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更新日:2021.10.21 / 掲載日:2021.10.21

マクラーレンがロードカー10周年記念パレード

グッドウッド・メンバーズ・ミーティング
グッドウッド・メンバーズ・ミーティング

 マクラーレンは現地時間の10月16日・17日、イギリスのグッドウッド・モーター・サーキットで開催された「第78回グッドウッド・メンバーズ・ミーティング」のオープニングにおいて、記念パレードを行った。

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マクラーレンのスーパーカーの数々が登場

グッドウッド・メンバーズ・ミーティング2

 このパレードは、2011年の12Cのデリバリーに始まるマクラーレンのロードカー10周年を記念したもの。先頭は、2011年に製造1台目となった12C。続いて、この10年間に登場したスーパーカーやハイパーカーの数々が、グッドウッド・サーキットを走行した。

 12Cと共に登場したのは、世界初のハイブリッド・ハイパーカーのマクラーレン P1、究極のサーキット専用モデルであるマクラーレン セナ、マクラーレン GT、コンバーチブルの675LT スパイダーと720S スパイダー、そしてアルティメットシリーズ最新作のエルバ。またマクラーレンの新型ハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカー、アルトゥーラも登場した。

 このダイナミックなパレードを中心とするグッドウッドでの10周年記念イベントには、マクラーレンの顧客も参加。また、コースカーやセーフティーカーにもマクラーレンのロードカーが使われた。

ロードカー10周年を迎え、各地で記念イベントが盛況

マクラーレン・カスタマー・レーシング_ピュア・マクラーレンGTシリーズ(ポルティマオ 2021年10月)
マクラーレン・カスタマー・レーシング_ピュア・マクラーレンGTシリーズ(ポルティマオ 2021年10月)

 グッドウッド・メンバーズ・ミーティングでの10周年記念に先立ち、9月にも、イギリスのシルバーストン・サーキットとポルトガルのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで、同様の記念イベントが行われた。

 そこでは、過去10年のラグジュアリー・スーパーカーによる記念パレードに加えて、個人所有の希少なサーキット専用モデルも集結。マクラーレン セナ GTRやマクラーレン P1 GTRに加えて、GT3のレーシングカーからレギュレーションの制約を取り払ったマクラーレン・カスタマー・レーシングの720S GT3Xも登場した。ポルトガルでのイベントでは、ピュア・マクラーレンGTシリーズの3戦も行われ、多くのマクラーレン・オーナーが新たにGTレースに挑戦した。

 11月には、アメリカ・テキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでもピュア・マクラーレン・フェスティバルを開催予定。2021年ピュア・マクラーレンGTシリーズの最後の3戦が行われるほか、さらに多くのマクラーレン・オートモーティブのモデルがアメリカGP開催コースをパレードする予定となっている。

 2021年のマクラーレンのロードカー・ラインアップには、GTのほか、2種類のスーパーカー、マクラーレン アルトゥーラと720S、さらに極限を追求した765LT、そしてエルバがある。

マクラーレンの次なる柱「アルトゥーラ」

マクラーレン アルトゥーラ
マクラーレン アルトゥーラ

 2021年に発表された新型アルトゥーラは、マクラーレン史上初のシリーズ生産ハイブリッド・スーパーカーであり、将来に向けた同社の柱でもある。アルトゥーラはクラストップのパフォーマンスとダイナミクスに加え、排出量ゼロのEV走行能力を兼ね備える。イギリス国内で製造されるまったく新しい超軽量MCLAシャシーと、革命的なイーサネットベースのエレクトリカル・アーキテクチャーによって、先進運転支援テクノロジーや、オーバー・ジ・エアによるソフトウェア・アップデートが可能となり、同時に重量も抑えられた。

 新型のハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)パワートレインは、バンク角120°のツインターボ3.0リッターV6エンジンと、これをアシストする出力95PSのコンパクトなアキシャル・フラックスEモーターで構成。合計最高出力680PS、最大トルク720Nmを伝達する新型8速ギアボックスには、マクラーレン初の電子制御ディファレンシャルを装備。DIN重量はわずか1,498kgのため、0-100km/hわずか3.0秒という加速性能を誇る。

 バッテリーパック搭載による重量増加にもかかわらず、アルトゥーラはノンハイブリッドのライバルより軽量かつパワフル。同時に、マクラーレン史上もっとも燃費効率に優れたモデルで、燃費は50mpg以上、CO2排出量はわずか129g/km*。車内には、楕円の弧を描いて調整される一体型の新クラブスポーツ・シートや、「両手をステアリングに」置いたまま調整できる新たなレイアウトが採用された。(*最終評価と認定待ちの数値)

 このアルトゥーラと、そこから加速を始めたマクラーレンのビジネスプラン「ホライゾン2030」には、マクラーレンが次の10年とその先に待ち受ける電動化の未来においても、ラグジュアリー・スーパーカーを作り続けるという決意が表れている。

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