オートサロン
更新日:2025.01.10 / 掲載日:2025.01.10
モデリスタ 「エンブリオ(胚)」で示すブランドの“新化”とは? 東京オートサロン2025
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは1月10日より開催中の東京オートサロン2025(幕張メッセ)にて、同社のカスタマイズブランド「モデリスタ」が様々なスタイリングに進化/新化していくカタチを表現したモニュメント「MODELLISTA EMBRYO(モデリスタ エンブリオ)」と、近未来のモデリスタデザインを具現化した「MODELLISTA CONCEPT ZERO(モデリスタ コンセプト・ゼロ)」を公開した。

モデリスタ エンブリオは、これからのブランドが目指すべき近未来のデザインを示唆するもの。「GEOMETRICAL organic(幾何学的×有機的=近未来的な造形)」をデザインコンセプトに、左右非対称の造形で無二の個性を表現。キレのある硬質な線をはじめ、豊かなハリのある面、躍動的で流麗な線、削ぎ落としたような彫刻的な面など、様々な造形表現を融合し、さらに心臓の鼓動のように脈動する間接照明やライン発光などで生命感を表現した。

見る者が思わず手で触れてみたくなり、見る角度によって様々な感情を喚起する造形は、“デザインの力”が持つさまざまな可能性を探求し、ブランドが目指すべき世界観を模索するべく創り上げたという。

名称のエンブリオは「胚(はい)」の意味で、生命の原点であることから、「今後のモデリスタに向けたスタートとなるモデル」「新たなモデリスタに生命が宿る」といった想いを込めたとしている。

モデリスタ コンセプト・ゼロは、トヨタ・bZ4Xをベースとしたスタディモデルとして製作。モデリスタ エンブリオから新化した近未来のモデリスタデザインを具現化しているという。

人に寄り添う温かさを併せ持つクリーンな近未来という世界観をカタチにすべく、直線的で硬質な幾何学的形状や、有機的な面や線のコントラストなど多様な表現を使用。ブランドが目指す近未来を先進的な上質、洗練を示した。

ディテールの造形においては、空気の流れまでデザインし乗り心地における上質・洗練の向上を目指すという機能に挑戦。インテリアも、発光手法の組み合わせによって、室内空間の上質・洗練の向上にトライしているという。
モデリスタ 東京オートサロン2025特設サイト:
https://www.modellista.co.jp/event/as2025/
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