中古車購入チェックポイント
更新日:2018.10.24 / 掲載日:2011.02.18

レクサス IS(2010年~)中古車購入チェックポイント

  • レクサス IS(2010年~)中古車購入チェックポイント

    レクサス IS

    IS350
    参考車両 : バージョンL
    初年度登録2010年8月 (2010年8月)

  • レクサス IS

■全体のチェックポイント

「IS」は、運転を愉しむ高級スポーツセダン。現車をチェックする時には、内外装はもちろんだが、走りのコンディションもしっかりチェックしよう。できれば試乗して、運転操作系の具合と同時に、関連機構の作動状態と車両の挙動をチェックしたい。疑問があれば、販売店に聞いてみる。納車点検整備の内容や販売店保証の有無なども確かめよう。参考車両は、2010 年8月にマイナーチェンジした時期のモデルだが、年式によって一部装備が異なるほか、バージョンやオプションを追加している場合もある。装備の詳細も、販売店に聞いて確認するといい。

  • 1.全体の雰囲気から探る

    レクサス IS(正面)

  • 1.全体の雰囲気から探る

     まず始めに、車両の様子を見てみよう。車体の全体が見える、やや遠目から、外装の立て付けや塗装の状態などをチェック。違和感や不自然に見える部分などがあれば、近寄って詳しく調べよう。
     前面は、バンパー/ ボンネット/ ヘッドライト/フェンダーなどのバランスをチェック。左右対称になっていることも確認。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換)は、その側の車体部を修理している可能性もある。ナンバープレートの変形や修整跡なども、車体部の修理を疑ってみる。細部では、バンパーの角や下側の損傷、ボンネットやウインドウガラスの飛び石傷などにも注意。

  • 2.後面のチェックポイント

    レクサス IS(後面)

  • 2.後面のチェックポイント

     前部と同様に、バンパー/トランクリッド/ コンビネーションランプ/ フェンダーなどのバランスをチェック。マフラーエンドとバンパーとの隙間にも注意。
     後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が車体後部の修理/交換を推測するヒント。トランクリッドの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所は、その部分の車体部を修理/ 交換していると考えられる。

  • 3.整備状態を確かめる

    レクサス IS(整備状態を確かめる)

  • 3.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンルーム内をチェックしたいが、防音カバーで覆われているので細部までは見えない。とりあえずは、隙間から覗ける範囲くらいは見ておこう。
     オイルや消耗部品を交換した時期なども含めて、詳しい整備状況については、販売店に聞いてみよう。納車時の点検整備項目や部品交換なども確認すること。

4.内側の鉄板を調べる

 基本チェックでは、左右フェンダー側や室内側にあるパネルなど、エンジンルーム内の鉄板部に歪みや修理/ 交換跡などがないか調べるが、樹脂カバーで覆われている。車体の骨格となる部分を修理/ 交換している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、たとえ軽度な損傷だとしても、修理/ 交換歴がないか販売店に聞いて確かめよう。

  • 5.ボンネットのチェック

    レクサス IS(ボンネットのチェック)

  • 5.ボンネットのチェック

     外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかも確認。外と内のパネルを貼り合わせている接合部のシーラーの状態に注意。
     ヒンジ部のネジをチェックしたいが、ここもカバーで覆われている。ヒンジおよび車体側のヒンジ取り付け部の状態をチェックしよう。
     ボンネットを交換していれば、ボンネット単独の修理も考えられるが、車体部の修理/交換にも注意する必要がある。

  • 6.前部の注意ポイント

    レクサス IS(前部の注意ポイント)

  • 6.前部の注意ポイント

     エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターサポートは、車体前部に大きな衝撃を受けると、影響が及びやすく、修理/ 交換する確率が高いしかし、上部にカバーを設置しているので詳しく調べるわけにはいかない。新しいカバーに交換していないかに注意。ヘッドライトやフロントグリル、バンパー、フェンダーなど、関連部の状態にも注意しよう。

  • 7.取り付け状態を確認

    レクサス IS(取り付け状態を確認)

