカシリーズ、デリカD:5。FFモデルのほかに、オフロードの走破もこなせる4WDも設定する。エンジンは当初はガソリンのみだったが、後にクリーンディーゼルも追加。タフなイメージが魅力のミニバンだ。
中古車相場予想
デビューから時間が経過し、中古車もかなり安くなっている。今後、大幅な改良はないはずなので当分は順当な値下がりをするだろう。お買い得感の高い1台である。
6位 トヨタ マークX
中古車参考価格帯:110万~350万円(H21年~H27年)
前期と後期で相場が大きく異なる
FRスポーツセダンのマークX。ドライビングの楽しさと日常の使い勝手を両立したバランスのよい1台。マイナーチェンジ前後でデザインが大きく異なり、中古車相場にも差があるので注意。走りをより楽しむならG’sもおすすめ。
中古車相場予想
昨年5月頃から下降傾向で、現在は200万円前後は相場となる。今後も少しずつ下がると考えられ、買い時が続く。フルモデルチェンジでさらに値下がりするだろう。
7位 マツダ アテンザセダン
中古車参考価格帯:170万~300万円(H24年~H27年)
斬新なスタイルと走りの楽しさが魅力
新生マツダのフラッグシップがアテンザ。ヨーロピアンテイストの外観と高品質なインテリアは先代モデルから大きく進化して一躍人気モデルに。そして何より注目なのはクリーンディーゼルで、力強い走りが楽しい!
中古車相場予想
平成26年末にマイナーチェンジを実地。装備の充実と内外装の変更が行われ、今後は前期型が安くなると考えられる。物件が充実する半年~1年後が買い時である。
8位 スバル フォレスター
中古車参考価格帯:200万~300万円(H24年~H27年)
SUVとしての魅力がさらに高まった
スバルが長年培ってきた4WD技術を結集させた中型SUV。ターボモデルには新世代エンジンが搭載され、走りを積極的に楽しみたいファンにも訴求する。ボディサイズも十分で、実用車として申し分ない使い勝手を実現する。
中古車相場予想
平成24年に登場してから今年で3年目。そろそろフェイスリフトが行われる時期。内外装デザインが変わるようなマイナーチェンジがあれば、価格はグッと安くなる。
9位 三菱 パジェロ
中古車参考価格帯:130万~430万円(H18年~H27年)
新車で買える数少ない国産オフローダー
SUVブームは現在も続いているが、本格オフローダーとして希少な存在がこのパジェロ。最新型でも登場から時間が経過しているが、年次改良を受けて商品力を維持。ボディはショートとロングを設定。ディーゼルも選べる。
中古車相場予想
相場傾向を見ると、価格はやや上昇気味。しかし、この手のモデルは根強いファンに支えられ値下がりしにくい。新型モデルが出るまで、大幅な値下がりは期待できない。
10位 トヨタ プリウス
中古車参考価格帯:100万~270万円(H21年~H27年)
ハイブリッドカーの代名詞的存在
いまや街中で見ない日はないほど売れているプリウス。低燃費で乗り心地や静粛性にも優れ、ドライビングも楽しい万能選手。デビューから時間が経過し、次期モデルの登場も遠くないはず。だからこそ熟成された現行車に注目!
中古車相場予想
強気の価格が続いていたが、昨年11月頃から値下がりが始まり、相場は170万円台にまで下がった。今後も少しずつ値下がりし、次期モデル登場で大きく下がるだろう。
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net2015年5月調べ。
「未来予想図」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。

