中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.27 / 掲載日:2011.11.24

日産 ノート(2010年~)中古車購入チェックポイント

  • 日産 ノート(2010年~) 中古車購入チェックポイント

    日産 ノート

    DBA-E11
    参考車両:15X
    初年度登録:2010年9月

  • 日産 ノート

■全体のチェックポイント

参考車両は、2008年1月にマイナーチェンジした後、2009年4月一部改良から2010年12月一部改良までの間に販売されたモデル。「ノート」は、新発売以来、何度も装備変更やグレード改訂を行っている。各種特別仕様車なども出ているが、標準グレードにメーカーオプションを追加した車両もある。現車をチェックする際は、まず、仕様グレードと装備を販売店で確かめよう。内外装をしっかりチェックするのはもちろんだが、必ず確認したいのがエンジンやトランスミッションのほか走行機構各部の状態。販売店で現状を聞き、納車時点検整備の内容も確かめよう。購入後を考えれば、整備付・保証付車両のほうが不安は少ない。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    日産 ノート(正面)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     まず、車両の周囲をひと巡りして、どこかに違和感や不自然に見える部分などがないか探ってみよう。
     前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。特に、バンパーのずれに注意。バンパーの角や下側の傷、破損などにも注意しよう。

  • 2.後部のチェックポイント

    日産 ノート(後部)

  • 2.後部のチェックポイント

     後面も、バンパー/テールゲート(バックドア)/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が修理/交換を推測するヒントになる。
     テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間が狂っている箇所は、その部分の車体部を修理/交換していると考えられるので、詳しく調べてみよう。

  • 3.角度を変えると見える

    日産 ノート(パネル表面)

  • 3.角度を変えると見える

     外装をチェックする時は、見る角度を変えてみよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。外板パネルの表面を斜め方向から透かして見ると、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が違う部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 4.隙間の幅と色調を比べる

    日産 ノート(立て付け)

  • 4.隙間の幅と色調を比べる

     外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
     隙間を境に、隣接しているパネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。

  • 5.整備状態を確かめる

    日産 ノート(エンジンルーム)

  • 5.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心に、エンジンと周辺をチェック。オイル漏れなどにも注意。できれば日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状況については販売店スタッフに聞いて確認しよう。
     交換した新しい部品を見つけたら、消耗品か、不具合か、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。

6.車体内側の鉄板を調べる

 左右フェンダー側や室内側のパネル、フレームやメンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。カバーや機器類などがあって見づらい部分もあるが、歪みや修理/交換跡などがないか慎重にチェック。
 車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために確認しよう。

  • 7.取り付け状態を確認

    日産 ノート(フロントフェンダー)

  • 7.取り付け状態を確認

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に腐食(錆)や修理跡がないかチェック。同時に、固定ネジを回した形跡がないかチェック。下側にあるブラケット(フェンダーを支えている金具)を修正/修理した形跡がないかもチェックする。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、外傷などを修理しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。

  • 8.前部の必須チェックポイント

    日産 ノート(ラジエターコアサポート)

  • 8.前部の必須チェックポイント

     エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすく、修理/交換する確率が高い。左右フェンダー側に伸びている部分も含めて、異常がないか慎重にチェックしよう。前側のカバーやフロントグリル、ラジエター本体、ヘッドライトなど関連部品のほか、バンパーやフェンダーなど周辺の状態にも注意しよう。

  • 9.ボンネットの裏も見る

    日産 ノート(ボンネット)

  • 9.ボンネットの裏も見る

     外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェックしよう。特に先端部付近の状態に注意。外して修理、あるいは交換することもあるので、取り付けネジもチェック。ヒンジや車体側のヒンジ固定部の状態も見てみよう。
     ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷も考えられるが、車体部を修理/交換している可能性が高いので、周辺を慎重に調べる必要がある。

10.縁と奥も覗いてチェック

 フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないか、フェンダーに歪みがないかチェック。
 内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかもチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。フロントフェンダーは、内側に設置している泥よけカバーの状態にも注意。同様に、バンパー側も見ておこう。

  • 日産 ノート(ホイールアーチ1)

  • 日産 ノート(ホイールアーチ2)

11.側面のチェックポイント

 ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。

  • 日産 ノート(ドアヒンジ部1)