  • 7.取り付け状態を確認

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆や修理跡などがないかもチェック。固定ネジを回した形跡がないかも調べたいが、カバーで覆われている。カバーを外した形跡やずれに注意。新品のカバーが付いている場合も、フェンダーの修理を疑ってみる。フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、外傷などを修理しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。

  • 8.角度を変えると見える

    レクサス IS(角度を変えると見える)

  • 8.角度を変えると見える

     車体まわりは、見る角度を変えながらチェックしよう。プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。表面を斜めから透かして見ると、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装の艶が違う部分や肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

  • 9.隙間の幅と色調を比べる

    レクサス IS(隙間の幅と色調を比べる)

  • 9.隙間の幅と色調を比べる

     立て付けを見る時は、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを負ってずれているか、あるいは修理/ 交換している可能性がある。
     隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。

  • 10.縁と奥も覗いてチェック

    レクサス IS(縁と奥も覗いてチェック)

  • 10.縁と奥も覗いてチェック

     フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹みなどがないか。フェンダーのパネルに歪みなどがないかチェック。さらに、鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡などがないかもチェック。フロントフェンダーは、内側に設置している樹脂カバーの取り付け状態にも注意。同様に、バンパー側の状態も見てみよう。

11.側面のチェックポイント

 ドアに大きな損傷を負うと、外して修理、あるいは交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジを回していないかチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(ドア下にある梁)など、周辺も調べて判断する必要がある。

  • レクサス IS(側面1)

  • レクサス IS(側面2)

12.下側に注意ポイント

 車体側面は、下部に設置しているサイドシルプロテクターに損傷などがないか、床下側も覗いてチェック。取り付け状態も確認。修理/ 交換の形跡などがないかも注意しよう。
 重要なのは、サイドシルプロテクターで覆われているサイドシル(車体の前後方向に通っている梁)だ。鉄板部に損傷や修理跡などがないか確認。ドアを開けて、ステップ部の状態も調べよう。

  • レクサス IS(下側1)

  • レクサス IS(下側2)

13.リアフェンダーのチェック

 リアドアの開口部を調べよう。乗り降りなどで傷付けることも少なくない。引っ掻き傷や打ち傷、簡易補修後などがないかチェック。
 開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理している。周辺を詳しく調べよう。ステップ側に修理/ 交換跡がないかも注意。
 車体左側は、フューエルリッドを開けてみる。給油口周辺はカバーで覆われているが、マスキング跡や修理跡などがないかチェックしよう。

  • レクサス IS(リアフェンダーのチェック1)

  • レクサス IS(リアフェンダーのチェック2)

14.トランクリッドのチェック

 解錠/ 施錠の具合をまずチェック。トランクリッドスイッチやリモコンキーなどの操作具合も確認。
 開閉して、トランクリッドの動きをチェック。上げた状態でしっかり止まっていることも確認。イージークローザーの動作も確かめよう。
 閉まり具合がよくない場合は、トランクリッドのずれ、あるいは車体の歪みも考えられる。ずれているだけなら調整で直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。

  • 15.開口部を慎重にチェック

    レクサス IS(開口部を慎重にチェック)

  • 15.開口部を慎重にチェック

     トランクリッドも、ボンネットと同様に、裏面側に修理跡などがないかチェック。交換している形跡がないか、取り付け状態も調べたいが、ヒンジ部にもカバーがあるので確認は難しい。立て付けやカバーの状態に注意しよう。
     開口部にある鉄板の接合部も要チェックポイントだが、ここもカバーを設置しているので、カバーやウェザーストリップ(開口部の縁にある隙間をふさぐゴム部品)の取り付け状態をチェック。フェンダー後部の角付近に修理跡などがないかに注意。コンビネーションランプやバンパーの状態にも注意しよう。

  • 16.床の中も慎重にチェック

    レクサス IS(床の中も慎重にチェック)

