車のエンタメ
更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.04.27
クルマの美しいラインは、精巧なクレイモデルから生まれる
クルマ好きな方なら、「クレイモデル」という言葉を見たり聞いたりしたことがあると思います。簡単に言いますと、粘土でつくる原寸大の模型です。滑らかなライン、プレスラインのエッジ、ボリューム感、サイズ感、臨場感などを直感的に把握することができるため、クルマのデザインを完成させるために必要不可欠のものと言われています。
3Dコンピューターによるバーチャルモデリングも普及し始めているとはいえ、まだまだ「クレイモデルなんて過去のもの」ということにはなっていません。そして「クレイモデラー」という専門職のみなさんがバリバリ活躍しているのですが、その繊細な仕事ぶりには本当に驚かされてしまいます!
フルモデルチェンジを受けたばかりのアウディ「A7 スポーツバック」も、最新技術を採り入れながらクレイモデルを作製して生み出されました。今回ご紹介するのはその様子を収めた映像です。ニューモデル開発における匠の技をどうぞご覧ください!
続いては、BMW「5シリーズ」のクレイモデル作製の様子をかなり詳しく紹介した動画です。ナレーションもBGMも一切なし。ペンを走らせる音、クレイを削る音などがそのまま入っているのがかえってリアルで引き込まれます。
そして、こちらでは、メルセデス・ベンツ「SLS AMG ブラックシリーズ」のクレイモデル完成までを、約1分40秒のタイムラプスで見られます。全体の流れは、動画よりもよくわかりますね。
マツダの公式サイトには、クレイモデラーの仕事を紐解くコンテンツもありました。
マツダ公式ブログ zoom-zoom BLOG(外部リンク)
それにしても、クレイモデラーさんというお仕事、凄いですね。デザイナーさんが描いたスケッチを具現化しているのが、この方たちとは知りませんでした。クレイモデル、知れば知るほど、奥深い世界ですね。