軽自動車はこれからどうなる!? もともと値落ちしにくい軽自動車。思い切った判断が必要となることも
維持費の安さに加えて実力がアップしてきたことで、メインカーとしても注目を集めている軽自動車。それだけにお得に買うには情報収集が必須!
両横綱のフルチェンと新勢力の台頭で変化が
とにかく最近の自動車ニュースの中心といえば軽自動車だろう。新車販売の4割が軽自動車で占められるという事態は、それだけ多くのユーザーが軽自動車の実力を認めているという証拠でもある。
では、そんな軽自動車の中古車事情を見てみると、こちらも新車に負けず劣らず人気の様子だ。
その台風の目となっているのが、全面改良したワゴンRとムーヴというトール系の両横綱。ここ1~2年の間に、それぞれ全面改良を行ったため、下取りのクルマが多数中古車市場に流入。これまで高い人気を背景に高値を維持していたこれらが値下がりしてくるのに引きずられるようにして、ほかの軽自動車たちの相場にも影響が出ている。
また、日産やホンダのクルマも人気を集めつつあり、これも軽自動車市場に新風を吹き込んでいる。
“軽”でもっと得をする方法
●オプションは中古車価格に反映しにくいので、装備充実車をねらう!
●値落ち率が低いということは長く乗っても下取りがある!
●販売店が登録しただけの登録済み未使用車やデモカーを探す!
もともと新車の価格が100万円台後半である軽自動車は、中古車となってもフタケタ万円で長く粘る傾向がある。その基本原則を覚えておくのが大切だ。
ホンダ N BOX
広々の室内は軽の既成概念を覆す
平成23年に登場したホンダの軽トールワゴン。その特徴はなんと言っても、ホンダの軽自動車で初となるセンタータンクレイアウトを採用したこと。これにより、クラスのなかでトップクラスの低フロアを実現している。その恩恵は走りにも表れており、安定感のあるドライビングも楽しめる。
中古車参考価格帯:80万~160万円(H23年~H27年)
平成23年 ホンダ N BOX G(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1770mm
車両重量:930kg
エンジン:直3DOHC
総排気量:658cc
最高出力:58ps/7300rpm
最大トルク:6.6kg m/3500rpm
燃費:22.2km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式

現在の軽自動車ブームの火付け役とも言える存在だけに、中古車相場は強気。この傾向は続きそうなので、ほしいならいま買ってもOK。
日産 デイズ
中古車参考価格帯:50万~180万円(H25年~H27年)
平成25年 日産 デイズ X(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1620mm
車両重量:830kg
エンジン:直3DOHC
総排気量:659cc
最高出力:49ps/6500rpm
最大トルク:5.7kg m/5500rpm
燃費:29.2km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:3リンク

スズキ スペーシア
広い室内が人気
ここ最近の軽自動車の人気はハイトワゴンに移っている。スペーシアもその1台で、中古車市場の注目度は非常に高い。相場動向は、徐々に下降傾向にあるが、大幅な値下がりが期待できるのは、近い将来行われる予定のマイナーチェンジ後。お得に買うなら、もう少し待ちだ。
中古車参考価格帯:70万~180万円(H25年~H27年)
平成25年 スズキ スペーシア T(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1735mm
車両重量:870kg
エンジン:直3DOHCターボ
総排気量:870cc
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:9.7kg m/3000rpm
燃費:26.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:I.T.L.

ダイハツ ムーヴ(先代)
これからが買い時本番
昨年末にフルモデルチェンジを受けたムーヴ。長らく高値安定が続いていた先代モデルも、これから大きく値下がりすると予想される。走りの面では、CVTを全車に搭載することでスムーズな走りを実現した。物件数も豊富で程度良好車も十分存在するので、オススメの1台だ。
中古車参考価格帯:50万~150万円(H22年~H26年)
平成25年 ダイハツ ムーヴ Xターボ(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1620mm
車両重量:820kg
エンジン:直3DOHCターボ
総排気量:658cc
最高出力:64ps/6400rpm
最大トルク:9.4kg m/4000rpm
燃費:25.2km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

スズキ ワゴンR
FMC以降の値下がりに期待
中古車市場で大人気の軽のトールワゴン。平成24年に登場した現行型はSエネチャージを採用し、燃費性能を大幅アップ。物件数も豊富で購入しやすい1台。その相場は、軽自動車として考えるとまだ高め。しかしモデルライフ後半なので、新型が出れば価格は大きく下がるはず。
中古車参考価格帯:60万~160万円(H24年~H27年)
平成26年 スズキ ワゴンR FA(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1640mm
車両重量:770kg
エンジン:直3DOHC
総排気量:658cc
最高出力:52ps/6000rpm
最大トルク:6.4kg m/4000rpm
燃費:26.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:I.T.L.