  • 日産 ノート(ドアヒンジ部2)

12.下側にチェックポイント

 車体側面は、サイドシル(車体前後方向に通っている梁)に損傷や修理/交換の形跡などがないかチェック。床下側も覗いて、損傷や腐食、修理跡などがないか必ず確認。特に、下に突き出ている部分に修理/交換の形跡がないか慎重にチェックしよう。
 ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も調べよう。特に、鉄板の接合部に修理跡(交換の疑い)がないか注意しよう。

  • 日産 ノート(サイドシル)

  • 日産 ノート(ステップ部)

13.リアフェンダーのチェック

 リアドアを開けて、開口部を調べよう。後席への乗り降りなどで付けることがある、擦り傷、引っ掻き傷、打ち傷などがないか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかも確認しよう。
 開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、ダメージの程度と範囲を確かめる。
 車体右側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の艶や色調にも注意。

  • 日産 ノート(リアフェンダー)

  • 日産 ノート(フューエルリッド)

14.テールゲートのチェック

 解錠・施錠の具合をまずチェック。開閉して、上げ下げの動きがスムーズかどうかチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
 閉める時にカチッと収まらないなど、閉まり具合がよくない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。ずれているだけなら調整すれば直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。
 テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないかもチェック。ヒンジおよびヒンジ取り付け部周辺に歪みや修整/修理の形跡などがないかもチェックしよう。

  • 15.開口部を慎重にチェック

    日産 ノート(開口部)

  • 15.開口部を慎重にチェック

     開口部には鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して、修理/交換の形跡などがないかチェック。コンビネーションランプやバンパーなどの状態にも注意しよう。
     後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及することがあるので、フェンダーやピラーのほか、ルーフやキャビン(室内)も含めて慎重にチェックしよう。修理/交換跡があれば、ダメージが及んだ部分がないか広範囲に探る必要がある。

16.タイヤとホイールのチェック

 タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかもチェック。
 接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適正なエア圧などでも起きるが、車体に問題があることも考えられる注意サインだ。
 スチールホイールは、ホイールカバーに傷や破損などがないかチェック。ホイールのリム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりなどがないかも確認。アルミホイールの場合は、損傷やリムの曲がりがないかチェックするが、変形や割れなどにも注意する。

  • 日産 ノート(タイヤとホイール1)

  • 日産 ノート(タイヤとホイール2)

17.床下を覗いて確認

 フレームやメンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンションなど部品類。ブラケットなど金具類も、傷や曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。外観をきれいに直しても、見えない床下は修理しないことがあるので、ダメージ痕を見つけることもある。前後バンパーの裏奥や、左右サイドシル側からも、できるだけ奥まで覗いて慎重にチェックしたい。
 油汚れ(オイルやグリスなどの漏れの兆候)やゴム部品の劣化、樹脂部品の割れなどにも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめよう。

  • 日産 ノート(床下1)

  • 日産 ノート(床下2)

  • 18.装備機器類の機能を確認

    日産 ノート(装備機器類)

  • 18.装備機器類の機能を確認

     ヘッドライト、ウインカー、テール/ブレーキ/バックランプなど保安装置の作動、パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など、基本的な部分の状態をすべてチェック。エアコンは、冷房・暖房とも効き具合を確認。インテリジェントキーまたはリモコンキーによる各部作動状態も忘れずにチェックしよう。
     参考車両のように、オプションのカーナビなどを付けている車両もある。パッケージ装備や特別仕様車などでも装備内容は違っている。年式や仕様グレードによって異なる標準装備やオプションの追加など、車両の装備は走行機構のチェック販売店で事前に確かめておこう。

  • 19.エンジンをかけてみる

    日産 ノート(始動)

  • 19.エンジンをかけてみる

     エンジンをかけて、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。
     始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。
     始動時には表示/警告灯類の点灯などにも注意するが、異常を判断するのは難しい部分もあるので、エンジンの調子は販売店に聞いて確認しよう。

20.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、後席やラゲッジスペースも慎重にチェックしよう。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは、内部もチェック。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意しよう。リアシートのアレンジや2段トランクなどの機能も確認しておきたい。シートは膨らんでいるサポート部が傷みやすいなど、使い方によるダメージも考えながらチェックしよう。

