車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2016.12.28
なにが起こる!? 「Va Va Voom」ボタンからはじまる驚きのストーリー

外国の人って人を喜ばせることが上手だなぁ、と思うことがあります。クルマ関連のコマーシャルを見ていても、「やるなぁ!」と感心する仕かけに出会う機会が多いんです。
英国のルノーが2013年に公開したこの動画も、そんな「巧い!」1本です。
ルノー「クリオ(日本名:ルーテシア)」の試乗に訪れた人への、いわば「ドッキリ」なのですが、明るいんですよねー。

両側に駐車車両がズラッと並ぶ路地を抜け、丁字路の手前で停車。左右から横断歩道を渡ってきたふたりが交差したところで、セールスマンがおもむろに「そこのVa Va Voomボタンを押してください」と促します。

ダンスをしながら、試乗車を囲むんです。試乗してる男性が「なんかわかんないけど、ラッキーかも!?」ってなテンションになったところで、モニターに出ていたゲージがMAXになって……。「これにてアトラクションは終了!」と言わんばかりの素早さで、キャストのみなさん、撤収。

背景のトラックがいなくなると、さっきまで殺風景だった壁にクリオのCMがドーン。「Too Much Va Va Voom?(Va Va Voom、やりすぎた?)」ってキャッチフレーズが、いたずらっ子っぽい感じ。
この動画、試乗者が女性のバージョンもあって、こちらはマッチョな男性陣が登場します。
クリオをはじめて見たときの驚きを思い出してほしい、という気持ちを込めて企画されたものなんですが、誰もおとしめることなくみんながハッピーな気分になれるドッキリは、見ていても純粋に楽しめますよね。