コンパクトカーはこれからどうなる!? 非ハイブリッド系コンパクトはお買い得価格で手に入る!
普通に出来のいい小型車がいま安い!
税制上の優遇措置に加えて実力を大いに高めてきた軽自動車が最大のライバル。ハイブリッドカーは相変わらず根強い人気があるものの、普通のコンパクトカーはわかりやすいアピールがないため、ユーザーからスルーされがちだ。
そんなファンにとって寂しい状況は、中古車をねらうひとにとってはまたとないチャンスでもある。というのは、人気がないクルマは価格を下げて早く売り切りたいというのが、中古車店の基本的な方針だからだ。
そこで注目したいのが、自動ブレーキやハイブリッドといったハイテクを装備しない普通のコンパクトカー。先代デミオやノートはまさにそんな穴場車種。最近のコンパクトカーは国際的にも通用する実力を持っている。そして、シンプルであるということは、故障のリスクが少ないというメリットでもあるのだ。
“コンパクトカー”のこだわりどころ
●下取りは期待しにくいので長く使って元を取る作戦で!
●ちょい古コンパクトは値落ち率が大きく買い得度が高い!
●ハイブリッドがほしいかどうかで大まかな作戦が決まる!
軽自動車人気のあおりをうけて価格が低めで安定しているコンパクトカー。それは買い手にとってはチャンスだ!
トヨタ アクア
中古車参考価格帯:90万~250万円(H23年~H27年)
平成23年 トヨタ アクア G(CVT)
全長×全幅×全高:3995×1695×1445mm
車両重量:1080kg
エンジン:直4DOHC+モーター
総排気量:1496cc
最高出力(エンジン):74ps/4800rpm
最大トルク(エンジン):11.3kg m/3600~4400rpm
最高出力(モーター):61ps
最大トルク(モーター):17.2kg m
燃費:35.4km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

長く新車販売台数ランキングの常連だったクルマだけに、中古車物件が豊富で、徐々に価格勝負の様相を呈してきた。いまが買い頃だ。
日産 ノート
人気のノートもお買い得
2代目のノートはスポーティなルックスと内装が魅力のクルマ。室内の広さも十分で、3気筒1.2Lのエンジンは走りと燃費性能を高い次元で両立するコンパクトカーの優等生である。中古車はゆるやかな下降をたどるが、人気車ゆえ大幅に安くなるのはしばらく先だと思われる。
中古車参考価格帯:60万~230万円(H24年~H27年)
平成26年 日産 ノート X(CVT)
全長×全幅×全高:4100×1695×1525mm
車両重量:1040kg
エンジン:直3DOHC
総排気量:1198cc
最高出力:79ps/6000rpm
最大トルク:10.8kg m/4400rpm
燃費:22.6km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

マツダ デミオ(先代)
新型登場で買い時のデミオ
フルモデルチェンジで話題沸騰のデミオ。それを受け、先代モデルの相場はどんどん下がっている。初期型は100万円以下の予算でも十分ねらえる。しかし注目すべきは、平成23年のマイナーチェンジで登場したスカイアクティブ。この先は相場の下降が続くので買いの1台だ。
中古車参考価格帯:30万~130万円(H19年~H26年)
平成23年 マツダ デミオ 13スカイアクティブ(CVT)
全長×全幅×全高:3900×1695×1475mm
車両重量:1010kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1298cc
最高出力:84ps/5400rpm
最大トルク:11.4kg m/4000rpm
燃費:25.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

トヨタ bB
リーズナブルに買えるbB
少し前にワルな要素を取り入れたデザインがヒットし、大ブームを巻き起こしたbB。登場から10年が経過するが、今でも新車で購入可能。中古車市場では、相場が時間とともに下がって100万円以下の物件が豊富に存在する。予算に応じて、自分にぴったりの車両を見つけよう。
中古車参考価格帯:30万~170万円(H17年~H27年)
平成26年 トヨタ bB S(4速AT)
全長×全幅×全高:3795×1690×1635mm
車両重量:1040kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1297cc
最高出力:92ps/6000rpm
最大トルク:12.5kg m/4400rpm
燃費:15.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