  • 日産 ノート(ラゲッジスペース)

  • 日産 ノート(後席)

  • 日産 ノート(シート)

  • 21.走行機構のチェック

    日産 ノート(セレクトレバー)

  • 21.走行機構のチェック

     オートマチックは、セレクトレバーを切り替えながら、緩みや引っかかりなどがないか、操作具合をチェック。できれば試走して、走行時のオートマチック動作を確認したい。とはいっても、明確な不具合症状が出ていないと異常を判断するのは難しい。
     車両の購入時には、エンジンをはじめ、トランスミッション、駆動系、サスペンションなど、走行に関わる部分は販売店でしっかり点検、整備してもらうほうがいい。

■車両の情報をチェック

  • 日産 ノート(書類)

  •  備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初年度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●2005年1月に新発売した、立体駐車場にも入る背高スタイルのコンパクトカー。2段トランクなど使い勝手に工夫を凝らしているのもの一部装備変更。2006年12月の一部改良で環境性能特徴としている。2005年12月に一部改良し、内外装を向上し、グレード名および装備設定を変更。全車オーディオレスとなった。2008年1月にマイナーチェンジ。フロントまわりのデザインを一新し、内装の質感や使い勝手の向上。装備変更とあわせてグレード設定を変更。2WD/CVT車は新燃費・排気試験JC08モードに対応。2008年10月には1.6L/MT車「16X/16RZ」を追加発売した。

●2009年4月に一部改良。2WD/CVT車は燃費を向上。「15RX」にカーテンエアバッグを標準装備している。エンジンは、1.5L(1498cc)と1.6L(1597cc)の2種。2WD(FF前輪駆動)はCVT(無段変速機)、4WD(電動式)は4速ATを組み合わせている。4WDにはグレード名に「FOUR」が付く。1.6Lは、2WD/5速MTだけの設定となっている。
仕様グレードの「15X/15XFOUR」は、ハロゲンヘッドランプ、電動格納式ドアミラー、プライバシーガラス、ウレタンステアリングホイール、ブラック2連メーター、マニュアルエアコン、6:4分割可倒式リアシート、インテリジェントキー、エンジンイモビライザー、フルホイールカバー14インチスチールホイールなどを標準装備しているスタンダードタイプ。
「Fパッケージ」は、グリーンガラス、ブラックドアハンドル、電動ドアミラー、リモコンエントリーシステム、ベンチタイプ可倒式リアシートなどが標準装備で、運転席シートリフターや助手席シートバックポケット、イモビライザーなどを省略している廉価タイプ。
「15G/15GFOUR」は、オートライト、プラズマクラスター機能付オートエアコン、助手席/リアセンターアームレスト、撥水加工シート、運転席シートバック格納式テーブルなどをも標準装備している上級タイプ。
「15RS/15RX」は、バイキセノンヘッドランプ、オートライト、ホワイト2連メーター、ブラックインテリアなどを装備。「15RX」には、ディンプル付レッドステッチ付本革巻ステアリングホイールやプラズマクラスター機能付オートエアコンも標準装備。
「16X」は、基本装備は15Xと同等で、ベンチタイプ可倒式リアシート、リアセンターコンソールを装備。「16RZ」は、15RSの装備にセンターコンソールが加わる。
15RS/15RX/16RZは、ルーフスポイラーを装備。15RX/16RZは、ユーロサスペンションと光輝仕様15インチアルミホイールを装着している。
4WD車は、2WD-4WD切替えスイッチ、ヒーター付ドアミラー、リアヒーターダクトを標準装備している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2009.04)

グレード型式シフト駆動
1.5(1498cc)
15XDBA-E11CVTFF
FパッケージDBA-E11CVTFF
15X FOURDBA-NE114AT4WD
FパッケージDBA-NE114AT4WD
15GDBA-E11CVTFF
15G FOURDBA-NE114AT4WD
15RSDBA-E11CVTFF
15RXDBA-E11CVTFF

1.6X(1597cc)
16XCBA-ZE115MTFF
16RZCBA-ZE115MTFF
●その後、2010年12月に改良。ECOモード機能を2WD/CVT車全車に標準設定。あわせて装備設定およびグレード体系を変更している。

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グーネットマガジン編集部

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