中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.21 / 掲載日:2011.12.02

マツダ デミオ(2011年~)中古車購入チェックポイント

  • マツダ デミオ(2011年~)中古車購入チェックポイント

    マツダ デミオ

    DBA-DEJFS
    参考車両 :13-スカイアクティブ
    初年度登録2011 年11月 (2007年7月)

  • マツダ デミオ

■全体のチェックポイント

2007年7月から発売している3代目デミオは、2011年6月にマイナーチェンジ。この時の目玉が、マツダが「スカイアクティブ テクノロジー」を投入した、仕様グレードの「13-スカイアクティブ」で、専用の装備や車体色も特徴となっている。参考車両はさらに、メーカーセットオプションも加えている。現車を見る時には、まず装備を確認。外装をチェックし、事故歴や修復歴がないか販売店に聞いて確認。内装の状態も細かくチェックする。大切なのは、エンジンやCVT、アイドリングストップ機構などはもちろん、制御システム系統も含めた走行機能が正しく整備されていること。販売店で車両の現状を説明してもらい、整備と保証が付いているかどうかも確認したい。

  • 1.車両の雰囲気から探る

    マツダ デミオ(車両の雰囲気)

  • 1.車両の雰囲気から探る

     まずは車両の周囲をひと巡りして、どこかに違和感や不自然に見える部分などがないかチェック。
     前方からは、バンパー/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなど各部パーツのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下側の損傷などにも注意。バンパーやボンネット、フロントガラスの飛び石傷にも注意しよう。

  • 2.後部のチェックポイント

    マツダ デミオ(後部)

  • 2.後部のチェックポイント

     前面と同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプ/フェンダー/ピラーなどのバランスをチェック。
     トランクリッドの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間が狂っている箇所があれば、その部分の車体部を修理/交換していると考えられるので、詳しく調べてみよう。
     後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が後部車体の修理/交換を推測する手がかりになる。

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

    日産 キューブ ライダー(隙間の幅と色調)

  • 3.隙間の幅と色調を比べる

     外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ピラー(フロントガラス部の柱)ドアなどが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを負ってずれているか、修理/交換してずれた可能性がある。隣り合っているパネルの艶や色艶が違っている場合は、修理や交換で塗装している疑いがある。

  • 4.角度を変えると見える

    マツダ デミオ(角度を変える)

  • 4.角度を変えると見える

     外装は、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。
     パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすれば、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
     しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が違う部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。

5.車体内側の鉄板を調べる

 左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。機器類やカバーなどがあって見づらい部分もあるが、歪みや修理/交換跡などがないか確認しておきたい。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、事故歴や修理歴がないか、販売店に聞いておこう。

  • 6.整備状態を確かめる

    マツダ デミオ(エンジン周辺)

  • 6.整備状態を確かめる

     定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心に、エンジンと周辺をチェック。オイル汚れ(オイル漏れの兆候)などにも注意。せめて日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状況については販売店スタッフに聞いて確認しよう。
     交換したように見える新しい部品が付いていたら、消耗品を交換したか、不具合かあったか、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。

  • 7.ボンネットの裏も見る

    マツダ デミオ(ボンネット裏)

  • 7.ボンネットの裏も見る

     外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェック。外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も調べよう。
     ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換している可能性があると見立てて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。

8.前部の必須チェックポイント

 エンジンルームの最前部にあるラジエターコアサポートは、車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすい。歪みや破損、修理/交換の形跡などがないかチェックするが、樹脂製は交換してしまう確率が高いと考えるほうがいいだろう。カバー類やバンパー、ヘッドライト、フェンダーなど関連部や周辺も含めて慎重にチェックしよう。

  • マツダ デミオ(前部チェックポイント)

  • マツダ デミオ(前部チェックポイント)

  • 9.取り付け状態を確認

    マツダ デミオ(取り付け状態)

  • 9.取り付け状態を確認

     フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆や腐食、修理跡などがないかチェック。固定ネジを回した形跡がないかもチェックしよう。下でフェンダーを支えているブラケット(金具)を修正/修理した形跡がないかも確認。
     フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、外傷などを修理しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。

10.下側に要チェックポイント

 車体側面は、ドアの下側にあるサイドシル(車体の梁)に損傷や腐食、修理/交換の形跡などがないかチェック。特に注意したいのは床下側。下に突き出ている部分に損傷や修理跡がないか必ず確認。仕上げが粗くなっているので判断は難しいかもしれないが、スポット溶接の打ち直し(交換修理の形跡)には要注意。
 ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態も慎重にチェックしよう。

  • マツダ デミオ(下側)

  • マツダ デミオ(下側)