  • 16.床の中も慎重にチェック

     トランクルームのラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺を調べよう。応急用タイヤを収納しているはずだが、できれば取り出して、鉄板部にしわや歪み、修理跡などがないかチェック。バンパー側も覗いてみること。
     塗装跡があれば、傷や錆などを補修しているのか、修理/ 交換などで塗装したのか見極める。水溜まりや水溜まり跡があれば、水が浸入した原因を確かめる必要がある。

  • 17.タイヤとホイールのチェック

    レクサス IS(タイヤとホイールのチェック)

  • 17.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、スリップサイン(使用摩耗限界)を目安に、残り溝の深さを点検。傷、異物の刺さりや噛み込み、ひび割れなどがないかもチェック。同時に、摩耗状態も調べよう。接地面の外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているか、あるいは車体が歪んでいるのか、異常摩耗の原因を確かめる必要がある。
     ホイールは、傷や破損などがないか調べるが、リム部(タイヤと接している縁の部分)に曲がりなどがないかも慎重にチェックしよう。アルミホイールは、過度な衝撃による変形や割れなどにも注意。

  • 18.床下を覗いて確認

    レクサス IS(床下)

  • 18.床下を覗いて確認

     アンダーカバーやフロアカバーを設置している部分もあるので細部までは見えないが、鉄板部に歪みや修理跡などがないかチェック。マフラーやサスペンション、ブラケット(ステー)など、部品類や金具類に損傷や曲がり、歪み、交換の形跡などがないかもチェック。
     水漏れ、油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)、ゴム部品の劣化(ひび割れ)などにも注意。錆が発生していれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、範囲と腐食の進行状態に注意しよう。

  • 19.エンジンをかけてみる

    レクサス IS(エンジンをかけてみる)

  • 19.エンジンをかけてみる

     エンジンをかけて、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。始動時には、スマートエントリー&スタートシステムの機能とエンジンスイッチの操作具合も確認。各種表示/ 警告灯の点灯などにも注意。
     始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えている。異常を感じたり、疑問があれば、販売店に聞いてみよう。

  • 20.トランスミッションのチェック

    レクサス IS(トランスミッションのチェック)

  • 20.トランスミッションのチェック

     エンジンをかけてブレーキを踏んだまま、セレクトレバーを各ポジションに切り替えて、緩みや引っかかりなどがないか、操作具合をチェック。できれば試走して、オートマチックの動作もチェック。スポーツモード、マニュアルシフト、パドルシフトも、走行時の状態を確認したい。

     エンジンやトランスミッションのほか、ステアリングやブレーキなども電子制御が介在している。走行に関わる部分は、それぞれ個別の状態と共に、連携する制御系統の状態も含めて、販売店で総合的に点検・確認してもらうようにしよう。

21.装備機器類の機能を確認

 ヘッドライト、ウインカー、テール/ ブレーキ/バックランプなど、保安機器類の作動状態をまず確認。エアコンやオーディオなど、電装機器や電動機構などは、スイッチを入れるだけでなく、調整操作して機能を確かめる。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯、キーレスエントリーシステムなども、忘れずにチェックしよう。
 参考車両は、メーカーオプションのセーフティシステムやレーダークルーズコントロール、本木目+本革ステアリング& 本木目シフトノブ、マークレビンソンサウンドシステムなどが付いている。仕様グレードによる装備の違いや追加装備の有無などは、販売店で確かめよう。

  • レクサス IS(装備機器類の機能を確認1)

  • レクサス IS(装備機器類の機能を確認2)

22.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、助手席や後席もチェック。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットは、内部も確認。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。シートはドア側のサポート部が傷みやすいなど、ユーザーの扱い方を想像しながら細部まで慎重にチェックしよう。

  • レクサス IS(装備機器類の機能を確認1)

  • レクサス IS(装備機器類の機能を確認2)

■車両の情報をチェック

レクサス IS(車両の情報をチェック)

 備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプション装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
 現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。
●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような” 直線状の段差” があれば、何らかの理由で塗装している。
●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。
●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。
●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/ 交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/ 交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。
●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。
●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2 度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。
●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/ 交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/ 交換している可能性がある。
●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/ 交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。
●プレスライン(外板パネルが折れ曲がっている角の線)や、モール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

