車のエンタメ
更新日:2018.11.14 / 掲載日:2016.05.06
エリザベス女王がレンジローバーで祝賀パレード

イギリスのエリザベス女王が4月21日に90歳の誕生日を迎え、ロンドン郊外の居城、ウィンザー城の周辺をオープンカーでパレードした。パレードに使用されたのは、オープントップの「レンジローバー」。しかも女王陛下もエディンバラ公フィリップ殿下も、シートにはお座りにならず立ってらっしゃる!
レンジローバーのオープン仕様としては、コンパクトSUV「イヴォーク」のコンバーチブルが市販されているけれど、パレードに使用されたのはエリザベス女王専用車として特別に制作された「レンジローバー・ステート・レヴュー」。ロングホイールベース仕様のディーゼルハイブリッドモデルをベースに、ボディ後部をオープントップにした車両で、ジャガー・ランドローバーの特別車部門「SVO(Special Vehicle Operations)」が開発し、昨年6月に納入している。パレードのように低速で走行する場合はモーターのみで走行する環境にもやさしい御料車だ。
今回のパレードの動画を見て、レンジローバーってほんとうに格式が高いんだなぁ、と再認識。同時にエリザベス女王の人気の高さ、国民との距離感の近さにも驚かされた。沿道に柵があって警官も並んでいるとはいえ、レンジローバー1台が通れるだけの狭い道を先導車も左右の護衛もなしにパレードできるなんて、すばらしいですね。