11.縁と奥も覗いてチェック

 フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)に損傷を負うことも多い。傷や凹み、修理跡などがないか、フェンダーに歪みがないかチェック。
 内側に折り込んでいる縁の部分に修理/交換跡がないかチェック。シーラーやスポット溶接に異常がないか注意しよう。フェンダーの奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。同時に、バンパー側の状態も見てみよう。

  • マツダ デミオ(フェンダー)

  • マツダ デミオ(フェンダー)

12.リアフェンダーのチェック

 ドアを開けて、開口部を調べよう。引っ掻き傷や打ち傷、塗装欠けなどがないか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかもチェックしよう。
 開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、ダメージの程度と範囲を確かめる。
 車体左側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。リッド表面の艶や色調がフェンダー部と違っていないかも注意。

  • マツダ デミオ(リアフェンダー)

  • マツダ デミオ(リアフェンダー)

13.側面のチェックポイント

 ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。
 ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換していると断定することはできない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。

  • マツダ デミオ(側面)

  • マツダ デミオ(側面)

  • 14.取り付け部もチェック

    マツダ デミオ(取り付け部)

  • 14.取り付け部もチェック

     テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないかも確認。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺に歪みや修正、修理の形跡などがないかも見てみよう。

  • 15.テールゲートのチェック

    マツダ デミオ(テールゲート)

  • 15.テールゲートのチェック

     解錠・施錠の具合をまずチェック。テールゲートを開閉して、上げ下げの動きがスムーズかどうかチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
     閉める時にカチッとうまく収まらない場合は、トランクリッドがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。ずれているだけなら調整すれば直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。不審に思えたら販売店スタッフに聞いてみよう。

  • 16.開口部を慎重にチェック

    マツダ デミオ(テールゲート開口部)

  • 16.開口部を慎重にチェック

     テールゲートの開口部を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意しながら、修理/交換の形跡などがないかチェック。コンビネーションランプやバンパーなどの状態にも注意。後方から強い衝撃を受けると広範囲に波及することがあるので、フェンダーやルーフ、ピラー、キャビン(室内)なども慎重にチェックしよう。

  • 17.床の中も開けて確認

    マツダ デミオ(ラゲッジフロア)

  • 17.床の中も開けて確認

     ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺を調べよう。歪みや修理/交換跡がないかチェック。底や周辺に貼ってある防振シートを張り替えていないかも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か確認。水溜まり跡にも注意。

  • 18.床下を覗いてチェック

    マツダ デミオ(床下)

  • 18.床下を覗いてチェック

    床下のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンションなど部品類。ブラケット(ステー)など金具類も、傷、曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。「13- スカイアクティブ」は、エンジンやフロア下、フューエルタンクなど各所に設置しているアンダーカバー類に損傷や破損などがないかも注意してチェックしよう。
     油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)や水漏れ、樹脂やゴム部品の破損などにも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめよう。

  • 19.タイヤとホイールのチェック

    マツダ デミオ(タイヤとホイール)

  • 19.タイヤとホイールのチェック

     タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検し、傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかチェック。
     接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適切なエア圧などでも起こるが、車体やサスペンションなどの異常を知る手がかりになる。
     アルミホイールは、傷や歪み、破損などがないかチェック。リム部(タイヤと接している縁の部分)の傷や曲がりにも注意。過度な衝撃で生じることがある変形や割れにも注意したい。

  • 20.装備機器類の機能をチェック

    マツダ デミオ(装備機器類)

  • 20.装備機器類の機能をチェック

     ウインカーやヘッドライト、ブレーキランプなど保安装置類。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など基本的な機能のほか、電波式キーレスエントリーシステムでの各部作動状態も確認。エアコンは、冷房・暖房とも効き具合を確かめる。とりあえずは、わかるところだけでもチェックしておいて、細かい部分に不具合がないかは販売店で点検してもらおう。
     参考車両は、2種のメーカーセットオプションを付けて、ディーラーオプションも追加している。仕様グレードによって異なる装備や追加装備の有無など、車両の装備は現車をチェックする時に事前に販売店で確かめておこう。

  • 21.装備機器類の機能を確認

    マツダ デミオ(不具合の兆候)

  • 21.装備機器類の機能を確認

     エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。できれば自分でエンジンをかけて、始動時には表示/警告灯類の点灯なども見てみたい。
     始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。異常を判断するのは難しい部分もあるので、疑問があれば販売店に聞こう。

22.隅まで細かくチェック

 室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、助手席側や後席周辺、ラゲッジスペースも丹念にチェックしよう。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは、内部も見る。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。シートは盛り上がっているサポート部が傷みやすいなど、使い方や扱い方によるダメージに注意しながらチェックしよう。室内の臭いは、ドアを開けた瞬間に嗅ぎ取るのが目利き技だ。

  • マツダ デミオ(隅まで細かくチェック)