ホンダ フィットハイブリッド
最新のコンパクトHVカー
新型フィットのハイブリッドモデル。クールな外観とよりスポーティになった走り、そして36.4km/Lという低燃費を実現している。中古車動向を見ると、全体的にまだ相場が高めの印象。物件数が充実すれば価格は下降傾向になるが、買い時はもう少し先と考えたい。
中古車参考価格帯:120万~220万円(H25年~H27年)
平成27年 ホンダ フィットハイブリッド(7速AT・DCT)
全長×全幅×全高:3955×1695×1525mm
車両重量:1080kg
エンジン:直4DOHC+モーター
総排気量:1496cc
最高出力(エンジン):150ps/5500rpm
最大トルク(エンジン):13.7kg m/5000rpm
最高出力(モーター):29.5ps
最大トルク(モーター):16.3kg m
燃費:36.4km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式

ハイブリッドと非ハイブリッドのお得感
ハイブリッドはお得というよりお得「感」
20km/L後半クラスの低燃費が魅力のハイブリッド。加速も力強く、ドライバーの満足度は高い。しかし、シビアに金銭的なメリットだけで考えると、じつは燃料費で元を取ろうとすると、相当な走行距離が必要であることも事実。給油回数が少なく、得している気持ちになっているが、先払いしているというのが現実。金銭的なメリットを考えれば非ハイブリッドにまだまだ利がある。
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net2015年5月調べ。
「未来予想図」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。

ミニバンはこれからどうなる!? 群雄割拠のミニバンは、まさに未来予想図が必須の状況だ
重要モデルの相次ぐフルモデルチェンジによって相場が大きく動く状況。夏休みに向けて人気モデルは値上がりするケースも考えられる。
モデルによっては大きく価格を下げた
ミニバン市場は一時期の大ブームからひと段落して落ち着きつつある状況。しかしそれは新車の話で、中古車の場合は中古車市場に多数の物件が流通して活況を呈している。
流通する台数が多いということは、価格もそれにともなってこなれていると分析できる。また、ヴォクシー/ノアやステップワゴン、オデッセイ、アルファード/ヴェルファイアといった人気車種がここ数年でフルモデルチェンジを行ったこともあり、見極めが必要となる。
そんな中で注目したいのが日産のセレナ、そしてトヨタの先代ヴォクシー。セレナは現行型が登場してから時間が経っており、いまが買い時。そして先代ヴォクシーも大きく値下りして買い得度たっぷり。
自分のねらうクルマがどのような状況にあるのか、しっかりと市場をチェックして買い物をしたい。
“賢い”ミニバンのキメ方!
●家族や趣味の道具として使う ミニバンはコストパフォーマンス命!
●流通量の多い人気モデルの人気グレードが結果的にお買い得!
●燃費のコストが我慢できるならば大排気量エンジン車は割安!
新車時から価格にシビアなミニバンは、コストパフォーマンスを精査して購入すべきクルマ。基本は先代、先々代が買いだが、長く乗るなら現行もアリ。
日産 エルグランド
迫力あるデザインと豪華な内装
日産のフラッグシップミニバンがエルグランド。プラットフォームを一新し、駆動方式がFFとなったことで室内はさらに広く快適になった。インテリアの質感と豪華装備の充実さが大きな魅力。人気のグレードは押し出し感のある外観が特徴のハイウェイスターで、中古車でも物件数が豊富である。
中古車参考価格帯:200万~490万円(H22年~H27年)
平成24年 日産 エルグランド 350ハイウェイスター(CVT)
全長×全幅×全高:4945×1850×1815mm
車両重量:2000kg
エンジン:V6 DOHC
総排気量:3498cc
最高出力:280ps/6400rpm
最大トルク:35.1kg m/4400rpm
燃費:9.4km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:マルチリンク

昨年5月から今年1月までは相場が20万円近くも下がったが、新型アルファードの登場で、大型ミニバン市場が感受されて再度価格は上昇。それでも内容を考えればリーズナブルである。
トヨタ ヴェルファイア(先代)
これから買い時の先代モデル
相場動向はアルファードとほぼ同様の傾向を辿るヴェルファイア。新型が登場した今年1月から値下がりの兆候が伺え、新型が中古車として流通する半年~1年後にはかなり相場が下がると思われる。現段階でも相場は200万円を切っており、初期型ならばさらにリーズナブルに購入できる。
中古車参考価格帯:170万~590万円(H23年~H27年)
平成26年 トヨタ ヴェルファイア 3.5V(6速AT)
全長×全幅×全高:4870×1830×1890mm
車両重量:1960kg
エンジン:V6 DOHC
総排気量:3456cc
最高出力:280ps/6200rpm
最大トルク:35.1kg m/4700rpm
燃費:9.3km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

