車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2016.11.14
クルマのボディカラーを手軽に変えるラッピングが驚きの仕上がり

ボディカラーって、クルマを選ぶときの大きな要素のひとつですよね。「いまの気分はこの色なんだけど、2年後でも飽きずにいられるかな?」とか「好きな色はこっちだけど、リセールを考えたらこっちのほうがいいよね」とか、あるいは「性能も使い勝手も文句なしなんだけど、気に入る色がない」とか。
でも、手軽に、きれいに、しかもオリジナルの塗装を傷つけることなくボディカラーを変えられるとしたらどうでしょう。「やってみたい!」って思いますか? それとも「そんなうまい話があるわけない」って思いますか?
手軽に、きれいに、オリジナルの塗装を傷つけることなくボディカラーを変えられる方法、あるんです。その方法は「ラッピング」! ラッピングなんてバスとかタクシーの広告用だとばかり思っていたんですが、最近ではオールペンの変わりにラッピングしたり、フロントグリルやガーニッシュなど一部分にだけラップを貼ってデザインとして楽しんだりできるようになったんです。

シルバーのアウディです。これがBeforeで、

こちらがAfter。

さすがにひとりで作業するのは難しいですが、ふたりいれば十分。ラッピングシートをものすごく大まかにカットして、剥離紙をはがしてボディに貼り付けます。

必要に応じてドライヤーで温めながら伸ばし、スクレーパーで密着させて、不必要な部分を切り落とします。

全面に施工すれば、イメージはガラッと変わりますね。

大事なのは、施工面を完璧にきれいにしておくこと。砂粒やホコリが残っていると、仕上がりが美しくないだけでなく塗装を傷つけてしまうこともあるんです。

カラーバリエーションも豊富。マットカラーやカーボン調なんかもありますし、鏡面仕上げのようにできるラッピングもあります。
日本国内では、3Mやリンテックなど数社のフィルムが手に入ります。しかも、はがしたくなったらはがすこともできるんだとか。

もちろん、印刷することも可能。車体広告だけでなくレース用のラッピングとしても人気があります。
動画ではものすごく簡単そうに見えるけど、慣れないと空気が入ったり、よれたり、しわになったり……という失敗もあります。美しく仕上げたければ、工賃をケチらないで専門の業者に依頼するのが無難ですよ。
参照元:Centurion Signs UK Ltd(YouTube)