  • マツダ デミオ(シート)

  • 23.走行機能の状態を確認

    マツダ デミオ(セレクトレバー)

  • 23.走行機能の状態を確認

     CVT は、セレクトレバーの操作具合をチェック。できれば試乗して、走行時のオートマチック動作をチェックしたい。とはいっても、異常や不具合を判断するのは難しい。エンジンをはじめ、トランスミッション、駆動系、サスペンション、ブレーキなど、走行に関わる部分は販売店で点検・整備してもらうほうがいい。「13-スカイアクティブ」の購入を決めるなら、マツダ独自のスカイアクティブ-Gエンジンやi-stopのほか、 DSC&TCSなど制御装置も正しく整備した状態で納車してもらうようにしよう。

■車両の情報をチェック

  • マツダ デミオ(車両の情報)

     備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
     現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。

  • マツダ デミオ(車両の情報)

車両チェックの勘どころ

塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。

取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。

溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。

●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。

立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。

■今回の車両のプロフィール

● 2007年7月にフルモデルチェンジして3代目となったデミオ。2011年6月のマイナーチェンジでマツダの共通デザイン “5ポイントグリル”を採用し、アッパーグリルをバンパーと一体にするなど、フロントまわりのデザインを変更。室内も、インテリアカラーを一新し、加飾や素材などを変更。ボディやリアサスペンションなども改良。マツダが推進する走行性能や燃費性能などを向上させる技術「スカイアクティブ テクノロジー」の第1 弾として、新開発の直噴1.3Lガソリンエンジン「スカイアクティブ-G1.3」やデミオ初採用のアイドリングストップ機構「i-stop」を搭載した新グレード「13-スカイアクティブ」を追加した。

● 仕様グレードの「13C」は、1.3L エンジンに5 速MT と4 速AT を設定。2WD(FF 前輪駆動)と電動4WD がある。ハロゲンヘッドランプ、ウレタンステアリング、オーディオリモコンスイッチ(オプション装着時に対応)、一体可倒式リアシート、マニュアルエアコン、オーディオレス・2 スピーカー、キーレスエントリーシステム、14 インチスチールホイール+フルホイールキャップなどが標準装備のスタンダードタイプ。4WD車は4 速AT の設定で、ヒーテッドドアミラー、4WD切替スイッチ、パンク修理キット(2WD 車は応急用タイヤ)を標準装備。
「13C-V」は、1.3L ミラーサイクルエンジンとCVT を組み合わせた低燃費タイプ。フルオートエアコン、6:4分割可倒式リアシートなどを標準装備。
「13- スカイアクティブ」は、スカイアクティブ-G 1.3LエンジンにCVT を組み合わせて、i-stop を採用。横滑り防止機構 DSC &グリップ制御 TCS、ブレーキアシスト、運転操作と省燃費運転をサポートするi-DM、ブルーリング付ハロゲンヘッドランプ、サイドアンダースポイラー、リアルーフスポイラー、専用空力パーツ(アンダーカバーを装着しているのでバンパー下部スカートを付けていない)、専用メーター、マルチインフォメーションディスプレイ、一体可倒式リアシート、14 インチアルミホイールを標準装備。
「15C」は、1.5L エンジンに5 速MT とCVT を設定。装備は13C-V とほぼ同じだが、マニュアルエアコンが標準装備。
「スポルト」は、1.5L エンジンでに5 速AT と7 速マニュアルモード付CVT・ステアリングシフト付を設定。フォグランプ付フロントエアロバンパー、サイドアンダースポイラー、リアルーフスポイラー、チューンドサスペンション、フロント大径ブレーキローター、16 インチアルミホイール、4 灯式ディスチャージヘッドランプなどを装着。本革巻ステアリング、本革巻シフトノブ(MT 車)、ブラックメーター、フルオートエアコン、オーディオレス・6 スピーカーなどを標準装備している。

■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2011.06)

1.3(1348cc)

グレード型式シフト駆動
13CDBA-DE3FS5MTFF
13CDBA-DE3FS4ATFF
13CDBA-DE3AS4ATe-4WD

1.3(1348cc)ミラーサイクル

グレード型式シフト駆動
13C-VDBA-DE3FSCVTFF

1.3(1.298cc)スカイアクティブ-G

グレード型式シフト駆動
13-スカイアクティブDBA-DEJFSCVTFF

1.5(1498cc)

グレード型式シフト駆動
15CDBA-DE5FS5MTFF
15CDBA-DE5FSCVTFF
スポルトDBA-DE5FS5MTFF
スポルトDBA-DE5FSCVT-7MFF

●その後、2012年4月の一部改良で装備設定や仕様グレード体系を一部変更している。

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グーネットマガジン編集部

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