危険と隣り合わせの難コース！　車載カメラが捉えたモナコGP！

　とんでもない速度感ですね。速いです！

　と思ったらフロント右タイヤをガードレールにヒット！

　接触したタイヤまわりに損傷を受けて、ハンドルが効かなくなったようです。そして、その影響でコントロールを失い、ガードレールの餌食となってしまいました。いかにハンドル操作が上手でも、さすがにコントロールを失ったマシンは乗りこなせませんね。

　クルマを降りて破損した場所を確認していますが、もう後の祭りです。ですが、これはフリー走行中の出来事。彼は決勝では9位でフィニッシュしました！

　さて今度は決勝戦の様子です。まずはマグヌッセンの運転をのぞき見してみましょう。スタート直後は、狭い道にこんなにたくさんのマシンが「前へ前へ」と先を争っていきます。これで接触しないのだから奇跡としか言いようがありません（ときどきスタート直後に事故が起きますけどね）！

　こちらエリクソンのカメラです。なんか前を走るマシンの火花が凄いのですけど……。火花がもろにマシンに当たっています。

　今度はフェエルスタッペンとカルロス・サインツのバトルをお互いのオンボードカメラから。直線では少し感覚が離れますが、ブレーキングで詰める様子がわかります。

　またまたフェルスタッペンです。進入速度を誤り、ブレーキングで絵にかいたようにタイヤロックをさせてしまい、フラットスポットができてしまいましたね。こういうのは電子制御で防げるかと思っていましたが、そうではなかったのが意外ですね。

　止まれない！　ルクレールのブレーキングが甘すぎてか、前のクルマ（ハートレー）に衝突する瞬間です。両者リタイヤとなりましたが、ハートレーとすれば完全にもらい事故ですから怒りをぶつけたくなるでしょうね。

　あれ？　ハンドルさばきをチェックするつもりでしたが、気が付けばトラブルシーンばかり見てしまいましたね！　でも、とても刺激的な映像でしたね。これもレースの醍醐味ですね。