マツダ CX-5(2代目/KF)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成

中古車購入ガイド [2021.07.15 UP]

マツダ CX-5(2代目/KF)の中古車選びで知っておきたい特徴とグレード構成

 「魂動」と呼ばれる新世代デザインとクリーンディーゼルの採用で、SUV人気に拍車をかけたモデルがマツダ CX-5。それ以前にもマツダはSUVをリリースしていたが、2012年2月にデビューしたCX-5の完成度は新しい時代の訪れを感じさせるものだった。2017年2月にはフルモデルチェンジを受け、2代目CX-5が登場し、さらに魅力をアップ。今回は2代目CX-5(KF型)に注目し、改良遍歴やグレード内容を紹介していこう。

マツダ CX-5(2代目/KF)ってどんなクルマ?

  • 2017年2月発売モデルのデータ(XDプロアクティブ)

  • 新車時価格帯(2017年2月)

 2016年12月に発表され、翌年2月に発売された2代目CX-5。「魂動」デザインはさらに進化し、艶やかさと精悍さを融合させた新世代のフォルムをまとっている。フロントグリルは立体形状を組み合わせたデザインとなり、横長のヘッドライトを採用することでスピード感のあるスタイルに。先代モデルから100mmトレッドを拡大し、安定感のある佇まいとなった。インテリアは、左右対称に計器類を配置。ステアリング中央からインパネの加飾、左右空調ルーバーの高さを揃え、ドアトリム加飾を水平基調としたことで、広がり感のある空間を実現している。

 ラゲッジルームは、定員乗車時でもゴルフバック4つ、72型のスーツケースであれば3つ積載可能。リアハッチゲートの開閉は、運転席、リフトゲートスイッチのほか、アドバンストキーでも行うことができる。デビュー当初のパワートレインは、先代と同じく2.0L 直4ガソリン(SKYACTIV-G 2.0)、2.2L 直4ディーゼルターボ(SKYACTIV-D 2.2)、2.5L 直4ガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.5)が設定された。当初はすべて6速ATを組み合わせたが、後に6速MTも選べるようになった。安全面では、レーダークルーズコントロール(MRCC)の追従可能な速度域の加減を、従来の時速30kmから時速0kmへと拡大。アドバンストSCBSは一部の交通標識を認識するなど、先代からアップグレードされている。

先代モデルと比較すると?

 ボディサイズやエンジンラインアップなど、先代モデルの正常進化と言える2代目CX-5。先代モデルとの違いは、コーナーリング中に横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールする「Gベクタリングコントロール」が全車標準装備されたこと。これにより、さらにスムーズな乗り心地を実現する。またパワートレインも改良を受け、振動低減や燃費性能など、さまざまな箇所が進化している。

改良遍歴は?

 2017年8月、安全装備の充実化を伴う改良を受けた。具体的には、認知支援技術の「先進ライト」、「車線逸脱警報システム」を標準装備。これにより、全車が高齢ドライバーに推奨される技術を搭載した「サポカーS・ワイド」に認定された。

 2018年2月の一部改良では、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」に、エッジカットピストン、低抵抗ピストンなどの新技術を採用したほか、2.5L車には気筒休止システムをマツダで初めて採用した。ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」は、急速多段燃焼などの技術を採用することで、燃費や走行性能が向上。そのほか、360°ビューモニターをメーカーオプション設定、車速感応式オートドアロックを全グレードに標準装備し、安全性や利便性も高められている。

 2018年10月にも改良が行われ、2.5L 直4ターボ「SKYACTIV-G 2.5T」搭載グレードが追加されると同時に、ディーゼル搭載車に6速MTが設定された。また、安全装備のアドバンストSCBSに夜間歩行者検知機能を追加。そのほか、17インチアルミホイールをダークシルバーからグレーメタリック塗装への変更、エアコンパネルや操作系のデザインが見直され、質感も高められた。

 2019年12月の改良では、悪路からの脱出をサポートするオフロード・トラクション・アシストをAWD車に採用。また、アクセサリーパッケージ「タフスポーツスタイル」の設定やセンターディスプレイの大型化(7インチ→8インチ)など、主に機能面の改善が図られた。

 2020年12月の改良では、「SKYACTIV-D」搭載車の最高出力が190馬力から200馬力に高められ、高速道路の合流や追い越しなどがスムーズに行えるようになった。また、6速AT車はアクセルレスポンスの向上が図られた。さらにセンターディスプレイの大型化(8インチ→8.8インチまたは10.25インチ)、マツダコネクティッドサービスの導入などが行われた。

マツダ CX-5(2代目/KF)の主要グレード

 グレード構成は、ガソリンエンジン搭載車が「20S」、「25S」、「25T」、ディーゼルが「XD」という構成。グレードによって「プロアクティブ」、「Lパッケージ」のような、装備が充実した仕様も選ぶことができ、そのバリエーションは非常に豊富。また、駆動方式は同じグレードでも2WDと4WDが選べる場合もある。今回は、それぞれの装備内容に触れていこう。

基本的な装備が揃うガソリン車「20S」

 2.0L 直4エンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載する「20S」は、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)など、基本的な安全装備が与えられる。「20S プロアクティブ」は、アダプティブLEDヘッドライト、レーンキープ・アシスト・システム、運転席10ウェイパワーシート、運転席助手席シートヒーターを標準装備。タイヤサイズは、225/65R17が装着される。

ゆとりある走りが楽しめるガソリン車「25S」

 2.5L 直4エンジン「SKYACTIV-G 2.5」を搭載する「25S」は、「20S」よりも豊かなトルクで快適な走りを実現したグレード。装備内容は「20S」とほぼ同じだが、「25S」、「25Sプロアクティブ」に加え、より豪華な装備が与えられた「25S Lパッケージ」が設定される。こちらは、225/55R19サイズのタイヤ、メタルウッド/サテンクロームメッキのインパネ&ドアトリム、10.25インチのセンターディスプレイ(2020年12月以降)、助手席6ウェイパワーシート、リアシートヒーターが標準装備となっている。

クリーンディーゼル搭載の「XD」

 2.2L 直4ディーゼルターボ(SKYACTIV-D 2.2)を搭載する「XD」は、より低燃費かつパワフルな走りを求めるユーザーに適したグレード。装備内容は「20S」や「25S」とほぼ共通で、安全装備も充実する。また、前述の「プロアクティブ」や「Lパッケージ」を両方設定し、幅広いユーザーにオススメできるグレード展開となっている。

最もパワフルなエンジンを備えた「25T」

 2.5L 直4ガソリンターボ(SKYACTIV-G 2.5T)を搭載する「25T」は、最高出力230馬力、最大トルク42.8kgmと、CX-5のなかで最も高い動力性能を誇る。装備内容はほかのグレードとほぼ同じ内容となるが、「プロアクティブ」の設定はなく、「25T」と「25T Lパッケージ」のみとなる。よりパワフルな走りを楽しみたいユーザー向けのグレードと言えよう。

※上の記述は、2021年発売モデルについてまとめたもの。年式によって装備内容が異なる場合があります。

まとめ

 ライバルモデルがハイブリッドカーの展開に力を入れるなか、CX-5は魅力あるクリーンディーゼルを設定することで差別化している。実際ディーゼル車の販売は好調で、中古車も豊富に流通する。しかし、各エンジンで走りのフィーリングが異なるので、購入前にチェックしておくとよいだろう。パワートレインごとに「プロアクティブ」や「Lパッケージ」、さらには特別仕様車などさまざまなモデルが存在し、装備が異なることも覚えておきたい。

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