トヨタ アルファード(先代)
新型が登場して大きく値下がり
トヨタのフラッグシップミニバン、アルファード。新型が登場したことで、この1年間で30万円ほど相場が下降。新型モデルの中古車が数多く流通すれば、この先さらなる値下がりも期待できる。広々した室内と豪華装備が魅力で、ファミリーにぴったりの1台。初期型なら180万円からねらえる。
中古車参考価格帯:180万~360万円(H20年~H27年)
平成26年 トヨタ アルファード 350G(6速AT)
全長×全幅×全高:4870×1830×1890mm
車両重量:1960kg
エンジン:V6 DOHC
総排気量:3456cc
最高出力:280ps/6200rpm
最大トルク:35.1kg m/4700rpm
燃費:9.3km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

トヨタ ヴォクシー(先代)
昨年大きく値下がりした先代
昨年1月の新型登場を受け、高値安定が続いていた先代ヴォクシーが大きく値下がり。とくに昨年5月から11月にかけて20万円以上も相場がダウン。その後は横ばいが続き、この先は需要と供給のバランスを保ちながら緩やかに下降すると思われる。使いやすく万人に薦められるミニバンだ。
中古車参考価格帯:90万~250万円(H19年~H26年)
平成22年 トヨタ ヴォクシー Z(CVT)
全長×全幅×全高:4640×1720×1850mm
車両重量:1590kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1986cc
最高出力:158ps/6200rpm
最大トルク:20.0kg m/4400rpm
燃費:13.6km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

日産 セレナ
中古車市場でも大人気
平成22年に登場した現行型セレナ。見切りのよいデザインなのでビギナーでも乗りやすく、ファミリー層に絶大なる人気を誇る。中古車動向を見ると、少しずつ相場が下がっているが、全体的にやや高め。モデルチェンジで安く買うのもありだが、初期型なら手ごろな予算でねらえる。
中古車参考価格帯:110万~270万円(H22年~H27年)
平成25年 日産 セレナ 20S(CVT)
全長×全幅×全高:4685×1695×1865mm
車両重量:1610kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1997cc
最高出力:147ps/5600rpm
最大トルク:21.4kg m/4400rpm
燃費:13.8km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム

悔いなく安く買いたい! これぞ中古車未来予想図番外編“底値買い!”
クルマの中古車相場は、あるタイミングで動きが非常に鈍くなる。それが「底値」だ。ここでは買い得度マックスのモデルを紹介するぞ!
相場が動かなくなるとき
●ライバルがいなくなり、指名買いのユーザーが増えてきたとき!
●十分に値下がりし、価格が上下動する余地がほぼなくなったとき!
値段を下げなくてもユーザーがクルマを購入するようになれば、お店は年式や走行距離に関係なく、売れる値段をつけ続ける。それが底値。現代のクルマは古くなっても問題なく走るクルマが多くなってきていることも、底値をつけるクルマが増加する原因だと思われる。また、スポーツカーや絶版車のように、ある一定のファンがいるクルマも価格がキープされる傾向にある。気をつけたいのが、底値を待っているうちに中古車としての美味しい時期を逃してしまうこと。いくら走りに問題がなくても、税金や燃費の面でデメリットが出てきてしまうからだ。また、本来の意味での底値以外にも、階段の踊り場的に相場が動かなくなっているクルマも中古車としてねらい目だ。
スバル エクシーガ
新車がカタログ落ち(クロスオーバー7として存在)してしまったエクシーガ。しかし、走りのいい3列ピープルムーバーとしての魅力は健在だ。比較的高年式のクルマが150万円程度で手に入る。要注目の1台。
中古車参考価格帯:90万~230万円(H20年~H27年)
平成22年 スバル エクシーガ 2.0GT(CVT)
全長×全幅×全高:4740×1775×1660mm
車両重量:1590kg
エンジン:直4DOHCターボ
総排気量:1994cc
最高出力:225ps/5600rpm
最大トルク:33.2kg m/4400rpm
燃費:12.2km/L(10・15モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:ダブルウィッシュボーン
日産 キューブ
人気を集めた先代モデルがアンダー50万円ゾーンに転落し、中古車としての主力は現行型に移った形だ。5年落ちモデルが乗り出し100万円でねらえ、コストパフォーマンスがいい。物件も豊富だ。

