車のエンタメ
更新日:2021.08.27 / 掲載日:2021.08.27
新型「シビック タイプR」限定車の“第1号車”をプレゼント! 米国ホンダ
ホンダ・シビック タイプR リミテッドエディションのシリアルナンバー001が贈呈された瞬間、当選者は興奮の表情に
米国ホンダは現地時間の8月26日、サーグッド・マーシャル・カレッジ基金(TMCF)を支援するファン参加型プロジェクト“Honda Civic Type R Omaze”にて懸賞品となっていた、2021年型「シビック タイプR リミテッドエディション」を当選者に贈呈したセレモニーの動画をYouTubeに公開した。
同プロジェクトは、米国を拠点に慈善団体等の資金調達イベントを運営するOmaze社と共同で実施し、寄付を行った者の中から抽選で1名に、シリアルプレートNo.001付きの2021年型「シビック タイプR リミテッドエディション」が贈呈されるというもので、4万1000人以上にのぼるファンからの応募があり、集まった寄付金は50万ドル以上だった。
プロレーシングドライバーのコルトン・ハータとレーストラックドライブ体験も
コルトン・ハータ(写真左)のアテンドでシビック タイプRと対面した当選者のザンダー・Lさん
今回寄付を行った4万1000人以上に上るシビックファンの中から当選されたザンダー・Lさんは「ホンダの熱烈なファンであり、過去にシビックオーナーであった私にとって、アメリカで最初のシビック タイプR リミテッドエディションを手にすることが叶うのは夢にも思いませんでした。思い切って応募したこと、そして一生に一度のチャンスを得たことに感謝します」と、喜びを語った。
今回の懸賞品には、限定600台の中で最初に生産されたシビック タイプRの贈呈に加えて、ホンダ・インディカーのドライバーであるコルトン・ハータの運転によるレーストラック体験もセットに。
動画では、フェニックスイエローの限定車との対面に喜びを隠せないザンダーさんの表情や、レーストラック体験の模様などが紹介されている。
集まった寄付金は「歴史的黒人大学(HBCU)」の支援へ
同プロジェクトにより集まった50万ドル以上の助成金は、TMCFを通して「歴史的黒人大学(HBCU)」とその学生への支援、そして昨今のコロナ禍を受けた「COVID-19 HBCU緊急基金」に充てられる。
ホンダでは30年以上にわたってHBCUへの支援を行っており、今回のプロジェクトについて社会的責任部門およびインクルージョン&ダイバーシティ部門のYvette Hunsicker氏は「今回のプロジェクトを通して50万ドル以上の助成金に協力してくださった皆様に感謝します。この助成金は、パンデミックの影響で特別な支援を必要とするHBCUや学生たちにとって、良い結果を導くものになるでしょう」とコメントした。