●レクサスが日本で開業した2005 年8月に、グランドセダン「GS」とスポ-ツク-ペ「SC」を発売。翌9 月にスポーツセダン「IS」が発売された。その後、IS 系モデルとしては、IS をベースにしたプレミアムスポーツモデル「IS F」を2007 年12 月に発売。2009 年5月には、コンバーチブルモデル「IS250C」も発売している。IS は、新発売後にマイナーチェンジや改良などで仕様装備を一部変更しているが、参考車両は2010 年8 月にマイナーチェンジした時のモデル。フロントバンパーとグリル、リアコンビネーションランプ、ホイール(17 インチと18 インチ)などのデザイン変更し、L 字型LEDポジショニングランプを採用。室内はアルミ調の装飾を加えるなどでスポーティ感を高めている。あわせて、新バージョン「F スポーツ」と、特別仕様車「アートワークス」を設定している。

●エンジンは、2.5L(2499cc)「250」と3.5L(3456cc)「350」の2 種。トランスミッションは、パドルシフター付マニュアルモード付6 速AT。駆動方式は、2WD(FR後輪駆動)が基本だが、250 にはAWD(4WD)もある。仕様グレードは、排気量によってIS250 とIS350 の2タイプに分かれており、どちらもグレードとは別にバージョンを設定している。
「IS250」は、パドルシフト付本革ステアリング& 本革シフトノブ、ヌバック調ファブリックシート、左右独立温度調整オートエアコン、HDD ナビゲーションシステム、IS プレミアムサウンドシステム・13 スピーカー、16 インチアルミホイールを標準装備しているベーシックタイプ。

「IS350」は、雨滴感応間欠フロントワイパー、クルーズコントロール、排出ガス関知内外気オート切り替え機能が加わり、17 インチアルミホイールを装備。エンジン出力に合わせて、フロント対向4 ポッドキャリパー&334mm 径スパイラルフィンディスクブレーキ、リア310mm 径ベンチレーテッドディスクブレーキを組み込むなど、ブレーキ性能も高めている。

「バージョンT」は、クルーズコントロール、アルミ製スポーツペダル、18 インチアルミホイール、18 インチ用スポーツサスペンション& チューニング、リア310mm径ベンチレーテッドディスクブレーキを装備。「F スポーツ」は、専用のフロントグリル& フロントスポイラー、リアスポイラー、18 インチアルミホイール、本革ステアリングホイール&シフトノブ、ステンレス製ブラックロゴスカッフプレート、ヌバック調ファブリック/本革シート、アルミ製スポーツペダルなどを装備。「バージョンL」は、セミアニリン本革シート、本木目パネル、電動リアサンシェード、フロント照明付ステンレス製スカッフプレート、トランクスルー機能・カップホルダー/ 小物入れ付後席センターアームレスト、17 インチアルミホイールが標準装備となっている。特別仕様車「アートワークス」は、デザイナーとのコラボで、IS250をベースに、内外装を朝(フレッシュブルー)をテーマにカラーコーディネートしている。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2008.10)

2.5(2499cc)

グレード型式シフト駆動
IS250DBA-GSE206AT-MFR
IS250 バージョンTDBA-GSE206AT-MFR
IS250 FスポーツDBA-GSE206AT-MFR
IS250 バージョンLDBA-GSE206AT-MFR
IS250 AWDDBA-GSE256AT-M4WD
IS250 AWD バージョンLDBA-GSE256AT-M4WD

3.5(3456cc)

グレード型式シフト駆動
IS350DBA-GSE216AT-MFR
IS350 バージョンTDBA-GSE216AT-MFR
IS350 FスポーツDBA-GSE216AT-MFR
IS350 バージョンLDBA-GSE216AT-MFR

特別仕様車

グレード型式シフト駆動
IS250 アートワークスDBA-GSE206AT-MFR
DBA-GSE256AT-M4WD

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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