車のエンタメ
更新日:2017.01.16 / 掲載日:2017.01.16
1500馬力、420km/hのブガッティ シロンの熱対策は完璧

エンジンは排気量8.0LのW型16気筒。最大パワーは1500馬力。0-100キロ加速は2.5秒以下。最高速度は420km/h。価格は約3億。そんなブガッティのスーパーマシンの「シロン」は泣く子も黙る「ヴェイロン」の後継車だってことはみなさんご存知でしょう。

今回、そんなシロンが過酷な環境でのテストを施したときの様子が公開されたので紹介しましょう。場所はアメリカのデスバレーと呼ばれる地域周辺。クルマに詳しい人ならその名を聞いたことがあるに違いありません。そこは西半球でもっとも標高が低く、摂氏50度を超えることもあるとてもとても暑い暑い場所。そのため世界中の自動車メーカーが新型車のテストをおこなう、熱対策テストのメッカとも言える場所です。

ちなみに先代にあたる「ヴェイロン」はトップスピード(407km/h)時の燃費は0.8km/Lで、その状態で走ると100Lの燃料タンクは約8分で空になるそうです。もしかしたらシロンは多少よくなっているのかもしれませんが、とはいえ砂漠の中でガス欠にならないように飛ばしすぎは注意しないとですね。砂漠の中でのガス欠は命を失うかもしれませんから。それにしても本当に暑そうですね。後ろから見ていると、シロンのボディがゆがんで見えます。