中古車参考価格帯:80万~175万円(H20年~H27年)
平成24年 日産 キューブ 15X(CVT)
全長×全幅×全高:3890×1695×1650mm
車両重量:1200kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1498cc
最高出力:111ps/6000rpm
最大トルク:15.1kg m/4000rpm
燃費:19.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム
日産 ウイングロード
気がつけば登場から10年近くとなった現行型ウイングロード。基本設計には古さを感じる部分があるが、現行型のワゴン車としては格安。とにかく使えるクルマを安く買いたいなら検討に値する。
中古車参考価格帯:35万~155万円(H17年~H27年)
平成22年 日産 ウイングロード 15M(CVT)
全長×全幅×全高:4440×1695×1505mm
車両重量:1220kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1498cc
最高出力:109ps/6000rpm
最大トルク:15.1kg m/4400rpm
燃費:17.2km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム
スズキ アルト(先代)
まるでメガネをかけたようなデザインの現行型が登場し、先代モデルの初期モデルはいよいよ底値。乗り出し80万円程度の物件は、価格と内容のバランスがよくオススメだ。
中古車参考価格帯:30万~100万円(H21年~H26年)
平成25年 スズキ アルトエコ S(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1520mm
車両重量:710kg
エンジン:直3DOHC
総排気量:658cc
最高出力:52ps/6000rpm
最大トルク:6.4kg m/4000rpm
燃費:35.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:I.T.L.
ホンダ N-ONE
ホンダがプラットフォームからこだわって新設計したNシリーズの二番目。気がつけば中古車も多数で買いやすさはなかなか。見た目もまだまだ新鮮で満足度は高い。
中古車参考価格帯:70万~160万円(H24年~H27年)
平成24年 ホンダ N-ONE プレミアムツアラー(CVT)
全長×全幅×全高:3395×1475×1610mm
車両重量:860kg
エンジン:直3DOHCターボ
総排気量:658cc
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.6kg m/2600rpm
燃費:22.4km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:車軸式
トヨタ ヴィッツ
現行型が登場したのは平成22年12月のこと。初期モデルはすでに5年近くなったということもあり、中古車の流通も豊富に。軽自動車よりも安価に購入できると考えればメリットは大きい。
中古車参考価格帯:60万~140万円(H22年~H27年)
平成26年 トヨタ ヴィッツ F(CVT)
全長×全幅×全高:3885×1695×1500mm
車両重量:1000kg
エンジン:直4DOHC
総排気量:1329cc
最高出力:99ps/6000rpm
最大トルク:12.3kg m/4400rpm
燃費:25.0km/L(JC08モード)
サスペンション前:ストラット
サスペンション後:トーションビーム
中古車未来予想図 まとめ
中古車相場を読み解く方程式は存在しない!
為替や株価と違って、ある程度先が予想できるクルマの世界。中古車未来予想図が成り立つのは、日本の自動車業界が定期的なフルモデルチェンジを行っているからでもあるし、また中古車市場が成熟しているからでもある。
とはいえ、ブレイクスルー的なクルマが登場すると一気に状況は変化するし、モデルチェンジの内容によっては人気車が一転して不人気車として転落することもある。
おもしろいのが、中古車の相場を左右する「人気」というものが、クルマの実力と完全にリンクするわけではないということ。新車では売れるクルマが中古車では売れない、またはその逆という状況が存在するのだ。世間的な人気はイマイチでも、自分にとっては魅力的というようなクルマが見つけられたひとは幸せだ。
また、市場を見る目が養われてくると、それまで興味がなかった車種が急にほしいクルマに変わることも。さらに、新車では高すぎて興味の外にあったクルマが、値下がりしたことで本命になるケースもある。
中古車の楽しさは、日々変化する状況とそこで生まれる出会いにある。一度買ったら長く付き合うものだけに、難しさをおもしろさに変えて、クルマ探しに熱中してもらいたい。
※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データは、Goo-net2015年5月調べ。
「未来予想図」は、Goo編集部がGoo-netのデータを参考に予想した相場であって、中古車価格を保証するものではありません。