車のエンタメ
更新日:2018.11.20 / 掲載日:2017.10.13
世界限定999台! 最強マシン「R8」に、アウディ初の後輪駆動モデルが誕生!
アウディの高性能モデルといえば、その特徴は、あらゆる場面で抜群のスタビリティをもたらす4WD「クワトロ」です。それはもうポルシェ911がリヤエンジンなのと同じくらいあたり前のことですよね。 しかしなんと、信じられないことが起きました。トップモデルの「R8」に、クワトロではない後輪駆動モデル「RWS」が登場したのです。今回紹介するのはそのプロモーションビデオですが、クワトロ以上に派手めでホットなパフォーマンスをイメージさせてくれます。
驚くことに、このモデルはなんとアウディの公道用市販車初の後輪駆動車。GT仕様のレーシングマシンで後輪駆動の「R8 LMS」の運転感覚を公道でも味わえるのがコンセプトなのだそうです。ボディはクーペのほかにオープンモデルのスパイダーも用意され、生産台数はそれぞれ999台。駐車枠の「999」にはそんな意味があったわけですね。
ちなみに車両中央部に置くエンジンはV10で540馬力。基本メカニズムを共用するランボルギーニ・ウラカンの後輪駆動よりはリーズナブルです。パワーは40馬力ほど少ないですけどね。
ところで、この動画に登場する彼がやったのは同じ駐車場内で枠を移動しただけ。つまりはどこかに出かけるのではなくこの後輪駆動R8の運転を楽しみたかった、ということなんでしょうね。