車のエンタメ
更新日:2018.11.14 / 掲載日:2018.05.29

人間とAIどちらが勝つ?イタリアの市街地コースでタイムアタック!

 機械と人間が戦ったらどちらが強いのか?

  かつては人間にまったく歯が立たなかった……と思われがちですが、じつはチェスではじめて人間がコンピューターに負けたのは1967年。想像以上に昔の話です。 そして囲碁では2007年、将棋では2010年にコンピューターが人間(プロ)との公式な戦いにおいてはじめて勝利しました。

  ではクルマの世界はどうなのでしょう? 今回は、その最新の戦いの様子を収めたビデオをお伝えしましょう。


 マシンは550馬力を誇る4WDの電動レーシングカーです。場所は、電気自動車で争う世界最高峰のレース「フォーミュラE」がおこなわれた、ローマ市街地の特設サーキット。果たして勝つのは人間か?それともAI搭載の自動運転か?

 まずタイムアタックに出たのはプロドリフターのライアン・トゥレックさん。トヨタ86にフェラーリのV8エンジンを搭載したドリフトマシンでも有名な彼が、タイムアタックに最適な人物かどうかはともかくとして、プロドリフターだけにマシンのコントロール能力は文句なしでしょう。ただし、電動の4WDでしかもフォーミュラカーではいつものドリフトマシンとはずいぶん勝手が違うと思いますけどね。

 続いて自動運転でタイムアタックです。それにしても、ドライバーがいないのに勝手に走るレーシングマシンの様子は見慣れない光景ですね。まるで懐かしのアメリカンドラマ「ナイトライダー」のようです。しかし、ここではしっかりと計算しつくされた走りを披露してくれるはずです。

 そして気になるタイムは…?基準となる人間のタイムは1分51秒8。対して自動運転は2分18秒4。ということは……

 人間の圧勝でした。ライアンさんも嬉しそう。というか、これだけ差がつくと、彼は自動運転の走りを見ながら「遅いな」と思っていたでしょうけどね。

 ちなみにこの「ROBORACE」とは、人間と自動運転が戦う世界初の自動車レース。エンターテイメントであると同時に、スポーツを通じて技術の革新を加速させていくのが狙いだそうです。自動運転が人間に勝つのも時間の問題だと思いますが、果たしてその日が訪れるのはいつなのでしょうか?

参照元:Roborace(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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